仮想通貨ウォレットには大切な暗号資産を保管するため、セキュリティが高いものを選ぶ必要がある。また、頻繁にトレードを行う方の場合、チャートが見やすい、操作性がよいといった点も重要なポイントとなる。
これらの条件を満たす、世界2,500万人に愛用されている仮想通貨のウォレットが「Trust Wallet(トラストウォレット)」だ。今回は、Trust Walletの特徴や評判を解説していく。ぜひ、仮想通貨ウォレットをお探しの方は、この記事を参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Trust Wallet(トラストウォレット)とは
Trust Wallet(トラストウォレット)は、2017年11月にERC20準拠のトークン(イーサリアムのブロックチェーンで動作するトークン)を保管する目的で開発された。2018年には仮想通貨の海外取引所Binanceにより買収されて大きな注目を浴びたウォレットだ。
DApps(分散型アプリケーション)ブラウザを内蔵しており、仮想通貨の管理、取引、返金をアプリ上でシームレスかつ手軽に行える。画面が分かりやすく操作性が優れており、初心者でも扱いやすいと評判のウォレットだ。
ウォレット名 | Trust Wallet(トラストウォレット) |
完成日 | 2017年11月 |
対応通貨 | 61種類 |
セキュリティ機能 | PINコード、秘密鍵 |
URL | https://trustwallet.com/ja/ |
SNS | FacebookInstagramTwitter |
Trust Wallet (トラストウォレット) の特徴
世界2,500万人以上に利用されているTrust Walletとは、どのようなウォレットなのだろうか。ここでは、Trust Walletの特徴を紹介していく。
仮想通貨取引量1位のBinanceが推奨している
Trust WalletはCoinMarketCapの「トップ仮想通貨スポット取引所」で仮想通貨取引量No.1を誇る海外取引所Binanceが推奨するウォレットとして話題を集め、世界2,500万人以上に利用されている。
Binanceは2019年5月にハッキング被害を受けており、なかにはネガティブな印象をもつ方もいるかもしれない。ただ、、被害にあったユーザーに対してしっかりとしたフォローを行っており、今でも信頼できる仮想取引所として評価されている。
また、ハッキング被害をきっかけにセキュリティの専門チームを再結成するなど真摯な姿勢が支持を集めている。このように多くの人が支持する取引所Binanceが推奨するウォレットということもあり、世界中の仮想通貨投資家が同ウォレットを愛用している。。
61種類の仮想通貨が保管できる
Trust Walletの取り扱い通貨は全部で61種類。以下に、取り扱い通貨を紹介したが、他のウォレットと比較しても種類が多いことが大きな特徴だ。
Bitcoin (BTC) | Ethereum (ETH) | Binance Coin (BNB) |
Litecoin (LTC) | Ripple (XRP) | Dogecoin (DOGE) |
Solana (SOL) | Polygon (MATIC) | Thorchain (RUNE) |
Polkadot (DOT) | Zcash (ZEC) | Smartchain (BNB) |
Dash (DASH) | TRON (TRX) | Tezos (XTZ) |
Cosmos (ATOM) | Stellar (XLM) | Bitcoin Cash (BCH) |
Ethereum Classic (ETC) | Filecoin (FIL) | Fio (FIO) |
Elrond (eGLD) | Nano (NANO) | Fantom (FTM) |
Arbitrum (ARETH) | Optimism (OETH) | Terra (LUNA) |
Avalanche (AVAX) | xDai (xDai) | Eco Chain (HT) |
Zelcash (ZEL) | GoChain (GO) | POA Network (POA) |
VeChain (VET) | Wanchain (WAN) | Callisto (CLO) |
Osmosis (OSMO) | Kava (KAVA) | ICON (ICX) |
TomoChain (TOMO) | Firo (FIRO) | Kin (KIN) |
Nimiq (NIM) | Thunder Token (TT) | Aion (AION) |
Theta (THETA) | Ontology (ONT) | Groestlcoin (GRS) |
Qtum (QTUM) | Viacoin (VIA) | IoTeX (IOTX) |
Ravencoin (RVN) | Zilliqa (ZIL) | Waves (WAVES) |
ウォレット上で仮想通貨のスワップができる
Trust Walletには、同アプリ内で仮想通貨のスワップ(通貨の交換をすること)ができる機能が搭載されている。ウォレット内で管理している仮想通貨のチャートと価格が表示されるため、どの通貨を交換すれば利益が得られるか計画が立てやすいことが魅力だ。
さまざまなサイトを閲覧する必要もなく、ウォレット内で必要な情報が得られ、スピーディーに取引ができる。
シンプルな画面で初心者でも操作できる
Trust Walletはシンプルな画面で、ウォレット初心者でも操作できる。
トップ画面には「送金する」「受信する」「買い」「スワップ」の4つのボタンが設けられている。そのボタンの下に、所有している仮想通貨やNFTのチャートが表示されている。そのため、どの仮想通貨を買うべきか売るべきかの判断がしやすい。
また、「発見」を押せばステーキングサービスが見つかる。シンプルな画面で日本語に対応しているため、誰でも操作できるウォレットとなっている。
ウォレット内でステーキングが楽しめる
Trust Walletは、ステーキングサービスを提供している。ステーキングとは、ブロックチェーンのネットワーク上に保有している通貨を預けておくことで報酬が得られるサービスだ。
どの通貨を預けるかで利息は異なるが、預金額の5.06%〜14.82%分の報酬が得られる。金融機関の金利が0.001%のため、比較すると高い利回りが得られることが分かるだろう。
ステーキングサービスは魅力があるが、一定期間、仮想通貨を預け入れなければいけない。その間に、仮想通貨の価格が下落してしまう恐れがあるため、仕組みを理解した上でサービスを利用しよう。
日本語対応のサポート体制が用意されていない
Trust Walletの公式ホームページには、ウォレットのダウンロード方法や操作方法が記載されているが、全て英語表記となっている。また、トラブルが起きたときに問い合わせができるサポート窓口が用意されているが、英語対応のみとなっている。
日本語対応のサポート窓口は用意されていないため、秘密鍵を紛失してしまったなどの緊急時に対処してもらえない恐れがある。
TWTトークンによる手数料割引が用意されている
Trust Walletは独自トークンTWT(Trust Wallet Token)を発行している。このTWTを利用すれば、仮想通貨を交換するときに、手数料の値引きが受けられる仕組みになっている。
同トークンはウォレットの開発に関する方針を決定する投票権(ガバナンストークン)としても使用されるTrust Walletを利用する場合はTWTトークンを保有しておくとよいだろう。
Trust Wallet(トラストウォレット)の口コミ・評判
Trust Walletの特徴を紹介してきたが、実際にウォレットを利用している方は利便性を感じているのだろうか。次にTrust Walletの良い評判と悪い評判を見ていこう。
Trust Walletの良い評判
Trust Walletの良い評判には、以下のようなものがある。
暗号資産ウォレットと言えばマスクが有名ですが、初心者には使いにくいです、現状とか考えずとりあえず取引所以外に資産移したいならトラストウォレット便利かもですソラナも公式対応しましたし円表示も簡単にできる#TrustWallet
Twitterより引用
トラストウォレット
Twitterより引用
知らない人も多いと思うので、トラストウォレットかなり高いAPR(利回り)貰えます。安心安全セキュリティーも高いです。やり方もかなり簡単です。ウォレットに通貨送金→ステーキング→APR高いとこを選択→終了です。ATOMも7.83%もあるのでここにATOM預けました。画像参照✨✨💰
Trust Walletの良い評価を確認すると、仮想通貨投資初心者でも操作できると評判だ。また、PINコードや秘密鍵を使用したセキュリティも高く評価されている。操作しやすいウォレットを探している方なら満足できるだろう。
Trast Walletの悪い評判
Trust Walletの悪い評判には、以下のようなものがある。
とりあえずサポートに問い合わせメールを送ってみた(英語できないから全部deepL翻訳)
Twitterより引用
どうなるかねえ。TrustWalletの問い合わせ多そうだし、対応してくれると思いたいが。
C死んで秘密鍵紛失GGしたから、どっかに共有しときたいがそれしたら意味ないよねという
Twitterより引用
Trust Walletの悪い評価を確認すると、英語によるサポート体制しか用意されていないことが不評だ。リカバリーフレーズ(秘密鍵)を紛失したり、スマホが故障した場合は、英語で問い合わせる必要がある。そのため、英語の苦手な方がサポートを受けるのは難しいと考えられる。海外サービスの利用に不慣れな人だと導入の壁を感じてしまうだろう。
Trust Walletが向いている人
操作しやすいウォレットを探している人であれば、Trust Walletがおすすめだ。その理由は、トップ画面上にチャートが表示されており「送金」「スワップ」などのボタンが設けられているからだ。
ボタンの数も絞り込まれており、操作に迷うこともない。また、Binanceが推奨しているウォレットで、PINコードや秘密鍵を使用したセキュリティ対策も行われている。そのため、安心・安全・快適に使用できるウォレットといえる。
日本語対応のサポート窓口はないが、インターネットやYouTube上で操作方法やトラブルシューティングが記載されているため、これらを見れば問題を解決していけるだろう。
Trust Wallet(トラストウォレット)の作成方法
Trust Walletの作成方法の手順は以下の通りだ。
- Trust Walletのアプリをダウンロードする
- Trust Walletを起動する
- 利用規約に同意する
- パスコードを入力する
- ウォレットのバックアップを取得する
- ウォレットの完成
ここでは、各手順に沿ってTrust Walletの作成方法を解説していく。
最初にTrust Walletのアプリを以下のURLからダウンロードする。
App Store:https://apps.apple.com/app/trust-ethereum-wallet/id1288339409
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wallet.crypto.trustapp
アプリをダウンロードすると、最初に画像と同じ画面が表示される。この画面上で、新しいウォレットの作成や既存ウォレットのインポートができる。新しいウォレットを作成したい方は「新しいウォレットを作成する」のボタンを押す。
新しいウォレットを作成するためには、Trust Walletのプライバシーポリシーまたは利用規約への同意が必要だ。これらの内容を確認して「利用規約とプライバシーポリシーを読み、同意しました」にチェックを入れよう。チェックを入れたら「続ける」のボタンを押す。
Trust Walletを使用するためのパスコードを決めて、確認用のパスコードを入力する。パスコードを失うとTrust Walletにアクセスできなくなるためメモして大切に保管しておこう。
ウォレットの復元をするために必要な秘密鍵の発行をする。以下の内容に同意をして「続ける」を押す。
I understand that if I lose my recovery words, I will not be able to access my wallet.
(私は秘密鍵を失ったら、ウォレットを復元できないことを理解しました。)
秘密鍵が発行されたら、スクリーンショットで画像にして保存するか、メモを残して保存しておこう。秘密鍵は、パスコードを忘れたりスマホを紛失したりした場合に必要なもの。秘密鍵を紛失したら、Trust Wallerは復元できないため大切に保管しよう。
本人確認のために発行された12個のリカバリーフレーズを順番に入力する。
順番通りに入力できたら「続ける」を押す。
秘密鍵の入力が正しければ、Trust Walletの管理画面が起動する。
Trust Wallet(トラストウォレット)の基本操作
Trust Walletの作成ができたら、基本操作を覚えておこう。
Trust Walletの出金方法
Trust Walletの出金方法は以下の通りだ。
- 「ウォレット」を押す
- 「送信する」を押す
- 送金したい通貨の種類を押す
- QRコードを使用して、通貨を送金する
- 送金する通貨量を入力する
- 「次へ」を押す
- 「送信する」を押す
- 送金が完了すると「送信済み」に変わる
Trust Walletの入金方法
Trust Walletの入金方法は以下の通りだ。
- 「ウォレット」を押す
- 「受信する」を押す
- 受信したい通貨の種類を押す
- QRコードを使用して通貨を受信する
クレジットカードで暗号通貨を購入する方法
Trust Wallet上で暗号資産をクレジットカードで購入することも可能だ。欲しい仮想通貨の購入方法は以下の通りだ。
- 「ウォレット」を押す
- 「買い」を押す
- 買いたい通貨の種類を押す
- 購入したい量を入力する
- クレジットカードを使用して決済する
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Trust Wallet(トラストウォレット)を利用してみよう
今回はTrust Walletの特徴を紹介した。チャートを確認しながらアプリ上で取引できるなど、実際に利用している人の評判から操作性がよいことが分かる。また、Binance推奨のウォレットであることや、PINコード・秘密鍵を使用したセキュリティ対策を実施していることも魅力だ。
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