2022年4月13日に、国内のNFTマーケットプレイス「LINE NFT」のサービスが提供開始となった。アニメ制作会社やエンターテイメント会社など、NFTが気軽に購入できるとして注目を浴びている。さまざまなNFTマーケットプレイスが登場しているが、「LINE NFT」とは、どのような方が利用すべきサービスなのだろうか。
この記事では、LINE NFTの口コミ・評判から、どのような人が利用すべきサービスなのかを解説していく。NFTマーケットプレイスの利用を検討している方は、この記事を参考にしてみて欲しい。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
LINE NFTとは
LINE NFTとは、LVC株式会社が提供するNFTマーケットプレイスのことをいう。LVC株式会社は、LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開しており、LINE株式会社が株主となっている会社だ。
LINE NFTでは「LINEブロックチェーン」と呼ばれる独自のブロックチェーンが利用されており、LINE PayでNFTが購入できることが魅力となっている。
また、ゲームやアニメ、アーティストなど、エンターテイメント関連の100種類以上のNFTが購入できることも魅力だ。
2022年4月13日よりサービス提供開始となったが、有名IPホルダーのNFTが購入できるとして大きな注目を浴びている。
■LINE NFTの基本概要(2022年8月時点)
サービス名 | LINE NFT |
サービス開始日 | 2022年4月13日 |
運営元 | LVC株式会社 |
決済方法 | LINE Pay または LINK |
取扱商品 | シュート!Goal to the Future ベタックマ メゾンハンダース ラストアイドル プレイバック9 |
LINE NFTが新規参入したNFTマーケットプレイスについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみて欲しい。
関連記事:『【全9種】初心者が知っておくべきNFT銘柄の種類・カテゴリまとめ』
LINE NFTのメリット
LINE NFTの基本概要を説明したが、他のNFTマーケットプレイスと比較すると、以下のようなメリットがある。
- 有名IPホルダーのNFTが購入できる
- LINE PAYで決済できる
- 暗号資産LINKで決済できる
- 取引手数料が発生しない
- NFTの二次販売ができる
- キャンペーンを適用できる
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説していく。
有名IPホルダーのNFTが購入できる
LINE NFTでは、エンターテイメントやスポーツ、ゲーム、アーティスト、アニメ、キャラクター、イベントの7ジャンルで100種類以上に渡るNFTが販売されている。
過去にはよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人や歌手がNFTを販売したことで大きな話題を集めた。また、パラリンピックのチャリティーでは、香取慎吾氏が描いたアートがNFTとして販売された。
LINEは人気ソーシャルメディアとして認知されているため、有名企業や芸能人が参入してきているのだ。そのため、有名IPホルダーのNFTを購入したい方には、LINE NFTの利用がおすすめと言える。
LINE PAYで決済できる
LINE NFTでは、NFTを購入するときにLINE PAY決済ができる。LINE PAYは、以下の方法でチャージできる。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- LINE Pay カード
- Famiポート
- 東急線券売機
- オートチャージ
海外のNFTマーケットプレイスでは、暗号資産による決済が一般的だ。しかし、LINE NFTを利用するときにLINE PAY決済を選べば、暗号資産を購入する必要がなくなる。そのため、初心者でも気軽にNFTを楽しめる。
暗号資産LINKで決済できる
LINE NFTでは、暗号資産LINKによる決済も選択できる。暗号資産取引所「LINE BITMAX」の口座を開設すれば、暗号資産LINKは購入可能だ。また、LINEと提携したサービスを利用すると、特典として配布されることもある。
- LINE Payアプリで100円決済すればLINKリワード100円分
- LINE Pay支払いでLINKリワード100円分
- 動画視聴するだけでLINKリワード付与
このように特典で獲得した暗号資産LINKで決済すれば、お得にNFTが購入できることも魅力となっている。
NFTの二次販売ができる
LINE NFTで購入したNFTは、マーケットプレイス上の「マーケット」で二次販売できる。
例えば、値上がりしそうなNFTを購入しておき、価値が高騰してきた頃に二次販売すれば売却益が得られるのだ。このように、キャピタルゲイン狙いの投資が行えることも魅力となっている。
キャンペーンを適用できる
LINE NFTは定期的にキャンペーンが開催されている。これらのキャンペーンを適用すれば、お得にNFTが購入できる。
例えば、2022年4月13日から2022年5月8日まで「NFTで宝くじキャンペーン」が開催されていた。このキャンペーンは、LINE NFTのアカウント開設者の中から、10,000円分のAmazonギフトが当たるというキャンペーンだった。
このようなキャンペーンが定期的に開催されているため、お得にNFTを購入したい方はチェックしておこう。
取引手数料が発生しない
LINE NFTではNFT取引手数料が発生しない。その理由は、ユーザーに手数料を課さなくても採算が取れる見込みがあるためだ。
LINEは「ゲーム」「スタンプ」「広告」などで売上を伸ばしており、LINEユーザーを増やすだけでも十分な収益の向上が見込める状況にある。
つまり、LINE NFTを展開することでLINEユーザーを増やすことができるのであれば、LINE NFTのサービスでは手数料を取る必要がないというわけだ。このような背景があるため、現状、LINE NFTでは手数料を課していない。
以上より、LINE NFTはお得にNFTを購入したい方におすすめと言える。
LINE NFTのデメリット
LINE NFTにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットがあるため注意しよう。
- 独自NFTを販売できない
- 外部にNFTを持ち出せない
- 有名な仮想通貨で決済できない
ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説する。
自作のNFTを販売できない
LINE NFTでは、自作のNFTを販売できない。海外マーケットプレイスでは、自作アートの販売ができるところも多く、一般人がNFTアートを販売して高額な金額で落札されたことがしばしば話題に上がる。一方、LINE NFTでは自作アートの販売はできず、二次販売のみとなっている。NFTアートの販売を検討している方は、物足りなさを感じてしまうかもしれない。
外部にNFTを持ち出せない
LINE NFTはマーケット上で二次販売ができるが、外部に持ち出せないことが弱点だ。購入したNFTは、「LINE NFT上で保管する」「二次販売する」「友人にプレゼントする」の3択のみとなっている。
LINE NFTで購入したNFTを、海外マーケットに出品することはできない。また、メタバースにNFTを持ち出して飾ることもできない。このようにNFTを外部に持ち出せないこともLINE NFTのデメリットのひとつとなる。
有名な仮想通貨で決済できない
LINE NFTは、LINE PAYまたは暗号資産LINKによる決済の2択となっている。他のマーケットプレイスのように、暗号資産イーサリアムによる決済方法がない。そのため、日頃から仮想通貨決済でNFTを購入している方は物足りなさを感じてしまうだろう。
LINE NFTの良い評判
LINE NFTのメリット・デメリットを紹介したが、サービスを利用した人はどのように感じているのだろうか。次に、LINE NFTの評判を確認していこう。まずは、良い評判から紹介していく。
セトルリン、とても、可愛くて愛着がわきます♡
@Twitter
ずっと気になっていたNFT、LINEで始められるのは敷居も低く、初心者も始めやすいですね🤗
当選できたらツイートさせて下さい🌷
うーいんだよ~
@Twitter
LINE NFTマーケットをやってみたんだけど~
300円で買ったNFTデータが330円で売れたんだ~
年間10%の利益が出たら充分。ってプログラマー時代に投資家さんから聞いたことがあったからうれしいよ~
うーいんはリンゴを増やしたいんだよ~
ITの世界ってどんどん進化してるね~
さらにさらに、国内ではLINEが独自のブロックチェーンやNFTマーケットプレイスを展開
@Twitter
ももくろや香取慎吾さんもLINE上でNFTを販売しており、これからどんどん著名人の参入も予想される!?
前に登録していたLINENFTからアマゾンギフト券10,000円分が届きました🎉
@Twitter
キャンペーンしてることすら知らなかったので、嬉しいサプライズでした😊
LINE NFTの良い口コミ・評判を見ていくと、以下のようなことがわかる。
- NFT初心者でも気軽に購入できる
- NFTの二次販売で利益が得られる
- 芸能人が発行するNFTが購入できる
- LINE NFTのキャンペーンでギフト券がもらえる
LINE NFTの口コミ・評判を見ると、LINE Payで気軽に購入できることや有名IPホルダーのNFTが購入できることが高く評価されている。
LINE NFTの悪い口コミ・評判
次にLINE NFTの悪い評判を確認していこう。
LINE NFT 現時点では期待はずれやな。
@Twitter
自作のNFTアートは販売できないとか。
今後NFTマーケットは流行るのか?
NFTのやり取りは、財布作ったり、お金替えたりと色々面倒だから、LINE NFTやヤフオク!でのやり取りでもっと日常的にNFTが入ってきやすくはなると思う。
@Twitter
が、しかし。
結果のところ、国内でしか使えないトークン(もしくが近辺アジア?)でのやり取りにNFTの本質的な意味はあるのか考える。
すぐに完売かと思ったらそうでもないのか…。まだまだNFTの概念が浸透していない(私も含めて😅)んでしょうね。またLINE BITMAX Walletの登録やLINE Payのチャージなど、壁もあったかな?
@Twitter
今後開拓されていく分野でしょうから、こういったことをきっかけに触れていくことは重要だと思います。
LINE NFTの悪い評判を確認すると、以下のようなことがわかる。
- 自作のNFTアートを販売できない
- 購入したNFTを外部に持ち出せない
- LINE BITMAX Walletの連携が壁になる
LINE NFTの口コミ・評判を見ると、海外のNFTマーケットプレイスのように自作のNFTが販売できないことが低く評価されている。 また、LINE BITMAX Walletの連携ができないと悩む人も多いようだ。
評判から見るLINE NFTを使うべき人
LINE NFTの良い評判と悪い評判を紹介したが、これらを踏まえた上でサービスを利用すべき人は以下の通りだ。
- NFT初心者の方
- 有名IPホルダーのNFTを購入したい方
- コンテンツ売却益を得たい方
それぞれについて詳しく解説していく。
NFT初心者の方
LINE NFTはLINE PAYで決済できて、アカウント登録も簡単だ。そのため、暗号資産の購入に抵抗があったり、英語表示のNFTマーケットプレイスに戸惑いがあったりする人におすすめだ。LINE NFTは、日本語対応のため誰でも簡単に始められる。そのため、NFT初心者の方はLINE NFTの利用を検討してみて欲しい。
有名IPホルダーのNFTを購入したい方
LINE NFTは、有名IPホルダーのNFTを購入したい方におすすめのサービスだ。その理由は、アニメやゲーム制作会社、エンターテイメント関連会社のNFTが発行されているためだ。
アニメでは「シュート!」や「メゾンハンダース」のNFTが発行されている。また、パラリンピックのチャリティーとして香取慎吾さんが描いたアートもNFTで発行されていた。
このように国内の有名IPホルダーが発行するNFTが購入できることがLINE NFTの魅力となっている。IPホルダーのNFTを購入したい方は、ぜひLINE NFTの利用を検討してみて欲しい。
コンテンツ売却益が欲しい方
LINE NFTだと有名IPホルダーのNFTが購入でき、マーケットで転売することができる。NFTを購入し、価値が上がったタイミングで他のユーザーに販売すれば売却益を得ることも可能だ。LINEは1億7,300万人が使用しているSNSのため、国内のNFTマーケットの中でも、多くのユーザーにリーチできるだろう。
LINE NFTの始め方
LINE NFTを始める場合は「アカウントの開設」「LINE Payの登録」「LINE BITMAXの登録」が必要だ。ここでは、それぞれの登録方法を簡単に紹介する。
アカウントの開設方法
- 画面右上の三本線をタップし、ログインをおこなう
- LINE NFT公式アカウントの承認をおこなう
- 画面内容に従い、各利用規約に同意する
- 画面内容に従い、パスワードを設定する
- パスワード設定をする
LINE Payの登録方法
- LINEアプリのウォレットのタブを押す
- 「今すぐLINE Payをはじめる」を押す
- 規約に同意して「新規登録」を押す
- パスワードを設定して完了する
- 本人確認をする
- LINE Payにチャージをする
LINE BITMAXの登録方法
- LINEアプリのウォレットのタブを押す
- LINE BITMAXを押す
- 画面に沿って基本情報を入力する
- 本人確認をする
※LINE BITMAXの登録方法はYouTube動画を参考にするとよい。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
LINE NFTの口コミ・評判を見てサービスを利用しよう
今回は、LINE NFTの良い評判と悪い評判を紹介した。最後にまとめると、評判から見るLINE NFTを利用すべき人の特徴は以下の通りだ。
- NFT初心者の方
- IPホルダーのNFTを購入したい方
- コンテンツの売却益を得たい方
2022年8月現在、国内においてもすでにさまざまなNFTマーケットプレイスが登場している。これからNFT投資を行う方は、評判を見て自身の要望を叶えてくれそうなサービスを探してみてはいかがだろうか。