カードバトルを通して報酬を得られるブロックチェーンゲームの「Job Tribes」。同ゲームは、2021年1月にシンガポールの企業によってリリースされた。
有名漫画家の樹林伸氏や美樹本晴彦氏が制作に携わっており、クオリティの高いイラストやストーリーを楽しみながらプレイできる。
他にも、有名な漫画家やイラストレーターによるNFTアートも出品されており、様々な楽しみ方ができる点が魅力だ。
今回の記事では、Job Tribesの始め方や基本的な知識を解説する。この記事を読むことで、どのようにゲームを始めるべきか理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Job Tribes(ジョブ・トライブ)とは?
Job Tribes(ジョブ・トライブ)とは、ブロックチェーン技術を活用したカードバトルRPGゲームだ。職業をテーマにした異世界が舞台になっている。2021年1月29日に正式サービスがリリースされた。
スマートフォンのブラウザから誰でも無料でゲームを始めることが可能だ。プレイを進めることで仮想通貨のDEAPcoin(DEP:ディープコイン)を獲得できる。
漫画「ドラゴンクエスト ロトの紋章」などで知られている藤原カムイ氏や、「GetBackers-奪還屋-(ゲットバッカーズ・だっかんや)」の綾峰欄人氏、「まじかる☆タルるートくん」の江川達也氏など、世界を代表する漫画家がNFTのイラストを書き下ろしており、多方面から注目を集めている。
Job Tribesの運営者情報
Job Tribesを運営しているのは、シンガポールに本拠地を構えるDigital Entertainment Asset (デジタル・エンターテインメント・アセット)社だ。
「エンターテイメントと技術の力で新たな文化・未来の経済を」をビジョンに抱えており、ブロックチェーン技術を活用したエンターテイメント事業を手掛ける。
同社の代表には起業家の吉田直人氏と、テレビ東京で番組制作の経験をもつ山田耕三氏が務めている。
JobTribesの他に、ゲームプラットフォームの「PlayMining(プレイ・マイニング)」や、マーケットプレイスの「NFT Marketplace by DEP(NFT・マーケットプレイス・バイ・DEP)」、仮想通貨の「DEAPcoin(ディープ・コイン)」などのサービスも展開している。
Job Tribesのパートナー企業
Job Tribesのパートナー企業は公式ページで明らかにされていないが、ゲームで使われている通貨のDEAPcoinは、以下の取引所で入手できる(日本居住者は取引所で入手できない)。
- BITPOINT(ビットポイント)
- Bittrex Global(ビットトレックス・グローバル)
- NDODAX(インドダックス)
- BitGlobal(ビットグローバル)
- bitrue(ビッチュルー)
- OKX
- DigiFinex(デジフィネックス)
- Gate.io (ゲート)
Job Tribesの内容を紹介
JobTribesでは、カードを使ったバトルシステムを楽しむことができる。
バトルシステム
バトルシステムでは、6枚のカードでデッキを組んで、それぞれのカードの特性を活かしながら相手とバトルを繰り広げる。
バトル開始時に毎回支給されるポイントの「バジェット」を使用しながら、職業神の「ジョブ・ロード」を召喚させたり、スキルを発動したりして、相手のバジェットを無くすことで勝利できる。もしくは、相手のもつ「ジョブ・ロード」を倒すことでも、バトルに勝利することが可能だ。
バトルで勝つには、 強⼒な攻撃で相⼿の残⾼を減らすスキルや、状態変化を引き起こすスキルなど、スキルの特性を活かして戦略的に仕掛ける必要がある。
さらに、NFTを所有することでゲーム内で、アミュレット(NFTを所有していない状態のカード)を最大5個まで強化できる。
DEAPcoin(ディープコイン)/PALEcoin(ペイルコイン)とは
DEAPcoin(ディープコイン)とは、「永遠」や「無限」などの意味が込められた仮想通貨のことだ。ゲーム内では、このDEAPcoinを多く集めることで、願いが叶うとされている。
PALEcoin(ペイルコイン)は、DEAPcoinを入手するためのゲーム内通貨だ。PALEcoinを集めることで、DEAPcoinと交換できる。
現在、DEAPcoinは海外仮想通貨取引所で取引されているため、日本居住者の方は取引所で入手できない。
DEAPcoinは、イベントのランキングで上位になる、ゲームアイテムと交換するなど、ゲームのプレイを通して入手できる。
Job Tribesでの稼ぎ方
Job Tribesでお金を稼ぐ方法を紹介する。
バトルに勝利する
Job Tribesでは、バトルに勝つことで報酬を得られる。例えば、Player対Playerの「PvP」モードで世界中のライバルとバトルを楽しめる。
⽉別などで開催されるランキングに上位⼊賞すると、報酬を得られるだけでなく、勝利を重ねてランクを上げると⾼額のDEAPcoinを入手できる。
さらに、年に1回開催される「JobTribes CHAMPIONSHIP(ジョブとライブ・チャンピオンシップ)」と呼ばれる最大規模の大会に参加することも可能だ。
NFTマーケットプレイスを利用する
NFTマーケットプレイスの「PlayMining NFT(プレイマイニング・NFT)」では、ゲームで使用できるNFTの取引を行える。
世界トップクリエイターが描き下ろした作品が扱われているので、コレクションとしても価値のあるNFTを売買できる。
メールアドレスでアカウントを作成できるので、興味のある方はPlayMining NFTのアカウントに登録してみよう。
DEAPcoinの落札実績や価格推移
ここでは、仮想通貨相場サイトのCoinmarketcap(コインマーケットキャップ)を参考にして、DEAPcoinの価格推移について確認しよう。
DEAPcoinの価格は11月後半から高騰しているのがわかる。2021年11月24日には過去最高値の10.65円を記録した。
2022年に入ってから価格は下降するものの、1月後半には価格は再び上昇し、現在の価格は3.28円となっている(2022年2月25日時点)。
NFTマーケットプレイスの「PlayMining NFT」で、Job TribesのNFTのうち「平均落札価格が高い順」で表示すると、1番最初に表示されるのはNishii Terumi(ニシイ・テルミ)氏の作品だ。価格は360,000DEP(約119万円)となっている。
一方、「平均落札価格が低い順」ではDEA Artistによる6,000DEP(約19980円)の作品がヒットする。
Job Tribesを始める前に用意すべきもの
Job Tribesを始める前に用意するべきものは特にないが、ゲームを始めた後にDEAPcoinを受け取るためにDigital Art Auction(デジタル・アート・オークション)で設定を行う必要がある。
登録情報変更ボタンからアカウントのランクをアップする(ショートメッセージの認証を行う)と、DEAPcoinを受け取れるようになる流れだ。
なお、オークションでアートを売買したり、DEAPcoinを送金したりするには、「CONNOISSEUR(コノサー)」にアップグレードする必要がある。CONNOISSEURの資格を得るには本人確認書類の提出が必要になることを覚えておこう。
ウォレットの作成に関しては、Job Tribesの公式サイトでも紹介されているこちらのブログを参考にしてほしい。このブログでは、ウォレットの作成方法に加え、ゲームの始め方についても詳しく説明されている。
Job Tribesの始め方
ここでは、Job Tribesの始め方を紹介する。
1. Job Tribesを開く
2. 「今すぐプレイする」をクリックする
3. 言語を選択する
ここでは、「日本語」を選択する。
4. 「最初からゲームを選ぶ」を選択する
5. 利用規約に同意する
6. 説明を読む
7. プレイ画面を確認する
登録が完了すると、早速プレイ画面に移動する。
Job Tribesの新着情報
Job Tribesの公式ページでは、新着情報を確認できる。直近だと、3月1日から5日にかけて「PvP Week Season 2(PvP・ウィーク・シーズン2)」が開催されるという。
上位に入賞すると特別なメダルや、「限界突破アイテム」を入手できる。また、参加賞として、50,000PALE Coinを入手できるので、挑戦してみてもよいだろう。
Job Tribesに関するQ&A
ここでは、Job Tribesに関するよくある質問をまとめよう。
Q1. Job Tribesの原案は?
Job Tribesは総発行部数36万部を誇る「日本の給料・職業図鑑」をテーマにしている。日本の給料・職業図鑑とは、日本の給料と職業のまとめサイト「給料BANK」の書籍版だ。
ゲームを通して職業についての理解を深めて、それぞれの仕事に対してのリスペクト心を養いたいという想いで同ゲームが開発された。
Q2. イラストを手掛けているのは誰?
Job Tribesのキャラクターデザインやメインストーリー制作には、豪華制作陣が携わっている。
「金田一少年の事件簿」や「神の雫」などで知られている樹林伸氏は、Job Tribesのメインストーリー制作を手掛けた。また、「マクロス」や「甲鉄城のカバネリ」の美樹本晴彦氏などもキャラクターデザインに携わっており、高い期待が寄せられている。
さらに、PlayMining NFTで扱われているデジタルアートの出品には、以下の有名漫画家・イラストレーターも参画している。
- 藤原カムイ
- 綾峰欄人
- 萩原一至
- 皆川亮二
- 麻宮騎亜
- あんど慶周
- 小川悦司
- 蚩尤
- 新谷かおる
- 佐伯かよの
- えびはら武司
Q3. ゲームのストーリーは?
Job Tribesには何人かのキャラクターが登場する。
そのうちの1人、⻘年⿓新⼈(リュウ・ニイト)はある出来事をきっかけに、「職業」が神として存在するゲームの世界に入り込んでしまう。
ニイトは、無職⼈の少⼥であるせりかと行動を共にしながら、「JobTribes」の世界を冒険する。
世界観・ストーリーの詳細については、以下のページを確認してほしい。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Job Tribesを始めてみよう
今回の記事では、ブロックチェーンゲームに興味がある方に向けて、Job Tribesの基本的な概要について解説した。
Job Tribesとは、シンガポールの企業が開発・運営を手掛けるカードバトルゲームだ。無料でゲームを始めることができ、プレイを通じて仮想通貨のDEAPcoinを入手できる。
現時点では取引所でDEAPcoinを入手できないものの、ゲームを通じて報酬としてDEAPcoinを獲得できる。同ゲームは日本語にも対応しており、ブロックチェーン初心者の方も挑戦しやすいのではないだろうか。
これまでにJob Tribesは「ヤッターマン」や「ブラックジャックによろしく」、「ヴァンガード」などともコラボレーションを果たしており、アニメや漫画、ゲームファンから高い注目を集めている。
ゲームを始める手順はそこまで難しくないので、興味のある方はぜひJob Tribesに挑戦してみてほしい。