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失敗しない!MetaMask(メタマスク)でETHをPolygonにブリッジする手順を紹介

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NFT投資をしていると、Polygonを使ったプロジェクトを目にする機会も多い。ただ、NFT取引でよく使用するETHをPolygon上でそのまま利用することはできない。まずは「ブリッジ」という両替のような作業を行う必要がある。

そこで今回は、MetaMaskでETHをPolygonにブリッジする手順を紹介する。ブリッジというと難しそうに思うかもしれないが、本記事通りに行えば問題なく実践できる。

PolygonはNFT業界でも人気度が急上昇しているチェーンである。そのためPolygonのブリッジ方法を理解しておくと、今後よりスムーズにNFT投資を楽しめるだろう。ぜひ本記事を最後までチェックして、ブリッジ方法の理解を深めてほしい。

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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。

目次

Polygon(ポリゴン)とは?

Polygonとはイーサリアムのセカンドレイヤープロジェクトのことである。

ブロックチェーン業界の代表格であるイーサリアムは現在、スケーラビリティの問題(ガス代の高騰やユーザー増加による処理遅延)を抱えている。その解決策として需要が拡大しているのが、Polygonである。

Polygonはメインのチェーン(レイヤー1)とは別のチェーン(レイヤー2)で取引を処理する。そのためブロックチェーン本体のシステムにかかる負荷を排除でき、スケーラビリティの問題を解決することができるのだ。

Polygonは、人気音楽ユニット「Perfume」が振り付けを3Dデータ化したNFTアートを販売した際にも使用されていた。Polygonはそれほど今注目を集めているプロジェクトなのである。なお、Perfumeのニュースについては、こちらから確認できる。興味のある方はぜひチェックしてほしい。

Polygonには独自通貨「MATIC」が存在する。Polygonは2017年の開発スタート時にはMaticという名称であったため、その名残でトークンもMATICと呼ばれている。

ブリッジとは?

仮想通貨におけるブリッジとは2つ以上の異なるブロックチェーン間で、ある仮想通貨を利用できるようにするための作業のことである。

仮想通貨にはそれぞれ使用されているブロックチェーンがあり、チェーンが違うとそのまま利用することができない。そのため、はじめに異なるチェーンでも使用できるようにする必要がある。

たとえば、「日本では日本円」「アメリカではドル」が使用できる。日本からアメリカに行った際に、手持ちの日本円をそのままアメリカで使おうとしても使えない。まずはドルに両替することから始めるだろう。

仮想通貨の世界でも、これと同じことが起きているというだけのことだ。「イーサリアムブロックチェーン上ではETH」「Polygonブロックチェーン上ではPolygonETHかMATIC」が使用できる。チェーンが違う場所で手持ちの資金を使いたい場合はブリッジ(両替)を行う。

ブリッジを行うには、仮想通貨の保有が必須だ。「まだ仮想通貨を保有していない」という方は、まずはCoincheckで口座開設して仮想通貨を購入しよう。Coincheckは国内取引所の中でも取扱通貨が豊富で、取引手数料も良心的である。

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海外の取引所であれば、BYBITがおすすめだ。BYBITは100種類以上の取扱通貨に加え、NFT関連の銘柄も豊富に取り揃えている。日本語や日本円にも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できる。

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【基本】MetaMask(メタマスク)でイーサリアム(ETH)をPolygonにブリッジする方法

では早速、MetaMask上でイーサリアムをPolygonにブリッジする方法を紹介する。

なお、MetaMaskの基本的な使い方はこちらの記事で詳しく紹介している。予め確認してほしい。

① MetaMask(メタマスク)にPolygonネットワークを接続する

まずはMetaMaskにPolygonネットワークを接続しよう。

① MetaMaskを開き、ウォレット上部のネットワーク切り替えタブをクリック

MetaMaskにPolygonネットワークを接続する

② 「ネットワークを追加」をクリック

MetaMaskにPolygonネットワークを接続する

③ 必要な情報を入力

MetaMaskにPolygonネットワークを接続する

入力する内容は、下記をそのままコピペすれば問題ない。

ネットワーク名Matic mainnet
新しいRPC URLhttps://polygon-rpc.com/
チェーンID137
通貨記号MATIC
ブロックエクスプローラーのURLhttps://polygonscan.com/

入力が済んだら、「保存」をクリックする。

ネットワークの追加が正常に行えると、以下のような画面に遷移する。

MetaMaskにPolygonネットワークを接続する

② Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

MetaMaskにPolygonネットワークを接続できたら、いよいよブリッジ作業を行う。ブリッジ作業にはPolygon Web Walletを使用する。Polygon Web Walletはこちらからアクセスできる。

① トップページの「Connect to a Wallet」をクリック

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

② MetaMaskを選択

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

③ 「Polygon Bridge」をクリック

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

④ ブリッジしたい金額を入力し、「Transfer」をクリック

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

この時、通貨がETHになっていることを確認する。

⑤ 確認事項が表示されるので、「Continue」をクリック

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

ここでは以下のような内容が記載されている。

  • 資金をイーサリアムからPolygonに変換すること
  • ブリッジには約7分から8分かかること
  • バリデーターには委託されていないこと

【少しでもガス代を抑えるポイント】

ただ、このままブリッジするとガス代がかさむ可能性もある。イーサリアムのガス代は時間帯によってかなりバラツキがあるため、ブリッジする前にガス代をチェックしてみよう。

時間帯ごとのガス代をチェックする際には、以下のガス代チャートを確認する。

Ethereum Gas Charts

グラフを確認すると、色が白に近い時間帯はガス代が安いことを示している。グラフは日によって変わるため、逐一チェックしてガス代が安い時間帯にブリッジするのがおすすめだ。

⑥ ガス代が表示されるので、「Continue」をクリック

Matic Web Wallet V2でブリッジ作業を行う

これでPolygonへのブリッジが完了する。

ガス代ほぼゼロのブリッジ方法

次に、ガス代がほぼゼロになるブリッジ方法を紹介する。先ほど紹介した方法は基本的な手順だが、時期によってはガス代が数千円から数万円ほどかかることがある。

ここで紹介する方法は基本編よりはやや難易度が上がるものの、ガス代を節約することができる。

ただ、この手順でブリッジするには事前にBinanceで口座開設しておく必要がある。Binanceの口座開設はこちらから行える。加えて、Binanceの口座にビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を保有しておく必要もある。

以上の準備が完了したら、ブリッジ方法を見ていこう。

① BinanceでMATICを購入

Binanceの口座で保有しているビットコインかイーサリアムを使って、MATICを購入しよう。

② 購入したMATICをMetaMaskに送金

購入したMATICを自身のMetaMaskのウォレット宛に送金する。

  • 通貨…MATIC
  • アドレス…MetaMaskのアドレス
  • ネットワーク…Polygon
  • 金額…送金したいMATICの額

Binanceの口座にてこれらの情報を入力し、送金する。

送金したら、MetaMaskを開いてきちんと送金されているか確認しよう。ブリッジ前のため、送金してもMetaMask上では「ETH」で表示される。

③ Apeswapを利用してMATICをWETHにスワップ

Apeswapを利用してMATICをWETHにスワップする。Apeswapへはこちらからアクセスできる。

通貨をFrom「MATIC」→To「WETH」に設定し、ブリッジしたい金額を入力する。ガス代を確認すると、数円程度で収まっているはずだ。そしてSwapボタンをクリックすれば、ブリッジは完了である。

【重要】日本円へ換金するときの注意点

Polygonチェーン上のイーサリアムを日本円に換金する時には、注意すべきポイントがある。それは「PolygonETHを通常のETHにブリッジし直す必要がある」ことだ。

PolygonETHをCoincheckなどの仮想通貨取引所の口座に直接送金すると、ブロックチェーンが異なるため資金が消失してしまう。この現象はGOX(ゴックス)と呼ばれる。

大切な資金を失わないためにも、PolygonETHを日本円に換金する際にはチェーンをイーサリアムに戻すことを忘れないようにしよう。

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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。

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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。

ブリッジ方法をマスターしよう

今回は、MetaMaskでイーサリアムをPolygonにブリッジする方法を紹介した。最近はPolygonチェーンを利用したプロジェクトも増えてきているため、ブリッジ方法を身につけておいて損はない。

Polygonはイーサリアムの持つスケーラビリティの問題を解決する手段として、今後ますます普及していくと考えられる。Polygonの扱いに慣れているとNFT投資の幅が広がるため、ぜひ今回紹介したブリッジ方法をマスターしてほしい。

なお、当サイトではMetaMaskの詳しい利用方法や裏ワザ記事、他のウォレットの使用方法についても多数取り上げている。公式Twitterでは最新記事の掲載情報をツイートしているので、合わせてチェックしてほしい。

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