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世界的に有名なジュエリーデザイナーのONCHがNFT作品を制作

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世界的に有名なジュエリーデザイナー、及びアーティストとして活躍する台湾系アメリカ人のONCH(以下、オーンチ)が、自身の作品をNFT化してリリースすることを発表した。

オーンチが手掛けたエキセントリックなデザインは、2021年4月24日、MakersPlace(メーカーズ・プレイス)で販売された。NFT作品を購入した人には、特典として、カスタム・ジュエリーも提供されたとのこと。

今回のプロジェクトは、オーンチの際立ったスタイルを世間に広める目的があるようだ。彼のNFT作品は、プレッツェルをモチーフにしており、明るい色を使用したキャッチーなものに仕上がっている。

https://twitter.com/makersplaceco/status/1386036194492907521?s=20

オーンチは1985年に台湾で生まれた。ロサンゼルスでグラフィックデザインの勉強をするために、2003年にアメリカへ移住を決意。2007年に開催されたLos Angeles Fashion Week(ロサンゼルス・ファッション・ウィーク)でアクセサリーのデザイナーとしてデビュを果たした。

NFTは物質的なジュエリーをオンライン化できる革新的なツールだ。オーンチ自身も「デジタル領域における自分の将来がとても楽しみだ。」と喜びを語っている。

作品販売で得た収益の10%は、「Stop Asian Hate(ストップ・アジアン・ヘイト)」の活動をサポートするために、チャリティーに寄付される予定だ。

近年、アメリカでは新型肺炎ウイルスによって急増したアジア系に対する人種差別が問題になっている。アジア系の高齢者や女性が暴行を受けるなど、事態は深刻だ。

台湾にルーツを持つオーンチ自身も、アメリカの社会情勢に対して感じるものがあるのだろう。


考察ポイント:NFTと「社会的価値」の融合が今後の発展につながる___


アート、音楽、ゲームなど様々な分野で、NFTへの取り組みが急速に広まりつつある。実際に、世界的に有名なアーティストやセレブリティの作品が、高値で落札されたニュースを見かける機会が増えたと実感している方も多いだろう。

しかし、高額落札の続くと、「NFT取引は富裕層が行うこと」といった誤ったイメージが定着してしまい、一般人をNFTからより遠ざけてしまう結果になりかねない。「経済的に余裕のある一部で取引が行われる」というイメージが定着してしまえば、NFT業界は非常に閉ざされた世界になってしまうだろう。

オーンチのように収益の一部をチャリティーに寄付する取り組みは、NFT取引と社会貢献を結びつける点で画期的だ。

オーンチのように収益の一部をチャリティーに寄付することで、NFTのやり取りに社会的価値を見出すことができる。貧困、地域創生、多文化共生、ジェンダー平等など、様々な社会問題がある中で、あらゆる活動を支援できるシステム作りが求められている。

NFTに対する世間の評価を高めるためにも、社会的に意義のある活動と結びつけることが重要視されていくだろう。

コインチェック

参考URL:

https://www.entrepreneur.com/article/370257

https://en.wikipedia.org/wiki/Onch_Movement

https://coinpost.jp/?p=231279

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