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ニューヨーク証券取引所が企業の上場を記念するNFTを発行

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4月12日、New York Stock Exchange(以下、ニューヨーク証券取引所)が、企業の上場を記念してNFT技術の利用を開始することを発表した。ニューヨーク証券取引所にとって初めての試みである。

今回、NFTを発行したのは、Unity(ユニティ)、Coupang(クーパン)、Snowflake(スノーフレーク)、Spotify(スポティファイ)、Roblox(ロブロックス)、DoorDash(ドアダッシュ)の6社だ。

ニューヨーク証券取引所の第67代社長であるStacey Cunningham (以下、ステイシー・カニンガム)は、NFTを発行した目的に関して、以下のように述べている。

「私たちがNFTを取り扱い始めたのは、企業がニューヨーク証券取引所に上場する瞬間を楽しく、そして新しい方法で記念するためである。私たちはその歴史的な瞬間を祝福することを大切にしてきているから。」

https://twitter.com/NYSE/status/1381663467082543110?s=20

ニューヨーク証券取引所は、NFTを活用して利益を拡大するというよりも、NFT技術のさらなる発展を促すために同プロジェクトを決行したようだ。


近年注目を集めているNFTとは__。


NFTという言葉を目にする機会は増えたが、一体NFTの何が革新的なのだろうか。本稿の読者の中には、同様の疑問を持ち、NFTに関する情報を集めまわっている人も多いであろう。

ニューヨーク証券取引所の所長であるステイシー・カニンガムも同じような疑問を持った者の一人だ。彼はNFTという言葉を初めて聞いたとき、NFTについて熱心に調べたという。

では、彼はNFTの「革新性」をどこに見出したのか。残念ながら、彼自身の見解は見当たらい。しかし、ニューヨーク証券取引所の公式ページでは、NFTの可能性について以下のように述べられている。

NFTは時間の中の瞬間を形作る。ブロックチェーン技術によって瞬間を記録し、オーナーシップの絶対的な証拠を提供しているのだ。取引されているものが本物であることも証明する。

NFTとは「Non-Fungible Token」の略称で「非代替性トークン」と訳される。仮想通貨と同じくブロックチェーン上で取引されるので、デジタルデータのコピーや改ざんができないとう特性を持つ。

従来はデジタル上で取引が行われる際、データが簡単に複製されてしまうため、所有権の在りかが不明瞭になっていた。しかし、NFTの登場によって、デジタルデータに唯一無二の価値が保証されるようになったのだ。

アート、音楽、ゲーム、スポーツなど様々な分野でNFTが活用され始めている。期待を集めているNFTがこれからどのような躍進を果たすのか注目だ。


コインチェック

参考URL:

https://www.linkedin.com/pulse/introducing-nyse-nfts-stacey-cunningham/

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