世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」がモバイルアプリをリリースした。同アプリでは、OpenSeaで販売されているNFTアイテムや、OpenSeaの最新情報を確認できる。
iOSとAndroidに対応しているだけでなく、無料でインストールすることが可能だ。しかし、実際にどのように使用するべきか、そもそもアプリをダウンロードするべきか悩んでいる方も多いのではないだろうか。
そこで今回の記事では、OpenSeaアプリの基本知識を解説する。この記事を読むことで、アプリの便利な使い方やOpenSeaアプリのダウンロード手順を理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
<【PR】口座をまだお持ちでない方へ>
NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
OpenSeaアプリの基本知識
2021年9月17日、世界最大手のNFTマーケットプレイスであるOpenSea(オープンシー)の公式ブログで、モバイルアプリをリリースしたことが発表された。
App Store(アップ・ストア)とGoogle Play store(グーグル・プレイ・ストア)からアプリを無料でダウンロードできる。
アプリのウォレットでは、MetaMask(メタマスク)やTrustWallet(トラストウォレット)、Rainbow Wallet(レインボー・ウォレット)に接続できるだけでなく、Ethereum(ETH:イーサリアム)のアドレスを入力することも可能だ。
なお、OpenSeaのアプリは閲覧専用でNFTを売買することができない。購入・販売したいNFTアイテムがある方は、ブラウザ版を利用するようにしよう。
ブラウザ版のOpenSeaにおけるNFTの購入方法は、以下の記事を参考にしてみてほしい。
OpenSeaでのNFT購入方法|決済方法や準備すべきものもまとめてご紹介
OpenSeaのアプリでできること
OpenSeaのモバイルアプリでできることは、大きく以下の5つに分けられる。
- NFTのトレンド情報
- 統計データの確認
- 出品アイテムの閲覧
- プロフィールの設定
- OpenSeaについて理解を深める
それぞれの機能や、アプリのダウンロード手順は次章で詳しく確認しよう。
OpenSeaアプリのダウンロード手順
アプリのダウンロード手順は極めてシンプルだ。App StoreかGoogle Play storeにアクセスして、「入手」、もしくは「インストール」をクリックする。
それぞれのストアの検索窓に「OpenSea」と入力しても、アプリが表示されるので、早速インストールしてみよう。
ちなみにアプリをダウンロードした後は、一度開いてみて正常にダウンロードできているか確認してみてほしい。ネットワーク環境によってはダウンロードに時間がかかることがあるので注意しよう。
OpenSeaアプリの便利な使い方
ここでは、OpenSeaアプリの便利な使い方を紹介する。実際にアプリを手元に用意して照らし合わせながら確認してみてほしい。
NFTのトレンド情報をチェックする
OpenSeaアプリの「Home(ホーム)」では、人気のNFTや最新アイテムなどを閲覧できる。
トップ部分では以下のカテゴリーからNFTを検索可能だ。
- Art(アート)
- Music(音楽)
- Domain names(ドメイン・ネーム)
- Virtual Worlds(バーチャル・ワールド)
- Trading Cards(トレーディング・カード)
- Collectibles(コレクティブルズ)
- Sports(スポーツ)
- Utility(ユーティリティイ)
さらに、「Notable Drops(ノータブル・ドロップス)」では注目作品を、「Hot new items(ホット・ニュー・アイテム)」からは最新アイテムを閲覧できる。他にも様々な方法で作品を探せるので試してみてほしい。
統計データを確認する
メニューの「Stats(スタッツ)」では、統計情報を確認できる。「Rankings(ランキングス)」と「Activity(アクティビティ)」から、OpenSeaにおける取引情報を確認可能だ。
Rankingsでは、カテゴリーやブロックチェーン、期間などを指定して、売却価格の高いNFTを表示できる。例えば、カテゴリーを「Art」、ブロックチェーンを「Ethereum(イーサリアム)」、「24th volume(24時間の市場ボリューム)」を設定すると、以下のように表示される。
また、ActivityにおいてはNFTの状態とブロックチェーンから、ユーザーの最新アクティビティを確認できる。
出品アイテムを閲覧する
「Search(サーチ)」では、出品アイテムを確認できる。Homeと同様に様々な方法で銘柄を絞ることができ、検索窓に作品名やクリエイター名を入力して作品を検索することも可能だ。
それぞれのカテゴリーを選択すると、フィルターをかけてNFTを選択できるようになる。フィルターのメニューは以下の通りだ。
- Status(ステータス:NFTの状態)
- Item type(アイテム・タイプ)
- Sort by(絞り込み)
Sort byでは、低い値段のNFTから表示したり、過去最も高く売れたNFTを確認できるなど、様々な使い方ができる。
プロフィールを設定する
「Profile(プロフィール)」を選択すると、まずウォレットと接続するように指示がある(ここではMetaMaskを選択する)。MetaMaskのアプリが自動で開くようになっているので、あらかじめMetaMaskのアプリもインストールしておくとよいだろう。
ウォレットの接続が完了すると、上記のような画像が表示される。自分の所有しているNFTやお気に入りのNFT、アクティビティなどを確認できる。また、ここのページからログアウトすることも可能だ。
OpenSeaについてもっと深く知る
「More(モア)」の部分では、Blog(ブログ)等を確認できる。記事をクリックすると、ブラウザ版のページに自動アクセスできる仕組みだ。
新しい記事が上位に表示されるので、最新情報を確認するのに便利である。
OpenSeaアプリでの出品手順や購入手順に関する注意点
OpenSeaのアプリ版では、出品や購入はできない。そのため、OpenSeaで取引を行いたい方はブラウザ版を使用する必要がある。
なお、「Search」や「Home」でNFTアイテムを選択すると、「Copy link(リンクをコピーする)」というボタンが表示され、簡単にブラウザ版の購入画面へ遷移可能だ。
ブラウザ版でNFTを購入したい方、以下の記事を確認するとよい。
OpenSeaでのNFT購入方法|決済方法や準備すべきものもまとめてご紹介
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
Coincheckの口座は無料で開設できる。今すぐ開設したい方は以下のバナーから手続きを進めるとよい。
また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
OpenSeaのアプリをインストールしてみよう
今回の記事では、OpenSeaのモバイルアプリについて紹介した。OpenSeaのアプリではNFTを購入・販売することはできないが、最新作品や情報を確認するのに便利だ。
OpenSeaといえば、投資会社のParadigm(パラダイム)社とCoatue(コーチュー)社から資金調達したことが話題となった。2022年に入ってから企業評価額が133億ドル(約1.5兆円)に達している。
投資会社も大きな期待を寄せるサービスなため、今後も根強い人気が続くと思われる。同アプリはApp StoreとGoogle Play storeから無料でインストールできるので、NFT取引を行う方やNFTの動向が知りたい方は今すぐダウンロードしてみてはいかがだろか。
関連記事:OpenSeaの取引量ランキングトップ5|人気NFTの銘柄を簡単に紹介