XTZ(テゾス)はスマートコントラクトやDAppsに適した性能を持つ仮想通貨だ。時価総額ランキングは33位で、価格が上昇傾向にあることから注目を集めている。
今回の記事では、XTZの基本情報から、運営組織に関する情報、XTZの魅力、NFT分野での活用例まで解説する。
XTZの価格推移や購入できる仮想通貨取引所も同時に紹介するので、XTZの購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてほしい。
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XTZとは
仮想通貨Tezos(テゾス:XTZ)とは、Kathleen Breitman(キャサリーン・ブライトマン)氏とArthur Breitman(アーサー・ブライトマン)氏によって開発されたトークンだ。
ブロックチェーン上のトランザクションを自動で行う仕組みである「スマートコントラクト」や、非中央集権のアプリケーション「DApps(分散型アプリケーション)」の利用に適した性能を持つ。
CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)によると、XTZの価格は約825円で、時価総額ランキングは33位。時価総額は約702,687,086,279円となっている(2021年10月11日時点)。
運営組織に関する情報
先述した通り、XTZはKathleen Breitman氏とArthur Breitman氏が展開しているサービスだ。
2014年9月、ホワイトペーパーでブロックチェーンサービスについて初めて公表し、テストネットを2018年6月にスタート。同年9月にサービスを正式リリースした。
Kathleen氏は、Accenture(アクセンチュア)やBridgewater Associates(ブリッジウォーター・アソシエイツ)、The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)、ブロックチェーンコンソーシアムのR3でキャリアを積んでいる。
一方、Arthur氏はGoldman Sachs(ゴールドマン・サックス)やMorgan Stanley(モルガン・スタンレー)で計量分析アナリストとして勤務経験があるという。
XTZの魅力とは
ここでは、XTZの魅力を確認しよう。
迅速でセキュリティに優れた取引を実現
XTZは独自のスマートコントラクトを使用し、迅速でセキュリティに優れたトランザクションを実現する。第三者が介入しないので、スムーズに取引を完了させることが可能だ。
OCaml(オキャムル)とMichelson(マイケルソン)をプログラミング言語として採用しており、 Formal verification(フォーマル・ベリフィケーション)と呼ばれる検証を実施している。トランザクションの安全性を数学的に証明できる仕組みであるため、ユーザーは安心して取引を実行できるとのことだ。
ガバナンスの仕組みを採用
XTZはOn-Chain Governance(オンチェーン・ガバナンス)の仕組みを採用している。On-Chain Governanceとは、投票などによってネットワークの方向性を決める仕組みのことだ。
ユーザーが主体となって使いやすいシステムを目指せるので、最先端のテクノロジーを活用しながら、多くのユーザーの意見が反映されたサービスを目指せる。
XTZのNFT分野での活用例
XTZは「tzcolors(ティーゼットカラーズ)」と呼ばれる、色をNFT化する取り組みを実施している。NFTは3つのタイプに分けられ、合計で1,690色にも及ぶカラーを扱う。
tzcolorsは、XTZの持つ標準的な技術を公開するだけでなく、最新技術を実験的に装備するために構築された。
プラットフォームは、Ethereum(ETH:イーサリアム)のERC20やERC721に対応しているだけでなく、複数のトークンを扱える特徴を持つERC1155にも対応する予定だ。
XTZの価格推移
ここでは、Trading View(トレーディングビュー)を参考にして、XTZのチャートを確認しよう。
2021年6月に入ってからは価格は下降傾向にあり、8月まで落ち込み状態が続いた。しかし、8月後半から価格は急激な上昇を見せ、10月に入ると過去最高の約8.7ドル(約980円)を記録している。
Bitcoin(ビットコイン)やEthereumの価格も高騰していることから、XTZが上昇傾向にあるのは、仮想通貨全体が盛り上がりを見せているためと考えられる。
なお、XTZの時価総額ランキングは33位で、時価総額は702,687,086,279円となっている
(2021年10月11日時点)。
XTZは今後どうなるのか
XTZはこれまで様々な機能のアップデートを実施してきた。公式ページには、現在予定しているアップデート情報が掲載されていないものの、今後もユーザーが使いやすいトークンを目指して革新し続けるという。
XTZは、Central Bank Digital Currency(CDBC:中央銀行発行デジタル通貨)で実験的に採用されている。現時点では実験段階であるが、ブロックチェーン技術を銀行決済などで正式に活用できれば、XTZへの注目度はより高まっていくだろう。
XTZの購入方法
XTZの価格は上昇傾向にあり、ブロックチェーン技術を活用した様々な取り組みを行っていることから、購入を検討する価値があるといえる。XTZを購入できる仮想通貨取引所は以下の通りだ。
【海外】
- Binance(バイナンス)
- Coinbase(コインベース)
- OKEx(オーケーエックス)
- Huobi Global(フォビ・グローバル)
- Hotbit(ホットビット)
【国内】
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- GMOコイン
まずは仮想通貨取引所を選択し、口座を開設しよう。日本の口座から仮想通貨取引所の口座に送金してXTZを購入する。
それぞれの取引所の始め方や使い方などについては、今後別の記事で紹介していく予定なので、最新情報をチェックするために、当サイトの公式Twitterをフォローしておくとよいだろう。
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XTZを活用してNFTで資産運用を行おう
今回の記事ではスマートコントラクトやDAppsに適した性能を持つXTZについて解説した。
XTZは、迅速でセキュリティに優れた取引ができることで話題を集めているトークンだ。今後もユーザーの使いやすいブロックチェーンを目指して、様々な機能をアップデートしていくという。
XTZはNFTに関連した取り組みにも前向きな姿勢を見せている。実際に、tzcolorsと呼ばれるプラットフォームで色をNFT化するプロジェクトを実施したことは記事内でも述べた。
CDBC(中央銀行発行デジタル通貨)ではすでにXTZのブロックチェーン技術の活用が進んでおり、期待感の高まりがうかがえる。将来的に大きく値上がりすることも十分考えられるだろう。
なお、XTZを購入するには仮想通貨取引所を利用する必要がある。それぞれの仮想通貨取引所の使い方等については、今後別の記事で公開していく予定なので、当サイトのツイッターをフォローしておこう。