Dust LabsがNFTプロジェクト「y00ts」で700万ドルの資金を調達

2022 10/10

2022年10月10日 2022年10月10日

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9月5日、Solana（ソラナ）のNFTスタートアップ企業であるDust Labs（ダスト・ラボ）社が、NFTプロジェクト「y00ts」において、700万ドル（約9.9億円）におよぶ資金調達に成功したことを発表した。

仮想通貨取引所FTXの投資部門であるFTX Ventures（FTX・ベンチャーズ）をはじめ、Solana Ventures（ソラナ・ベンチャーズ）やSolanaを基盤にしたマーケットプレイスの Magic Eden（マジック・エデン）、NFTプロトコルメーカーのMetaplex（メタプレックス）、その他ベンチャーキャピタル企業が出資をしている。

Dust Labs社はSolanaのNFTプロジェクトであるDeGods（ディーゴッド）で注目を集めている企業だ。DeGodsとは、1万体の神々から構成されるデジタルコレクションである。

Dust Labs社のユーティリティトークンであるDUST（ダスト）を購入すると、DeGodsをゾンビバージョンのDeadGods（デッドゴッド）にアップグレードすることもできる。

今回多額の資金を集めたことで話題になった「y00ts」は、このDeGodsに関連したプロジェクトで、1万5千体から構成されるデジタルコレクションだ。

公式Twitter（ツイッター）のフォロワー数は10万人にもおよび、その注目度の高さが伺えるだろう。

9月6日、y00tsのNFTはDeGodsの所有者とホワイトリストに登録した人に向けてリリースされた。

ホワイトリストに登録した人の中には、サッカー界のレジェンドでマンチェスター・ユナイテッドFCのキャプテンを勤めた経験をもつWayne Rooney（ウェイン・ルーニー）氏やカナダのコメディアンであるHowie Mandel（ホーウィー・マンデル）氏も含まれる。

y00tsでミントされたNFTは「t00b」と呼ばれ、バーン（NFTを燃やして削除）したり、プロフィール写真のNFTに交換したりすることが可能だ。

9月5日には世界最大級のNFTマーケットプレイスOpenSea（オープンシー）において、NFTプロジェクトとしてトップセールを記録したEthereum Name Service（イーサリアム・ネーム・サービス）を超えて1位にランクインを果たした。

そんな高い期待が寄せられているy00ts。将来的にどのような発展を遂げていくのだろうか。今後の動きにも注目していきたい。

※換算した金額は9月13日時点のもの。