2021年12月17日、 NFTやDeFi(分散型金融)サービスを展開するDappRadar(ダップレーダー)が、世界的な人気を誇るメタバースの「Decentraland(ディセントラランド)」と「The Sandbox (ザ・サンドボックス)」よりも低コストで始められる注目の銘柄を発表した。
メタバース投資に興味を持つ方の中には、初期費用の高さが障壁となって取り組めずにいる人が多く見受けられる。
しかし、ブロックチェーンをベースにしたメタバース関連のサービスはThe sandboxやDecentraland以外にも数多く展開されており、良心的な価格でスタートすることも可能だ。
本記事では、DappRadarが注目しているメタバースを詳しく解説していく。この記事で紹介する銘柄は、どれも少額で購入可能なため、これからメタバース投資を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
少額で投資可能なメタバース銘柄5選
ここでは、注目を集めるメタバースを5選で紹介する。それぞれのサービスの特徴を確認していこう。
Genesis World(ジェネシス・ワールド)
Genesis World(ジェネシス・ワールド)は、ブロックチェーン事業を展開するGAME Credits(ゲーム・クレジット)社が運営するメタバースだ。
メタバースに実在する全てのものはコミュニティメンバーによって形成されたもので、Genesis Worldのエコシステムもコミュニティメンバーによって構築されている。
Genesis Worldでは、2つのトークンが利用されている。Ethereum(ETH:イーサリアム)の標準規格「ERC-20」に基づいたGENESISトークンと、「ERC-1155」をベースにしたMining Claims(マイニング・クレーム)だ。
GENESISトークンはゲーム全体のエコノミーを支えるためのトークンで、ゲームアイテムを購入する際などに使われる。一方、Mining Claimsはユーザー個人の所有する空間で使用される。
TCG World(ティーシージー・ワールド)
TCG World(ティーシージー・ワールド)とは、 800k㎡の空間面積を誇る最大級のメタバース、およびNFTプラットフォームだ。同メタバースではNFTアイテムを獲得したり、不動産へ投資したりすることで、TCGCoin(ティーシージーコイン)を稼ぐことができる。
さらに、ユーザーはマーケットプレイスでトレーディングカードを売却したり、交換したりすることで、収入を得ることも可能だ。
マーケットプレイスでの取引はBinance Smart Chain(バイナンス・スマート・チェーン)の標準規格である「BEP-721」に基づいている。
メタバース上で稼いだ仮想通貨は、他のトークンに換金することもできる。
Substrata(サブストレート)
Substrata(サブストレート)は、ソフトウェア企業のGlare Technologies(グレア・テクノロジーズ)社によって開発されたサイバースペース、およびメタバースだ。
プレイヤーが所有するアイテムはEthereumのNFTとして作成されるものの、他のメタバースとは異なり、NFTをベースにして構築されていない。
メタバースでは、ユーザー同士でチャットやゲームをプレーして楽しめる。ユーザー個人が所有できるスペースもあり、好きなようにカスタマイズできる。NFTアイテムは、外部のマーケットプレイス等で取引することが可能だ。
なお、Substrataを始めるには、ソフトウェアをパソコンにインストールする必要がある。
Matrix World(マトリックス・ワールド)
Matrix World(マトリックス・ワールド)は、ユーザーが3Dの実体験型アプリケーションやサービスを構築できるオープンワールドだ。現在はEthereumとFlow(フロー)をブロックチェーンに採用しているが、将来的に複数のブロックチェーンに対応していくという。
ユーザーは、ゲーム上でNFTアイテムをカスタマイズできて、プラットフォームにNFTを反映させることも可能だ。
現時点では、メタバース上の土地は全て売り切れている。しかし、興味がある方はOpenSea (オープンシー) とBloctoBay(ブロックトーベイ)などのNFTマーケットプレイスで購入できる可能性があるのでチェックしてみてほしい。
NFT Worlds(NFT・ワールズ)
NFT Worldsは、10,000個の多種多様なバーチャルワールドから構成されたメタバースだ。バーチャルワールドは、Minecraft (マインクラフト)と互換性があり、多くのマルチプレイヤーが利用している。
NFT WorldsはEthereumのブロックチェーンを基盤にしており、バーチャルワールドはOpenSeaで取引することが可能だ。
ユーザーはクエストに挑戦し、チャレンジやコンペティションに勝利することで報酬を得られる。なお、メタバース上では標準規格のERC-20をベースにしたWRLDトークンが利用される。
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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
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まずは少額で始めてみよう
本記事では、DecentralandやThe Sandboxなどの初期費用が高く、メタバースを始められない方に向けて、低コストの注目銘柄を5選で紹介した。
Facebook(フェイスブック)が社名を「Meta(メタ)」に変更したことで、メタバースへの注目度は一気に高まっている。
しかし、DecentralandやThe Sandboxなどの世界的に有名なメタバースは初期費用が高く、なかなか挑戦できないと悩んでいる方も多い。
今回紹介したGenesis WorldやTCG Worldなどのメタバースは、比較的コストが低く、初心者の方でも挑戦しやすいサービスだ。興味のある方は、これらのメタバースを始めてみてはいかがだろうか。
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