2021年10月、大人気ブロックチェーンゲームの「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」が「Metaverse Travel Agency(メタバーストラベルエージェンシー)」と提携を結んだことが分かった。
GM #NFTCommunity. Great news to wake up to! We have now officially partnered with @TheSandboxGame 🎉
— Metaverse Travel Agency (MTA) (@theMTAofficial) September 30, 2021
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メタバーストラベルエージェンシーとは、メタバース(仮想空間)を楽しむための様々なデバイスなどの開発を行う企業だ。
同社との提携により、The Sandboxで使える「メタヘルメット」などがリリースされる。ヘルメットは120以上のカスタム属性から独自のアルゴリズムによって自動生成されて開発されたものだ。ヘルメットの所有者には特別なアクティビティやゲーム、クエストやハブへのアクセス権などの特典が付与されるという。
それぞれのアイテムは、2021年10月7日から0.10101ETH(約49,000円)で出品される。ヘルメットの所有者は、お気に入りのNFTをヘルメット内臓のスクリーンに表示させることができる。さらに「Quantum Machine」と呼ばれるデバイスでは、ユーザーのウォレットと同期させることが可能だ。これによりUXが向上し、使い心地が良くなると考えられる。
The Sandboxとメタバーストラベルエージェンシーは今回のコラボにより、メタバースへの新しい扉を開くことを楽しみに感じているという。
多くのブロックチェーンゲームはメタバース上で展開されるものがほとんどであるため、今回のようなメタバース専門の企業と提携して「メタバースの可能性を広げる」というのは興味深い試みだ。より高性能な機材を使うことで、作品の世界観にも深く入り込めるだろう。
加えてヘルメットの販売方法が「イーサリアムを使ったオークション販売」という点も、NFT業界ならではの印象を持つ。というのも、ゲームで使用するデバイスなどは、公式のショッピンググサイトなどで販売されるケースが多いためだ。
ブロックチェーンゲームがメタバース専門企業と強固なつながりを持つことで、今後ブロックチェーンゲーム業界の可能性がさらに広がるとみられる。The Sandbox以外の他のゲームも、メタバースを活用した新企画などを打ち出してくるかもしれない。今後のブロックチェーンゲームの進歩がさらに楽しみである。
なお、当サイトの他の記事ではThe Sandboxの始め方や稼ぎ方についても詳しく紹介している。Axie Infinity(アクシーインフィニティ)などの他のゲームや、おすすめの銘柄についても紹介しているため、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。
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