現在様々な種類の仮想通貨が登場しているが、「ApeCoin(エイプコイン)」という通貨はご存知だろうか。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれないが、調査してみると将来有望な通貨であることが分かる。
そこで今回は、ApeCoinの概要や将来性、価格推移などについて詳しく紹介する。メタバースとの関連も強いため、今後人気度が急上昇する可能性も高い。しっかりとチェックして、理解を深めておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)とは
ApeCoinは2022年3月に正式発表されたばかりの新しい通貨だ。Web3の中心となる分散型コミュニティをサポートするために、ゲームやカルチャーなどの商取引で使用されるトークンである。同トークンがリリースされた際の詳細については、以下のニュース記事で紹介している。
人気NFTコレクションBored Ape Yacht Clubがネイティブトークン「ApeCoin」をリリース
ApeCoinが注目を集めた要因は、人気NFT 「Bored Ape Yacht Club(以下BAYC)」のネイティブトークンであるからという見方が強い。BAYCとは類人猿(Ape)をモチーフとしたNFTコレクションだ。同プロジェクトとApeCoinの関連性については、後ほど詳しく解説する。
ApeCoinの概要は、以下の表の通りである。
ティッカーシンボル | APE |
ブロックチェーン | イーサリアム |
規格 | ERC-20 |
総発行枚数 | 10億枚 |
時価総額 | 42位(2022年6月現在) |
公式サイト | https://apecoin.com/ |
日本ではまだまだメジャーな通貨ではないが、時価総額も比較的上位にランクインしている。今後さらに上昇する可能性もあるため、今のうちにしっかりとチェックしておくのが良いだろう。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)の特徴・魅力
ここでは、ApeCoinの特徴や魅力を4つ紹介する。
- DAO(分散型自律組織)が管理している
- 人気NFT Bored Ape Yacht Club(BAYC)などのガバナンストークン
- Bored Ape Yacht Club(BAYC)の保有者にエアドロップされた
- エミネムやジャスティンビーバーなどの著名人が保有
どれもApeCoinが注目を浴びる要因となるものである。ここで念入りに確認していこう。
DAO(自律分散型組織)が管理している
ApeCoinの発行元であるApeCoinDAOは、分散型自律組織である。
DAO(分散型自律組織)とは、中央管理者がいないコミュニティのことだ。一般的な企業や組織の場合、社長や上司などのトップの人間が意思決定を下すことがほとんどである。しかしDAOはこのようなトップダウン型の仕組みではないため、メンバー全員の発言権は平等となる。
DAOに参加するには特定のトークンの保有が条件であることが多い。トークン保有者はDAOの運営や意思決定に関わる投票に参加する権利を得られる。
ApeCoinDAOの場合は、NFTコレクション「BAYC」の運営会社であるYuga LabsだけでなくApeCoin保有者もコミュニティメンバーとなる。
人気NFT Bored Ape Yacht Club(BAYC)などのガバナンストークン
先ほども述べたように、ApeCoinはBAYCのガバナンストークンだ。そのため保有していれば新しい仕組みや機能の追加、資金の利用方法などを提案することができる。
加えてApeCoinはBAYCの他に、Animoca Brands(アニモカ・ブランド)とBAYCが提携して開発しているPlay-to-Earnゲーム「BenjiBananas」でも利用することが可能だ。BenjiBananasは現状スマートフォンのアプリでのみプレイできるゲームで、ツタからツタを移動しながらバナナを獲得していくというゲーム内容である。
BenjiBananasのインストールは以下から行える。
Androidの方はこちらから
iPhoneの方はこちらから
興味のある方は一度プレイしてみると良いだろう。
Bored Ape Yacht Club(BAYC)の保有者にエアドロップされた
2022年3月18日、ApeCoinは総発行枚数10億枚のうち15%がBAYCとMAYC(Mutant Apes Yacht Club)のNFT保有者にエアドロップされた。
BAYCとMAYCに加えてBored Ape Kennel Club(BAKC)のNFTを同時に保有しているユーザーには、より多くのトークンが配布されたという。
エミネムやジャスティンビーバーなどの著名人が保有
ヒップポップ歌手であるエミネムや人気アーティストであるジャスティンビーバーなど、世界的な著名人がBAYCのNFTを保有している。彼らは同NFTを数千万単位で購入していると言われており、それによりBAYCはかなりの注目を集めている。
このように著名人が同コレクションのNFTを購入した前例があるため、今後もそのようなことがまた起こるかもしれない。そうなればガバナンストークンであるApeCoinの価格はさらに上昇するだろう。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)の将来性
ApeCoinは近い将来、メタバースで流通するトークンになる可能性がある。
BAYCの開発企業であるYuga Labsは、ゲームに特化したメタバースプロジェクトを計画している。プロジェクトは「Otherside」という名称で、Web3に対応したMetaRPGのゲームフィールドとなっている。同プロジェクトでは、ユーザーが独自にキャラクターやNFTを作成できる仕組みを搭載予定であるという。
そしてApeCoinは同ゲーム内の主要通貨として流通するとされている。ゲーム内ショップでの支払いやトレードなどに利用できるようになる。
ちなみにCoincheckでは2022年5月31日に、Otherside内の土地「Othereed」を取得している。日本にも着々とApeCoinの波が近づいていると言えるだろう。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)の価格推移
ApeCoinの価格推移は下記の通りである。チャートはリリース直後の2022年3月から6月までの期間で表示している。なお、主な取引所はBinanceやCoinbase、KuCoinなどだ。
ApeCoinは4月末から5月にかけて、最高値である3,425円を記録している。これはYuga Labsが開発するメタバース「Otherside」内の土地が総額約2億8500万ドル(約370億円)で販売されたからだと考えられる。土地の取引はApeCoinを利用して行われた。
Yuga Labsは4月30日に、Otherside内の土地の区画を証明する55,000個のNFTを販売した。すると多くのトレーダーが殺到し、1区画あたりの平均販売額は約7,000ドル(約94万円)に達したという。
加えてイーサリアムのガス代が高騰する事態にもなり、この取引に伴うガス代の総額は1億7600万ドル(約229億円)にも達したことで話題になった。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)の購入方法
ApeCoinは現在(2022年6月時点)、国内取引所には上場していない。そのため海外の取引所で購入する必要がある。
ApeCoinの取り扱いがある海外取引所は、主に下記の通りだ。
- Binance
- Coinbase
- KuCoin
具体的なApeCoinの購入方法としては、次のステップを実践すれば問題ない。
まずは国内最大級の取引所であるCoincheckで口座開設をしよう。Coincheckは国内取引所の中でも取扱通貨が豊富で、取引手数料も良心的だ。初心者におすすめできる取引所なので、ぜひ開設してみよう。
- 国内取引所Coincheckでビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)を購入
- ApeCoinを取り扱う海外取引所で口座開設
- BTCかETHを海外取引所の口座に送金
- 送金した通貨を利用して、海外取引所でApeCoinを購入
これでApeCoinの購入が完了する。
仮想通貨ApeCoin(エイプコイン)に関するよくある質問
最後に、ApeCoinに関するよくある質問を紹介する。
- 他のアルトコインと何が違う?
-
世の中には数多くのアルトコインが存在する。
その中でもApeCoinはApeCoinDAOのガバナンストークンであるほか、人気NFT 「BAYC」のガバナンストークン兼ネイティブトークンであるという点が他のアルトコインとは異なる。
ApeCoinは複数のプロジェクトで使用されるトークンであるため、ApeCoin単体でのボラティリティは小さいと考えられる。それゆえ他のアルトコインのような、投機的な側面は少ないと言える。
- 今後ApeCoinがエアドロップされる可能性はある?
-
今後新たにApeCoinがエアドロップされる可能性は十分にある。エアドロップの対象者はBAYCのNFT保有者である可能性が高いため、同コレクションや関連するNFTをチェックしておくのがおすすめだ。
- 日本で上場する可能性はある?
-
現在日本では未上場であるものの、今後上場することは大いに期待できるだろう。
最近だとCoincheckでYuga Labsが手掛ける「Otherside」の土地を取得したというニュースもあった。そのため今後国内でApeCoinやBAYCの注目度が向上すれば、ApeCoinが上場することもあり得る。
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【まとめ】ApeCoinの理解を深めておこう
今回は、ApeCoinの概要や将来性、価格について詳しく解説した。
ApeCoinは人気NFTコレクションのBAYCなどのガバナンストークンであるほか、ApeCoinDAOという分散型自律組織が管理している。他のアルトコインと比べて有用性の幅が広く、今後はさらにメタバース業界でも利用されていくだろう。
メタバースは今後ユーザー数が増える見込みがある上、広告や発信の新たなプラットフォームになる可能性も秘めている。ApeCoinと関連するメタバース銘柄「Otherside」内の土地がCoincheckで取得された件もあるため、同トークンが日本で上場するのも時間の問題ではないだろうか。今のうちからApeCoinや関連NFTの理解を深めておいて、他の投資家よりも優位に立ちたいものである。
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