戦闘ゲームとして人気を誇る「CryptoAssault(クリプトアサルト)」は、2018年12月6日にプレセールを行った。
CryptoAssaultはイーサリアム基盤のブロックチェーンゲームである。プレイしながらイーサリアムを稼げる、今話題の「Play-to-Earn」ゲームの1つだ。
ゲーム内でプレイヤーは強力な戦闘ユニットをマップ上に配備して、他の何千人ものプレイヤーと戦う。領土の占領や、資源を採掘することでイーサリアムを得られる。
このプレセールでは、30種類のユニットがパック形式で販売された。レアリティは4種類あり、それぞれのパックはランダムに購入者に販売された。販売開始価格は全て30%オフで、価格は2日おきに1%下がるという仕組みであった。
ユニットとは、いわば戦闘機のことを指す。ユニットにはタンクやトラック、メカ、ジェット、ヘリの5種類がある。「ヘリは山以外を自由に移動できるが、資源の採掘能力が低い」「メカはジェットやヘリには強いが、タンクやトラックには弱い」など、それぞれに強みと弱点がある。そのため、バランス良くユニットを配備することが重要だ。
このゲームのゴールは、「できるだけ多くのテリトリーに自身のユニットを配備し、価値の高い土地を多く占領してイーサリアム報酬を多く得ること」である。ゲーム内の土地は、下記の画像のようにランクごとに4分割される。ユニットの位置が中心であるほど、土地の価値は高くなる。
ユニットを配備することは、土地を保有しているということを意味する。つまり保有する土地が中心であるほど、イーサリアムで得られる土地収入が高くなるのだ。
土地の中心部に侵入するには、ユニットをアップグレードする必要がある。アップグレードは、同じタイプで同じレベルのユニットを2つ吸収することで行える。そのため、ゲームを有利に進めるにはユニットの数が必要となる。今回のプレセールはパック形式での販売であったため、絶好の機会だったというわけだ。
現在、世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」ではCryptoAssaultのユニットが多数販売されている。安いものだと数千円ほどで購入できるが、高いものだと1000万円を超えるものもある。
取引量も497ETH(約2億6400万円)で、アイテム数は4,900点を超えている。世界的に見ても人気のゲームであることがうかがえる。
CryptoAssaultは戦闘型のブロックチェーンゲームであり、ユニットの収集やレベル上げ、中心部への侵入などやりこみ要素も強い。ユニットの価格は数万円程度で手に入るものも多いため、資産運用として始めてみるのもおすすめである。