SNS上で写真や画像をNFTとして投稿・販売できる「Nafter(ナフター)」をご存知だろうか。Instagramのような使いやすさでありながら、NFTの売買ができる上にステーキングを行うことも可能なプラットフォームだ。
NFT売買は複雑な印象を持つ人も多いと思うが、このNafterでは普段我々がSNSに投稿するレベルで手軽にNFTを扱える。そのためNFT初心者や未経験の方でもチャレンジしやすいプラットフォームであるといえるだろう。
そこで今回は、Nafterの概要や始め方、購入手順などを網羅的に解説する。本記事を読めばNafterについて一通り理解できるため、ぜひ最後までしっかりとチェックしてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Nafterとは写真や画像をNFTとして投稿・販売できるプラットフォーム
Nafterでは写真や画像をSNSのような感覚で、NFTとして投稿・販売することができる。「NFT機能が付いたInstagram」といったイメージのプラットフォームだ。
独自通貨「NAFT」について
NAFTはNafterで使用される独自通貨だ。同トークンはガバナンストークンとしての役割があるため、プラットフォームのアップグレードといった、裁決を必要とする場面で投票権を得ることが可能である。
ガバナンストークンの他にも、ステーキングにも利用できる。ステーキングについては、後ほど簡単に紹介する。
Nafterの運営者情報
Nafterは、ニューヨークに拠点を置く企業によって開発された。2021年に設立されたばかりの比較的新しい会社であり、開発チームも8人ほどの少人数で運営しているという。
Nafterのパートナー企業
Nafterのパートナー企業や投資家は、下記の通りである。
MAGNUS CAPITALは200以上の企業やプロジェクトに投資をしている企業だ。NFT企業にも多数投資をしている。
いずれもNFT分野に力を入れている企業ばかりである。
【NFT版SNS】Nafterでできること
ここでは具体的に、Nafterでできる内容について紹介する。現在Nafterでできるのは、主に以下の3つだ。
- Instagram感覚で画像(NFT)を投稿
- 画像(NFT)を販売
- 独自通貨「NAFT」をNafter Poolにステーキング
他のプラットフォームとは違い、SNSのように気軽にNFTを扱えるのがポイントだ。ではそれぞれについて詳しく見ていこう。
Instagram感覚で画像(NFT)を投稿
Nafterでは、Instagramのようなイメージで画像や写真をプラットフォーム上に投稿することができる。投稿のみを楽しむ分には、Instagramと変わりはない。NafterがInstagramと異なるのは、「投稿がNFTとして保存される」ということだ。
NFTとして投稿が保存されるため、いつでも販売することが可能になる。ただSNSライフを満喫するだけでなく、NFTとして販売することで収益化ができるようになるのだ。
Nafterでは下記のように、投稿がカテゴリー分けされている。
カテゴリーには以下の9つの種類がある。
- アニメ
- コメディ
- デジタルアート
- ファッション
- フード
- ゲーム
- ライフスタイル
- パーソナルアート
- トラベル
一般的に、他のプラットフォームだと「ゲームアイテムだけ」「アート作品だけ」と特定のジャンルしか取り扱いがないことがほとんどだ。その点Nafterでは様々なカテゴリーがあるため、自身の好きな画像を投稿してSNS感覚で楽しむことができる。
画像(NFT)を販売
Nafterではプラットフォーム上に投稿した画像(NFT)を販売することができる。ここが他のSNSとは大きく異なるポイントだ。なお投稿は画像や写真だけでなく、動画も投稿できる。
販売されているNFTは、数ドルから数十ドルのものが多い印象だ。最も高額なものだと、数億円を超えるものもある。
SNS感覚で気軽に投稿できる上、自身の投稿を気に入ってくれる人が現れたら販売することができる。そのため最も気軽にNFT売買ができるプラットフォームだといえるだろう。
独自通貨「NAFT」をNafter Poolにステーキング
SNS要素の強いNafterだが、仮想通貨要素の強い側面も存在する。それは独自通貨「NAFT」をステーキングできるという点だ。
ステーキングとは簡単に言えば、資金を預け入れることで報酬がもらえる仕組みのことである。つまり銀行に預金していると金利を得られるといったイメージだ。
NAFTをNafter Poolにステーキングすると、ステーキング額に応じて報酬が獲得できる。Nafter Poolは、ステーキングする最低価格によって様々な種類のPoolが用意されている。
なお、Nafter Pool でのステーキングについては別の記事で詳しく紹介する。Nafter Poolへはこちらからアクセスできる。
Nafterの落札実績やNAFTの価格推移
ここでは、Nafterでの落札実績やNAFTの価格推移について紹介する。
Nafterの落札実績
以下の2つは、Nafterの中でも比較的高額で落札されていたものだ。
上記のNFTは0.2BNB(約9,800円)で落札されていた。
さらに下記のイラストのNFTは、0.015BNB(約730円)で落札されていた。
落札されるNFTの価格帯はそこまで高額ではないものの、クリエイターによっては少額でもかなりの数の落札があるユーザーも多くいた。
NAFTの価格推移
次に、Nafterの独自トークンであるNAFTの価格推移を見てみよう。
下記のチャートは、NAFTの価格推移を表している。チャートは2021年5月から2022年5月6日の期間で表示している。なお、主な取引所はPancakeSwapだ。
価格が上昇している2021年9月や11月は、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨も急騰していた。そのため、NAFTも仮想通貨全体の相場に影響を受けて変動したと考えられる。
Nafterを始める前に用意すべきもの
Nafterを始めるにあたって、いくつか用意すべきものがある。とりわけ、MetaMaskと仮想通貨「BNB」は必須だ。ここではそれぞれの必要性と準備の仕方について解説する。
なお、Nafterでは支払いに仮想通貨を使用する。「まだ仮想通貨を保有していない」という方は、まずはCoincheckで口座開設して仮想通貨を購入しよう。Coincheckは国内取引所の中でも取扱通貨が豊富で、取引手数料も良心的である。
海外の取引所であれば、Bybitがおすすめだ。Bybitは100種以上の取扱通貨に加え、NFT関連の銘柄も豊富に取り揃えている。日本語や日本円にも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できる。
MetaMask
Nafterでは、支払いにMetaMaskを使用する。そのためまずは仮想通貨専用のウォレットであるMetaMaskを用意しておこう。
MetaMaskの他にはCoinbase WalletやTrustWallet、WalletConnectなどにも対応している。ただ、Nafter以外のほとんどのプラットフォームでも使用できるMetaMaskがおすすめである。
MetaMaskの基本的な利用方法についてはこちらの記事で詳しく解説している。
仮想通貨BNB
Nafterで画像(NFT)を購入する際には、仮想通貨「BNB」が使用されることがほとんどである。そのため、同トークンもあらかじめ購入しておこう。
BNBは国内では未上場であるため、海外の取引所で購入する必要がある。BNBを購入できる海外取引所は主に以下の2つだ。
- Binance
- Bybit
Bybitは日本語のサポートが手厚く、クレジットカード決済にも対応しており便利だ。国内の取引所と同じような感覚で利用できるため、初めて海外取引所の口座を開設する方にもおすすめできる。まだ口座をお持ちでない方は以下より開設してみてはいかがだろうか。
Nafterの始め方
ではNafterの始め方を詳しく紹介する。ここでは、以下の3つのパートに分けてNafterの始め方を解説する。
- MetaMask接続、アカウント作成の手順
- 投稿の仕方
- NFT(投稿)の購入方法
それぞれ詳しくチェックしていこう。
MetaMask接続・アカウント作成の手順
では早速、NafterでMetaMaskを接続していく。
① Nafter公式サイトにアクセス
② トップページ右上の「Connect Wallet」をクリック
③ 接続するウォレットを選択
ここでは、MetaMaskを使用して進める。
MetaMaskを選択するとMetaMaskが自動的に立ち上がるので、パスワードの入力や署名を行う。
④ アカウントを作成する
自身のフルネームとユーザー名を入力する。その後、「13歳以上である」「利用規約に同意」の2つにチェックを入れて、「Create Account」をクリック。
⑤ MetaMaskに署名
MetaMaskが自動的に立ち上がり、署名を求められる。この署名が完了すれば、MetaMaskの接続とアカウント作成は完了だ。
アカウント作成が完了したら、プロフィール写真を設定しよう。プロフィール写真を設定しないとNFTの投稿ができない仕様になっている。
① トップページのマイページのアイコンをクリック
② 「Edit profile」をクリック
③ 「Upload」をクリックして、画像をアップロード
画像のアップロードが完了したら、一番下の「Save」をクリックして完了だ。
投稿の仕方
アカウント作成ができたら、実際にNafterで投稿してみよう。投稿の手順は以下の通りだ。
① マイページ右上の「New Post」をクリック
② 必要な情報を入力
ここでは、
- 投稿する画像のアップロード
- 固定価格かオークション形式か
- 価格
- NFTのタイトル
- カテゴリー(アートやイラストなど)の選択
- アイテムの説明文
- ハッシュタグ
などの情報を入力する必要がある。
なお、販売はBNBかETH、NAFTのいずれかの通貨で行う。
【自身が保有するNFTを投稿したい場合】
すでにNFTを保有している方や、別のプラットフォームで購入したNFTを投稿したいという方は、始めからNFTをアップロードすることが可能だ。
その場合、「Import NFT」に切り替えれば簡単にNFTを投稿できる。NFTを投稿する際には、NFTのアドレスとIDを入力する。
【オークション形式で投稿したい場合】
オークション形式で投稿したい時には、左下の「Timed Auction」をクリックする。最低価格やオークション期間を設定すれば、簡単にオークション形式で投稿できる。
NFT(投稿)の購入方法
次に、NFTの購入方法を紹介する。
目当てのNFTを見つけたら、以下の手順で購入する。
① アイテムページ右上の「Purchase」をクリック
② 所有者が表示されるので、「Buy Now」をクリック
③ ネットワークの切り替えが必要な場合、切り替えを行う。
④ 支払い情報を確認して「Proceed to Payment」をクリック
これで購入が完了する。
Nafterのロードマップ
Nafterで公開されているライトペーパーに基づいて、今後のロードマップを以下の表にまとめた。
2022年第一四半期 | DM機能(遅れている) |
2022年第一四半期から第二四半期 | Nafter Swap DEX |
現在開発中 | 中央集権型取引所 |
2022年第二四半期から第三四半期 | iOSとAndroidのアプリリリース |
今後はスマートフォンのアプリや、独自の取引所などがリリースされる予定だ。逐一最新情報をチェックするようにしよう。Nafterの最新情報の確認には、Nafter公式Twitterがおすすめだ。
Nafterに関するよくある質問
最後に、Nafterに関するよくある質問を紹介する。
Q1. 仮想通貨「NAFT」はどうやって購入する?
NAFTはPancakeSwapで購入できる。詳しい購入方法については、別の記事で紹介予定だ。
Q2. Nafterのステーキング方法を教えてほしい
ステーキングについても、別の記事でしっかりとまとめる予定である。引き続き当サイトをチェックしておくことをおすすめする。
Q3.Nafterはスマホで利用できる?
現状では、スマートフォンのアプリでは利用できない。アプリは2022年第二四半期以降にリリース予定である。
なお、スマートフォンであってもブラウザでは利用できる。
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Nafterで気軽にNFTを投稿・販売してみよう
今回は、手軽にNFTを投稿・販売できるSNS形式のNafterについて詳しく紹介した。
同プラットフォームはInstagramのように写真や画像をNFTとして投稿できるため、NFT未経験の方でも簡単に参入できる。販売や購入のプロセスも至ってシンプルであるため、全ての人々が使いやすいプラットフォームであるといえるだろう。
NFTといえば「難しそう」「仕組みが複雑で分からない」といったイメージを持たれがちだ。しかしNafterのようなプラットフォームの知名度が大きくなれば、今後NFTがより手軽に楽しめるものになっていく可能性も高い。
NFT分野の新しい可能性を秘めているプロジェクトであると期待されるため、引き続きNafterを観察していくことはおすすめだ。
なお、当サイトでは他のプラットフォームやゲームについても多数紹介している。公式Twitterでは最新記事の掲載情報をツイートしているので、ぜひフォローしておいてほしい。