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実業家兼投資家の与沢翼氏が、第二子誕生のツイートをNFT化して販売

ドバイ
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実業家であり投資家でもある与沢翼氏の第二子誕生ツイートがNFTとして発行されることが分かった。販売に使用されるプラットフォームは、インフルエンサーのツイートをNFTとして発行・販売する「HEXA(ヘキサ)」である。オークションは2021年6月15日から開始される。

与沢氏は2012年から「秒速で1億円稼ぐ男」として脚光を浴びるも、2014年には経営していた会社を解散。そこからシンガポール、ドバイと海外に移住をし、今の奥様と結婚。現在は個人事業主兼投資家としてタイ、マレーシア、フィリピン、アラブ首長国連邦の海外4ヶ所を拠点に活動している。

同氏は2017年から仮想通貨の投資をする中で、最近注目を集めているNFTの可能性を探っていたという。

ただ、「NFTは映像や音楽、デジタルアートなどを販売できるクリエイターが活躍する分野」というイメージがあったため、自分にはNFTにできるものがないと諦めていた。そんな折に、Twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏のツイートのNFTが約3億円で売却されたニュースを見て、ツイートをNFT化できることを初めて知る。

これはTwitterの創業者という世界の大成功者の話であり、自分には実現できない極端な例だと彼は思っていた。ただ同時に、ここまで高値で取引されなくとも「ツイートをNFT化して販売する」ということ自体は自分にもできることであり、面白そうだと感じたそうだ。特に戦略があるわけではなかったが興味本位でやってみたのが今回だという。

与沢氏がニュースで見たように、過去にはTwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏が自身の初ツイートをNFTとして販売し、約3億円で売却された事例がある。3億円という価格は驚異的であるが、なぜそんなにも高値で取引されるのだろうかと疑問に感じる人が大半であろう。 

ツイート自体はリツイートで拡散できる。しかしツイートをNFT化すると、オリジナルのデジタル証明書が付く。これにより、デジタルでありながら固有の価値を担保できるのがNFTの特徴だ。この特徴から世界中の人々によりNFTの価値が見出され、高値で取引されているというわけだ。

与沢氏は、たくさん販売すると希少性が落ちると思いNFT化するツイートは1つだけに厳選した。さらにそのツイート自体が特別なものだとなお良いと考えた。そこで過去のツイートの中でも最もいいね数が多く、自身にとってもメモリアルな出来事であった第二子誕生のものに決定した。

彼にとって第二子誕生は特別なことだが、他の人々にとってはどうでもいいことだというのは把握していた。しかしそれをわきまえた上でも、第二子誕生のツイートはこの瞬間にしかできない。NFTのもつ非代替性に則って、自身にとっての「唯一性」を重視したのだという。

NFTの出品は誰にでもできる。今回与沢氏が使用したHEXAというプラットフォームは、「ツイートをNFT化する」ことに特化している。Twitterのアカウントをヘキサと連携させるだけで簡単にNFTを発行できる。

また、ヘキサ以外にもNFTを発行できるプラットフォームはたくさんある。代表的なものでいえば「OpenSea」「Nifty Gateway」などが挙げられる。いずれもアカウントを作成して、NFT化するものをアップロードするだけで発行できる。

仮想通貨業界でも、ビットコインの成長とともに様々なアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)が登場している。しかし、次々と現れては廃れていくことを繰り返しているのが現状だ。

これと同じことがNFT業界でも起きている。今あるNFTが本当に価値あるものなのか、判断することは非常に難しい。なかには数年後に価値がゼロになってしまうNFTもあるだろう。

逆に、数年後に何倍、何十倍もの価値になるNFTもあるはずだ。実際に、ドージコイン(DOGE)は2013年12月にリリースされてから2021年まで、ほとんど無価値だった。しかし2021年に入り価格は最高値を更新し、70倍もの価値に膨れ上がっている。

NFTは画期的な技術であるが、現在はバブル的な状況であるとも考えられる。投資家の方々は、「本当に価値のあるものなのか」をよく考え、各NFT銘柄の将来性を分析したうえで投資を行ってほしい。

コインチェック

アイキャッチ画像引用元:
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-56638282

ドバイ

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