バンクシーが手がけた「BADMEANiNGOOD」というアルバムのカバーアートをモチーフにしたNFTコレクションが、2022年10月4日、NFTマーケットプレイス「MakersPlace」でリリースされた。
「BADMEANiNGOOD」は2000年代初頭に発売されたアルバムで、Austin Wilde氏が手がける音楽レコードレーベルから発売されたものだ。
Austin氏は、元グラフィティアーティスト、クリエイティブディレクター、インディーズレーベルのオーナーをしており、現在は音楽講師として活動している。「BADMEANiNGOOD」のカバーアートを制作するにあたり、Austin氏は、当時はまだ無名のアーティストであったバンクシーに注目したのである。
バンクシーは合計4つのカバーアート・ポスターを作成し、アルバムのリリースから約20年が経過したこのタイミングで、Austin氏にデザインの完全な著作権を提供した。
バンクシーから著作権の提供を受けたことで、Austin氏は、そのデザインをフィーチャーしたNFTコレクションを、MakersPlaceからリリースする運びとなった。
最初のコレクションは10月4日に発売が開始され、今後数ヶ月にわたり、いくつかのバージョンでNFTコレクションをリリースする予定である。
10月4日に発売開始されたNFTコレクションは、5つのNFTで構成されている。
- Vinyl 12″ REMIX: Roots Manuva x The Beatles: Yellow Submarine – The Completest Edition – 2 ETH リザーブ付き
- SKITZ 60×40 Blueback ポスター
- Roots Manuva 60×40 Blueback ポスター
- Peanut Butter Wolf 60×40 Blueback ポスター
- Scratch Perverts 60×40 Blueback ポスター
レコードNFTを落札した人には、「Roots Manuva x The Beatles – Yellow Submarine」レコード、O.G ステッカー、Wilde氏の署名が入った50x70cmの 「Roots Manuva 」ポスターも入手可能だ。
また、4つの大型ポスターNFTは、それぞれ1〜2ETHのリザーブ付きでオークションに出品されている。ポスターNFTの購入者は、60×40インチの「Blueback」ポスターも入手できる。
今回のNFTコレクションに関して、Austin氏は以下のコメントを残している。
『シリーズ発表から20年が経過したこのタイミングで、これらのレコード、CD、ポスターのアートワークを全く新しいユーザー層に届けられたこと、デジタルの世界を通して作品に命を吹き込めたことを光栄に思う。』
なお、今回発表したNFTコレクションの収益における10%相当は、ウクライナで活動するNGO「MOAS Ukraine」に寄付されるようだ。
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