TOKEN LINKとは、CrossLinkのゲームアイテムやIOSTベースのNFTアイテムを取り扱うNFTマーケットプレイスだ。日本発のサービスであるため、英語が分からなくても問題なくNFTを購入できる。ただし、ウォレットに登録する手順や商品を購入する流れで困惑する人も多いだろう。
そこで、今回の記事ではTOKEN LINKでNFTアイテムを購入する方法を画像付きで解説していく。同マーケットプレイスでアイテムを購入するには、iWalletかTokenPocketに登録する必要がある。記事内ではiWalletとTOKEN LINKを連携させる方法も併せて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
なお、本記事で紹介する購入方法は、当サイトで検証済みだ。説明通りに進めていけば誰でもNFTの購入まで行えるであろう。記事内では、商品を購入する上で知っておきたい決済方法や手数料についても紹介している。予備知識は不要なので、NFT取引初心者の方もぜひトライしてみよう。
<【PR】口座をまだお持ちでない方へ>
NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
TOKEN LINKの特徴
TOKEN LINK(トークン・リンク)は、TheotexGroupHD(テオテックス・グループ・HD)株式会社のグループ会社である株式会社プラチナエッグが2021年2月にリリースしたNFTマーケットプレイスだ。
海外製のNFTマーケットプレイスは多数見受けられるものの、日本語に対応しておらず、使いづらいという声が多く上がっていた。そんな状況を受けて、株式会社プラチナエッグは日本人にとって使いやすい日本発のNFTマーケットプレイスを開発した。
TOKEN LINKは、GPS連動ブロックチェーンゲームの「CrossLink(クロスリンク)」のアイテムや、仮想通貨IOST(Internet of service token:アイオーエスティー)に基づいたアイテムを取り扱っている。上記のアイテム以外にも、クリエイターによる作品の募集も行っており、以下のリンクから応募できる。
今後もユーザーの声を取り入れながら、様々な機能を搭載していく予定だという。ここでNFTを購入するにあたって知っておきたいTOKEN LINKの決済方法や手数料を確認しておこう。
決済方法や手数料に関する注意事項
基本的にTOKEN LINKでは、オークション形式、及び固定価格(オファーを含む)でNFTアイテムが販売されている。現時点で採用されている決済方法は、「IOST」と日本円ステーブルコインの「JPYA(JPY Ascension:JPY アセンション) 」の2つだ。
JPYAとは、IOSTのメインネットと連携している通貨建て資産で、常に「1JPYA = 1円」で取引が行える。
TokenLink上で取引を行う際、プラットフォームの利用手数料がかかる。手数料は以下の通りだ。
通常のアイテム | 3% |
---|---|
クリエイターアイテム | 一次販売時 5% 二次販売時 2.5% |
二次販売とは、クリエイターから直接商品を購入した後、商品が再度市場に出すことを意味する。なお、 二次販売時は運営側の手数料以外にも、クリエイターに10%のロイヤリティが還元されることを覚えておこう。
TOKEN LINKの特徴まとめ
ここまで紹介したTOKEN LINKの特徴をまとめたのが以下の表である。
取扱商品 | アート作品・NFT作品など |
---|---|
入金方法 | 通常の作品:クレジットカード、PayPal、amazon Pay、銀行振り込み(日本国内限定) NFT作品:MetaMask |
対応端末 | PC・スマートフォン |
決済方法 | 通常の作品:日本円 NFT作品;イーサリアム(ETH) |
手数料 | イーサリアムのガス代 |
TOKEN LINKでNFTを購入する前に準備しておくべきもの
NFTをTOKEN LINKで購入するには、以下の3つを用意する必要がある。
- IOSTアカウント
- iWallet(アイウォレット)かTokenPocket(トークンポケット)
- アイテムを購入するための通貨
IOSTアカウントを無料で作成する手段として、「CrossLink」のアプリをインストールするか、ブロックチェーンゲーム「マジックランド」のアカウントを作成する方法が挙げられる。ただし、無料の方法だとアカウントに好きな名前を付けられない。
自由に名前を付けたい方は、 「TOKEN POCKET」をブラウザ上で開き、招待コードを購入しよう。「TokenPocket」のアプリをインストールした後に招待コードを入力すると、アカウント設定画面に移る。
iWalletは入出金を一元管理できるPC向けの電子決済サービスだ。一方、TokenPocketはスマートフォン向けの仮想通貨ウォレットアプリである。iWalletはブラウザにGoogle Chromeを利用する必要があるので注意してほしい。
ウォレットやアカウントの準備が完了したら、TOKEN LINKでNFTを購入するのに十分な金額と手数料分の通貨を用意しよう。IOSTを購入する際は、国内だと暗号通貨取引所Coincheck(コインチェック)を利用できる。ちなみに、IOSTの購入手数料は無料となっている。
TOKEN LINKへの登録の流れ
1. IOSTアカウントを作成する(ここでは、マジックランドを利用する)
画面右上の「新規登録」をクリックしよう。
2. メールアドレスを入力する
3. 届いたメールのリンクにアクセスする
4. アカウントの設定をする
「IOSTのアカウントも作成しますか?」のチェックを忘れずに行おう。
5. 「送信」をクリックする
6. 利用規約に承諾する
7. IOSTのパスワードを設定し、「Import Account」をクリックする
ブラウザ右上部に表示されるiWalletマークをクリックすると、IOSTのパスワード設定画面が表示される。※Google Chromeの拡張機能にiWalletを設定している状態で行おう。以下のリンクから拡張機能を追加できる。
8. 秘密鍵を入力する
マジックランドの「プロフィール」からIOSTアカウントの名前と秘密鍵が確認できる。秘密鍵をコピーして入力しよう。
9. TOKEN LINKのアカウントを確認する
TOKEN LINKを開いて「Account(アカウント)」をクリックすると、マジックランドのプロフィールに表示されているアカウント名と同じアカウント名が表示される。これで登録は完了だ。
TOKEN LINKでのNFT購入手順
1. 購入する商品を選ぶ
商品を検索する方法は、以下の通りだ。
- 通貨から検索する(2021年8月時点ではIOSTのみ対応)
- 状態から検索する
- 検索窓から商品名を検索する
- フィルターを使用する
上記の方法を組み合わせて商品を絞っていくことも可能だ。フィルターでは、人気順や価格の安い順などでアイテムを並べられる。
2. 購入する商品を選ぶ
商品の価格を確認できたら、購入方法を選択する。販売者が指定した値段、もしくはオファー機能を使ってアイテムを購入できる。(オファーするには、メールアドレスの登録が必要。)
3. 商品の確認画面が表示されたら「OK」をクリックする(販売者が指定した値段で購入する場合)
4. 承認画面の「Confirm(確認)」をクリックする
購入した商品がマイページに表示されたら、手続きはすべて完了だ。なお、購入が反映されるまでに時間がかかることもある。その場合はしばらく時間をおくとよい。
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
Coincheckの口座は無料で開設できる。今すぐ開設したい方は以下のバナーから手続きを進めるとよい。
また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
TOKEN LINKでNFTを購入してみよう
2021年2月にリリースしたTOKEN LINKは、GPS連動ブロックチェーンゲームのCrossLinkのゲームアイテムや、暗号通貨IOSTベースのNFTアイテム、クリエイター作品を扱っている。
マーケットプレイスでは、0.0001IOST(1円以下)の作品から99999999IOST(約3億6千万円以上)の作品まで販売されており、価格帯は極めて幅広い。(2021年8月17日時点)
TOKEN LINKでNFTでNFTを購入するには、まずIOSTのアカウントを作成する必要があることを覚えておこう。IOSTのアカウントの作成方法は複数存在するが、今回はマジックランドを利用してアカウントを作成する手順を解説した。
マーケットプレイスで利用できる通貨は現時点ではIOSTとJPYAであるが、マーケットの検索機能に「BitCoin(ビットコイン)」、「ETH(Ethereum:イーサリアム)」と表記があることを考えると、将来的にこれらの通貨も利用できるようになることが予想される。
購入したアイテムはTOKEN LINKで販売することも可能だ。アイテムは固定価格(オファーも含む)か、オークション形式で販売できる。TOKEN LINKでNFTを販売する方法は、別の記事で紹介しているので、興味がある方は参考にしてほしい。
【初心者向け】TOKEN LINKでNFTを販売する手順まとめ