PolkaFanatsy(ポルカファンタジー)はNFTジェネシス・オークション(プレセール)にて、総売上4億7226万円相当を記録したことが分かった。なお、最高レアのレジェンダリNFT($XP ジェネシスNFT)は1170万円相当で落札された。
ポルカファンタジーとはアニメや漫画、ゲームなどの日本の二次元文化に特化したNFTマーケットプレイス兼ブロックチェーンゲームだ。ポルカファンタジーは2021年10月に正式リリースすることがすでに発表されている。
今回のジェネシスセールは、2021年8月23日~8月30日の1週間にわたって開催された。セールでは、米ドルに価値をペッグしたステーブルコインであるUSDTが使用された。
ポルカファンタジーには「XPトークン」というネイティブトークンがある。今回のプレセールではゲーム内の収益性を強化できるキャラクター・アイテムの限定販売という位置付けで、XPトークンが付与されたという。
さらに、レジェンダリランクのNFTを落札した人には「墓NFT」がプレゼントされる。墓NFTは勇気ある勇者たちの遺志を弔うためのもので、保有していると「チャレンジを恐れない偉大な勇者」として認定される。つまりゲームを優位に進められるアイテムだということだ。このNFTは今回限りのリリースであり、二度と販売されることはない一点ものだという。
最近ではブロックチェーンゲームの人気が世界的に高まっている。フィリピンなどのアジア諸国ではNFTゲームの「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」で生計を立てる人もいるほどだ。
Axie Infinity内のガバナンストークンであるAXSやSLPが高騰するなど、NFT関連銘柄にも注目が集まっている。Axie Infinity以外にも、メタバース(仮想空間)上に展開されるブロックチェーンゲーム「The Sandbox」も人気だ。同ゲームのユーティリティートークンであるSANDも高騰している。
ブロックチェーンゲームではゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターなどにNFT技術を活用することで、マーケットプレイスで販売したり別のゲームで利用したりすることができる。そのため、収益性が見込めるのが魅力の一つだ。
世界的なパンデミックの影響もあり、ゲームの需要は高まっている。ブロックチェーンゲームはゲームしながら稼げることが特徴でもあるため、今後も普及していくと考えられる。
10月にリリースされるポルカファンタジーにも要注目だ__
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