「南国少年パプワくん」「ジバクくん」などの人気漫画や、音楽アーティストチームの「INIMI（イニミ）」、ベルギープロサッカークラブ「KMSKダインゼ」など、幅広い分野とコラボレーションを果たしているDigital Entertainment Asset（デジタル・エンターテインメント・アセット）。
同社はブロックチェーンゲームやマーケットプレイスなど、あらゆるサービスを展開している。今回紹介する仮想通貨DEAPcoinは、それらのサービスで使用されているトークンだ。
それでは、DEAPcoinとはどのようなトークンなのだろうか。特徴や今後の動き、NFT分野での活用例などを紹介していくので、参考にしてみてほしい。
＜【PR】口座をまだお持ちでない方へ＞
NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）とは
DEAPcoin（DEP：ディープコイン）とは、シンガポールに本拠地を構えるDigital Entertainment Asset（デジタル・エンターテインメント・アセット）社が運営している仮想通貨だ。
マーケットプレイスの「PlayMining NFT（プレイマイニング・NFT）」や、NFTゲーム「JobTribes（ジョブ・トライブス）」など、同社が提供しているサービスにおけるメイン通貨となっている。
DEAPcoinは、社名の「DEA」とPlatform（仕組み）・Possibility（可能性）・Participant（参加者）の頭文字「P」を組み合わせて名付けられた。世の中に新しい価値を提供し、新しい形態のインフラ構築を目指しているという。
2022年5月29日時点で時価総額は約114億円となっている。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）の運営組織に関する情報
Digital Entertainment Asset社の創業者であり、CEOを務めるのは吉田直人氏だ。吉田氏は雑誌編集業の経験を経た後、ゲームやアニメを扱う株式会社グラムスを立ち上げた。その後も複数企業の設立に携わっており、あらゆる分野での経験をもつ。
山田耕三氏も同じく創業者、およびCEOとして活動している。戦略構築とコンテンツ事業、メディア事業統括などを担当しており、YouTubeチャンネルやWebメディアなどを運用。テレビ東京で音楽・バラエティ番組のプロデューサーとしての経験をもち、アーティストなどのクリエイターがNFT業界に参入するのをサポートすることを目標としている。
残りのプロジェクトメンバーのプロフィールは、以下のページから確認してみてほしい。
Digital Entertainment Asset社のパートナー企業
Digital Entertainment Asset社は、さまざまな企業や団体とパートナーシップを締結している。
例えば、Singapore FinTech Association（シンガポール・フィンテック協会）はシンガポールのFin Tech企業のサポートや、コミュニティ内のコミュニケーションの促進、エコシステムにおけるイノベーションを目指している。
また、Spartan Group（スパルタン・グループ）はブロックチェーンなどのテクノロジーに特化したファイナンシャルアドバイザリー企業だ。
他にも、仮想通貨取引所やブロックチェーンゲームなどの企業と連携している。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）の特徴
DEAPcoinとは、ERC20規格のユーティリティトークンだ。ちなみにERC20とはEthereum（イーサリアム）ブロックチェーンのトークン規格の一つである。
DEAPcoinの特徴として、ゲームやNFTマーケットプレイスなど、Digital Entertainment Asset社が運営しているサービスで広く使える点が挙げられるだろう。
現在はさまざまな種類のゲームがリリースされているが、ゲームをまたいで同一のトークンを利用できる。また、ゲームで稼いだトークンを利用してNFTマーケットプレイスで取引することも可能だ。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）のトークンエコノミー
DEAPcoinのトークンエコノミーにおけるユーザーは、「PlayMiner（プレイマイナー）」と呼ばれる。
PlayMinerはJobTribes（ジョブ・トライブス）やLucky Farmer（ラッキー・ファーマー）などのゲームをプレイすると報酬としてDEAPcoinを得られる。
また、PlayMining NFT（NFTマーケットプレイス）においてはデジタルアートの取引を通して稼ぐことが可能だ。作品を手掛けたクリエイターに対してはロイヤリティが支払われる。
なお、アセット売上時に発生する手数料はDEA Bank（DEA・バンク）に保管されており、その仮想通貨がゲームの報酬にあてられている。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）のNFT分野での活用例
DEAPcoinはマーケットプレイスである「PlayMining NFT」で活用されている。
同マーケットプレイスはクリエイターによるデジタルアートのほか、ゲームで使用できるアセットなども販売されており、NFTのタイプはさまざまだ。ちなみに、ゲームの種類や出品者のタイプ、価格帯などからNFTを絞ることができる。
同じく、マーケットプレイスの「PlayMining NFT PREMIER（プレイマイニング・NFT・プレミア）」でもDEAPcoinは利用されている。このマーケットプレイスはBNB Chain（BNB・チェーン）を基盤にして構築されており、アートや映像、音楽などのNFTが扱われている。月山可也氏などの有名な漫画家による作品も販売されている点が特徴だ。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）の価格推移
価格追跡ウェブサイトのCoinMarketCap（コインマーケットキャップ）を参考にしながら、DEAPcoinの価格推移を確認しよう。
2020年春から価格は変動せず、横ばいの状態が続いていた。しかし、2021年11月に入ってから価格は急激に高騰しており、11月24日に過去最高値の11.71円を記録している。
Ethereumなどの仮想通貨にも同様の動きがみられることから、この高騰は仮想通貨市場全体が盛り上がりをみせたことに起因していると予想される。
その後、変動を繰り返しながら価格は下落していき、2022年5月29日時点で2.28円となっている。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）は今後どうなるのか
最近では 同社が運営するNFTゲームの「JobTribes」と人気漫画「南国少年パプワくん」、「ジバクくん」とのコラボNFTが販売されたことが話題になった。
2022年3月にはカンボジアサッカークラブ「アンコールタイガーFC」とパートナーシップを締結し、Play to Earn（遊びながら稼ぐ）ゲームを開発することを発表。今後もさまざまな業界でサービスを展開していくことが予想される。
加えて、4月27日に開催された事業戦略発表会では、国内メディアに向けてGameFiプラットフォーム事業戦略を発表した。Web3.0の実現に向けて持続可能な仕組みづくりを行うという。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）を扱う取引所
DEAPcoinを扱っている取引所は以下の通りだ。
- BITPOINT（ビットポイント）
- Bittrex（ビットトレックス）
- Indodax（インドダックス）
- BitGlobal（ビットグローバル）
- Bitrue（ビットゥルー）
- OKX（オーケーエックス）
- Digifinex（デジフィネックス）
- Gate.io（ゲート）
- BitMart（ビットマート）
- Bitbns（ビットビーエヌエス）
- MEXC Global（エムエックスシー・グローバル ）
- XT.com（エックスティー・ドットコム）
- Simplex（シンプレックス）※収納代行サービス
これらの取引所でDEAPcoinを購入するほか、マーケットプレイスのPlayMining NFT上でウォレットを開設し、DEAPcoinを購入することもできる。もしくは、MetaMask（メタマスク）でスワップして入手することも可能だ。ただし、その場合はMetaMask内に換金するための仮想通貨が入っている状態にしなくてはならない。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）の入手方法
ここでは、MetaMaskでスワップしてDEAPcoinを入手する方法を紹介しよう。まず仮想通貨をMetaMaskに入金する必要があるので、仮想通貨取引所でEthereumなどのトークンを購入する。
仮想通貨取引所にあまり慣れていない初心者の方には、「Coincheck（コインチェック）」がおすすめだ。国内サービスなので日本語で操作をすることが可能で、取引画面の見やすさや、取り扱い通貨数の多さで定評を集めている。
それでは、MetaMaskでDEAPcoinを入手するまでの流れを確認しよう。
- Coincheckのアカウント開設する
- 日本円を入金する（銀行振込など）
- Coincheckで仮想通貨を購入する
- MetaMaskのウォレットアドレスを入力し送金を完了させる
- MetaMaskでDEAPcoinにスワップする
コインチェックの利用法については以下の動画が参考になる。
まだMetaMaskのアカウントを持っていないという方は、以下の記事を参考にしてみてほしい。
【初心者向け】NFT取引に必要なMetaMask（メタマスク）の登録方法|入金・出金手続きを画像付きで解説
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
Coincheckの口座は無料で開設できる。今すぐ開設したい方は以下のバナーから手続きを進めるとよい。
また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
DEAPcoin（DEP/ディープコイン）の今後に注目
今回の記事では、DEAPcoinの基本的な知識について解説した。DEAPcoinはNFTマーケットプレイスだけでなく、複数のゲームに対応しており、幅広く利用できる点が魅力だ。
今後も新しいゲームを展開していくことが発表されており、使用できる範囲は益々拡大していくだろう。
加えて、PlayMining NFTや関連ゲームは日本語に対応しているので、言語に関する不安も少ない。そのため、仮想通貨やブロックチェーンサービスを初めて利用する方にとっても使いやすいだろう。
仮想通貨投資は口座開設から始まる。DEAPcoinの購入をお考えの方は、まずはコインチェックの口座開設をして、少額から投資してみてはいかがだろうか。
ゲームやNFTマーケットプレイスでDEAPcoinを活用してみてほしい。
