Adam byGMOは、GMOインターネットグループが開発したNFTマーケットプレイスだ。
日本最大級のインターネット関連企業が展開しているサービスであるため、日本語に対応している。(英語と中国語にも対応予定)
そのため、英語が苦手な人でも操作上の問題は全くない。しかしながら、NFTに初めて挑戦する人は何から手をつけていいか分からず、困惑している人も多いのではないだろうか。
そこで、今回の記事ではAdam byGMOでNFTアイテムを購入する方法を画像付きで解説していく。同マーケットプレイスでアカウント登録する方法や、手数料、決済に関する注意事項も併せて説明するので、NFT初心者の方は参考にしてみてほしい。
本記事で紹介する購入方法は当サイトで検証済みだ。説明通りに進めていけば問題なくNFTを購入できるだろう。本記事を参考に購入する準備を整えて、Adam byGMOでNFTを購入してみよう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Adam byGMOの特徴
Adam byGMO(アダム・バイ・GMO)は、GMOインターネットグループが運営元のNFTマーケットプレイスだ。2021年8月31日にβ版がリリースされた。グループ会社の共同出資により設立したGMOアダム株式会社が中心になって、同プラットフォームの開発を進めている。
GMOアダム株式会社は、出品者と購入者双方にとって使いやすいプラットフォームを構築することで、NFTを活用したデジタルコンテンツの流通革命を目指している。同社の設立日である6月16日に開催されたイベントでは、お笑い芸人、及び絵本作家として活躍する西野亮廣氏やK-1チャンピオンの武尊選手をはじめとした複数の著名人が参加した。
Adam byGMOは、デジタルアートや漫画、イラスト、スポーツやYouTube(ユーチューブ)の動画など、様々な種類のNFTアイテムを1,000点以上取り扱っている。現在はYouTuber(ユーチューバー)や漫画家、イラストレーターなどのクリエイターによる作品のみが出品されているが、正式版※では一般のアーティストによる作品も扱う予定だ。
さらに、Adam byGMOはNFT所有者限定のコンテンツも提供している。限定コンテンツの場合、NFTを所有していない人には作品が表示されず、NFTを購入した人だけが作品を確認できる。
NFTアイテムの価格帯は幅広いが、マーケットプレイスにおける最低価格は1,000円となっている(2021年9月8日時点)。 固定価格に加えて、オークション形式でも出品されており、作品はストアやジャンル、タグごとに検索可能だ。
※リリース時期は2021年9月時点では未定。
決済方法や手数料に関する注意事項
Adam byGMOの通貨としては日本円とEthereum(ETH:イーサリアム)が採用されており、銀行振込やクレジットカードでもNFTを購入できる。そのため、NFTを購入するのに暗号通貨を所有する必要がない。
EthereumでNFTを購入する場合は、ウォレットとしてMetaMask(メタマスク)に登録しておく必要がある。以下の記事では、MetaMaskの登録方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてほしい。ちなみにEthereumでNFTを購入する際にネットワーク手数料としてガス代が発生することを覚えておこう。
手数料の詳細については公開されていないが、他のマーケットプレイスよりも利用しやすい価格になっているとのことだ。なお、クリエイターの作品を二次販売する際は、売り上げの一部がロイヤリティとして還元される。
Adam byGMOの特徴まとめ
ここまで紹介したAdam byGMOの特徴をまとめたのが以下の表である。
取扱商品 | ・デジタルアート ・マンガ ・イラスト ・スポーツ動画 ・YouTube動画 |
---|---|
対応ウォレット | MetaMask |
決済手段 | ・Ethereum ・口座振り込み ・クレジットカード (VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club) |
Adam byGMOでNFTを購入する前に準備しておくべきもの
Adam byGMOでNFTを購入する前に決済方法を決めておく必要がある。なお、出品者側の設定により決済方法が指定されている場合は、手段が限定されるので注意しよう。
前述した通り、EthereumでNFTアイテムを購入するには対応ウォレットのMetaMaskに登録しておくと良い。ウォレットの準備が整ったら購入したいNFTの価格を確認して、必要な分のEthereumを用意しよう。
EthereumはWyreで購入するか、別のウォレットからMetaMaskに入金する方法がある。
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続いて、Adam byGMOでアカウント登録する方法を確認していこう。
Adam byGMOの登録手順
Adam byGMOでNFTを購入するためには、まずマーケットプレイスでアカウントを作成する必要がある。この章ではAdam byGMOに登録する手順を確認していこう。
1. Adam byGMOを開く
2. 新規登録をクリックする
3. メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックする
4. メールに届いたURLを開く
5. ユーザー設定を行う
ここではユーザIDやユーザ名、パスワードを設定する。なお、パスワードは半角英数記号の組み合わせで8文字以上でなければならない。設定が完了したら「次へ」をクリックしよう。
6. 国/地域と携帯電話番号を入力する
入力が完了したら「SMSを送信する」をクリックしよう。
7. SMSに届いた認証コードを入力する
8. 生年月日を選択する
生年月日の入力を終えたら、利用規約に同意して会員登録を進めよう。
9. 登録を確認する
これで登録は完了だ。続いてNFTの購入手順を確認しよう。
Adam byGMOでのNFT購入手順
この章ではAdam byGMOに登録する手順を紹介する。
1. アイテムを選ぶ
アイテムはキーワード検索の他に、ジャンルやストア、タグ、購入可能な通貨で絞ることもできる。また、オークション新着順やお気に入り数順、新着順、価格の安い順で並び順を変えることも可能だ。
※ここでは固定価格のアイテムを選ぶ。
2. アイテムの詳細ページを開く
3. 購入情報を確認する
購入情報を確認できたら「今すぐ購入する」をクリックしよう。
4. 支払い方法を選択する
クレジットカード、銀行振込、Ethereumから決済方法を選ぼう。
それぞれの注意事項は以下の通りだ。
【クレジットカード】
支払いに使用するクレジットカードの名義は購入者と同一でなくてはいけない。
【銀行振込】
銀行振込の場合、振込手数料は自己負担になる。手数料は金融機関によって異なることを覚えておこう。また、支払いの確認を分かりやすくするために、購入者名義の口座で支払う必要がある。
【Ethereum】
Ethereumで購入するにはMetaMaskが必要だ。また、Ethereumの価格はレートにより変動するので注意しよう。
5. 「注文情報の確認へ」→「注文を確認して支払い手続きへ進む」をクリックする
6. 「支払い手続きへ進む」をクリックする
期限内に支払い手続きを完了させる必要がある。ここでは、Ethereumを選択して手続きを進める。
7. MetaMaskのパスワードを入力する。
パスワードを入力したら「ロック解除」を選択しよう。
8. MetaMaskと接続する。
9. 「接続」をクリックする。
10. ガス代などを確認する。
Ethereumのガス代や送付先を確認しよう。「確認」をクリックするとNFTの購入手続きが進められる。なお、NFTが反映されるまでに時間がかかることがあるため注意が必要だ。アイテムはマイページから確認できる。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Adam byGMOでNFTを購入してみよう
今回の記事では、Adam byGMOの登録方法やNFTを購入する手順を画像付きで説明した。
2021年8月にリリースしたAdam byGMOは、クリエイターによる漫画やイラスト、動画などのNFTアイテムを扱っている。正式版では、一般のアーティストも出品できるようになる予定だ。
マーケットプレイスでは、日本円とEthereumが通貨として使用されており、クレジットカードや銀行振込での支払いも可能だ。価格帯はアイテムごとに大きく異なるが、現時点では1,000円のアイテムも見受けられる。(2021年9月8日時点)
Adam byGMOでNFTを購入するには、まず決済方法を選択する必要があることを覚えておこう。Ethereumで購入する際はMetaMaskに登録しなくてはいけない。MetaMaskの登録方法に関しては、当サイトの別記事で紹介しているので、ぜひ確認してみてほしい。
今後はAdam byGMOで購入したNFTアイテムを外部のマーケットプレイスへ出庫する機能や、外部マーケットプレイスで購入したNFTをAdam byGMOへ入庫する機能を実装するとのことだ。
Adam byGMOでNFTを販売する方法は、他の記事で解説しているので、NFTでの資産運用に興味がある方は参考にしてみよう。
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