近年はブロックチェーン技術やメタバースを取り入れたゲームが数多く登場している。特に、Facebook(フェイスブック)が社名を「Meta(メタ)」に変更したことを受けて、メタバースに対する注目度が一気に高まっている。
本記事で紹介するUPLANDは、実世界をベースにして作られたメタバースゲームだ。ユーザーは自分の不動産を所有することができて、お金を稼ぐチャンスを得られる。
今回の記事では、UPLANDの基本的な知識や始め方を画像付きで紹介する。
ゲームで入手したNFTをマーケットプレイスで販売したり、不動産をコレクションしたりなど、お金を稼ぐ方法についても紹介するので、興味がある方はぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
UPLAND(アップランド)とは?
UPLAND(アップランド)とは、実世界をベースにしたメタバースゲームのことだ。 ブロックチェーン技術を取り入れており、NFTを売買したり、交換したりして、ユーザーはメタバース上で自由に経済活動を行える。
UPLANDを開発・運営しているのは、カルフォルニア州シリコンバレーに本拠地を構えるUplandme(アップランドミー)社。起業家のDirk Lueth(ダーク・リュート)氏やMani Honigstein(マニー・ホニシュタイン)氏、Idan Zuckerman(イダン・ズッカーマン)氏によって2018年に設立された。
ブロックチェーンには、EOSIO blockchain(EOS:イーオーサイオー・ブロックチェーン)を採用している。
ゲーム内の通貨にはUPXトークンが用いられている。マーケットプレイスでNFTを売却したり、バーチャルビジネスを始めたりすることで、このUPXトークンのほか、USドルを入手することが可能だ。
なお、新しくゲームを始めたユーザーは、最初にボーナスとして4,500UPXを受け取れる。また、UPXトークンはUPLANDのストアで購入できる。
UPLANDの内容を紹介
ここでは、UPLANDの内容を紹介する。
PLAY(プレイ)
UPLANDのメタバースでは、ユーザーはデジタル上の不動産を所有できる。メタバースに存在するアドレスは、現実世界に実在するアドレスを基盤にしているのが特徴的だ。
不動産を購入する際は、UPLANDの地図から不動産を探す(購入可能な不動産は緑色で表示されている)。また、マーケットプレイスで他のユーザーが販売している不動産を購入することも可能だ。
BUILD(建築)
UPLANDでは土地を所有できるだけでなく家を建てることもできる。一軒家やマンションなど、様々なタイプの建物から選択することが可能だ。
CONNECT(交流)
UPLANDのメタバースでは、他のユーザーと交流できる。また、ゲームについて知識を深められるDiscord(ディスコード)やTelegram (テレグラム) などのコミュニティも用意されている。
EARN(お金を稼ぐ)
ユーザーはUPLANDでお金を稼げる。例えば、不動産に投資したり、訪問者から入場料を受け取ったりすることで、収益を上げることが可能だ。お金の稼ぎ方について、次章で詳しく確認しよう。
UPLANDでの稼ぎ方
ここでは、UPLANDでの稼ぎ方の一部を紹介する。
不動産をコレクションする
ユーザーは、同じエリアの不動産や、似たような特徴をもつ不動産を所有することで、収益率をアップできる。
例えば、サンフランシスコに3つ不動産を所有すれば、「サンフランシスココレクション」を達成したことになるので、収益アップのチャンスを掴めるのだ。
また、上記のようなコレクションをクリアしていくことで報酬を得られる。珍しいコレクションをクリアすれば、高い報酬を受け取ることも可能だ。
訪問者から手数料を受け取る
ユーザーは別のユーザーが所有している土地を訪問する際、手数料を支払わなくてはいけない。街によって手数料の金額は異なり、オーナーは手数料を自分で設定できる。
マーケットプレイスで不動産を売る
自分の所有している不動産は、いつでもマーケットプレイスで売却できる。売りたい不動産を選択して、「SELL(売る)」ボタンをクリックし、価格を設定する。
ちなみに、不動産を売買するだけでなく、UPLANDでは交換することも可能だ。
UPLANDを始める前に用意すべきもの
まずは、ゲームをプレイするデバイスを用意しよう。UPLANDは、WebブラウザやiOSアプリ、Androidアプリに対応している。アプリを使用したい方は、App Store(アップ・ストア)かGoogle Play(グーグル・プレイ)からダウンロードするようにしよう。
また、NFTを購入する際などに使用するUPXトークンは、UPLANDのストアで購入できる。ただし、UPXトークンはメタバースのみで使用できる通貨であることを覚えておこう。UPXトークン購入の際に使用できる決済方法はクレジットカード、PayPal、暗号資産の3つ。暗号資産を入手するには取引所の口座が必要なので、まだ開設していない方は作っておくとよい。国内の取引所であれば比較的取引通貨の多いcoincheckあたりがおすすめだ。
なお、不動産を売却する場合は、UPXトークンかUSドルのどちらかを選択することになる。
UPLANDの始め方
ここでは、UPLANDの始め方を紹介する。
1. UPLANDを開く
2. 「ENTER UPLAND(UPLANDに入る)」をクリックする
3. SIGN UP(サインアップ)する
ユーザーネームとメールアドレス、パスワードを設定しよう。
4. 指示を確認する
メールを確認するようにと指示がある。
5. 届いたメールを確認する
「VERIFY ACCOUNT(アカウントを確認する)」をクリックする。
6. ログインする
7. 認証する
8. Explorer(エクスプローラー)を選択する
Explorerはユーザーをランダムに街へ送る機能を担う。色とモチーフを選べるようになっている。
9. ボーナスを受け取る
これでゲームを始める準備は整った。早速メタバースを冒険してみよう。
UPLANDのQ&A
ここでは、UPLANDに関するよくある質問をまとめよう。
Q1. どのようなメディアに掲載されている?
公式ホームページでは、掲載メディアとして以下の媒体が紹介されている。
- Forbes(フォーブス)
- VICE(ヴァイス・メディア)
- Decrypt(ディクリプト)
- VentureBeat(ベンチャービート)
- coindesk(コインデスク)
- Bitcoin.com(ビットコイン・ドット・コム)
Forbesをはじめ、大手メディアにも多数掲載されていることから、注目度の高さがうかがえる。
Q2. サスティナビリティへの取り組みは?
ブロックチェーンのサスティナビリティに関する取り組みを行うために、UPLANDは二酸化炭素排出量削減を目標に掲げている。そのため、他のブロックチェーンサービスと比較してもエネルギー使用量が低いのが特徴だ。気候変動やジェンダー平等、貧困削減などの取り組みに対しても積極的な姿勢を示している。
Q3. 情報はどこで収集すればいい?
最新情報を収集するには、UPLANDのSNSなどをフォローすることをおすすめする。UPLANDが運営しているSNSは以下の通りだ。
- Discord(ディスコード)
- Twitter(ツイッター)
- Telegram(テレグラム)
- Reddit(レディット)
- Medium(ミディアム)
UPLANDを始めてみよう
今回の記事では、UPLANDの基本概要やゲームの始め方を画像付きで紹介した。
UPLANDとは、サンフランシスコの会社が開発・運営しているメタバースゲームだ。メタバース上の土地は実世界を基盤にしており、ユーザーは不動産の取引などを通してお金を稼げる。
月間のアクティブユーザーは35万人、デイリーアクティブユーザーは5万人を誇り、サービス開始から1年半ですでに高い人気を集めている。まだまだ様々な機能がアップデートされる予定で、今後もユーザー数は増加していくだろう。
近年、高い期待が寄せられているメタバースに挑戦してみたい方は、UPLANDをスタートしてみてはいかがだろうか。アカウント作成は3分もかからないので、まずはアカウントを作成するところから始めてみてほしい。