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「Webの父」サー・ティム・バーナーズ=リー氏、ワールドワイドウェブのNFTを約543万ドル(約6億円)で売却

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World Wide Web(ワールドワイドウェブ、WWW)を考案したサー・ティム・バーナーズ=リー氏が、ワールドワイドウェブのソースコード原本をNFTとしてオークション販売した。同NFTは543万ドル(約6億円)という驚異的な額で落札されたという。なお、落札者は公表されていない。

今回のオークションは、2021年6月23日に米大手競売サイトのSotherby’sで行われた。入札開始価格は1000ドル(約10万円)であった。

ワールドワイドウェブとは、インターネット上においてWebページの形式で情報を表示するための仕組みのことだ。多くのWebサイトのURLは「https://www.~」と表示されており、この「www」の部分はリー氏が考案したワールドワイドウェブに由来している。

今回落札されたワールドワイドウェブのNFTには、タイムスタンプ付きのソースコード9555行の他に、リー氏からのメッセージやコードが記述される様子のアニメーション動画などが含まれる。

同NFTは出品後すぐに約6億円という価格で落札された。しかし、後にNFTに含まれるアニメーションに誤りがあったことが発覚した。アニメーションの誤りは、セキュリティ会社F-Secureのリサーチャーであるミッコ・ヒッポネン氏により発見された。

誤り箇所はワールドワイドウェブに用いられるHTMLタグ内にあり、アニメーション冒頭の3秒間の部分で見られる。本来であれば「<」「>」が表示されるべきであったが、実際の動画では「&It;」「>」と表示されている。

このミスは発見後に直ちに訂正され、修正版に差し替えられた。ただ、NFTに含まれているアニメーション自体にミスがあったのか、はたまたSotherby’sが別に用意したサンプルにミスがあったのかは定かでないとのことだ。

ニュースサイトのArs Technicaでは、印刷ミスがある通貨にそれなりの価値があるように、「タイプミスバージョン」のNFTにも価値が出るのではないかと述べている。

売却して得た収益は、リー氏とその妻が支援する取り組みに寄付されるという。

ワールドワイドウェブはネットの基盤となるものであり、今やなくてはならないものだ。そのソースコードがNFTとして販売されたというのは興味深い出来事である。それと同時に、「NFTの価値」が広く理解されていることがうかがえる。

プログラミングや通信など、ITの発展に寄与した技術・概念はワールドワイドウェブの他にもたくさんある。また、元号が「令和」になったことや新型コロナウイルスの流行など、IT以外の分野でも時代に変革をもたらした出来事・アイテムは枚挙にいとまがない。今後もそのような象徴的なイベント、ものがNFT化されていく流れが生まれると、NFT業界は更なる盛り上がりを見せることになるであろう。

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