ヒーローを収集してバトルを繰り広げるブロックチェーンゲームの「WonderHero(ワンダーヒーロー)」。同ゲームでは武器や装備をNFTマーケットプレイスで売却したり、ゲームに勝ち進んだりすることで、お金を稼ぐことができる。
従来のモバイルゲームとブロックチェーン技術を組み合わせており、多方面から注目を集めているPlay to eran(遊びながら稼ぐ)ゲームだ。
しかし、ゲームは英語にしか対応していないため、どのように始めればいいかわからない方も少なくない。そこで今回の記事では、WonderHeroの基本的な知識や始め方を解説する。
この記事を読むことで、WonderHeroについて理解を深められるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
WonderHero(ワンダーヒーロー)とは?
WonderHero(ワンダーヒーロー)とは、アニメカルチャーにインスパイアされたMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)タイプのブロックチェーンゲームだ。プレイヤーはヒーローを収集したり、バトルを繰り広げたりすることでお金を稼ぐことができる。
GAMICH(ガミチ)有限責任株式会社が開発を手掛け、2022年1月26日に公式リリースされた。
2022年4月時点で公式Twitter(ツイッター)のフォロワー数は8万人以上にも及び、多方面から注目を集めていることが伺える。
WonderHeroのトランザクションはPolygon(ポリゴン)ネットワーク上で実行され、トークンにはWNDトークン・HONトークンが使用されている。
WonderHeroの運営者情報
WonderHeroの共同創業者、およびCEOを務めるのはEthan Ng(イーサン・ウン)氏だ。プロダクト開発からマーケティング戦略に至るまで、幅広い分野での経験をもつ。
仮想通貨取引所「BiKi.com(ビキ・ドット・コム)」のCEOや、「Huobi Global(フォビ・グローバル)」のマーケティングリーダーとしても活動していた。
共同創業者、およびCTOを務めるのはL氏で、R&Dチームのマネジメントやゲームプロダクツプロデューサー、ゲームにおけるデザインや改善の責任者でもある。
他にも、Zander Liang(ザンダー・リアン)氏やPriscilla Thoo(プリシラ・トー)氏、Zion(シオン)氏などがチームメンバーに含まれる。
WonderHeroのパートナー企業
公式ページでは、WonderHeroのパートナー企業として以下の企業が紹介されている。
- ZBS Capital(ZBS・キャピタル):ベンチャーキャピタル企業
- Icetea Labs(アイスティー・ラボ):ITサービス・ITコンサルティング企業
- Polygon(ポリゴン):ブロックチェーン関連企業
- TokenSuite(トークンスイート):インターネット出版企業
- Terranova ventures (テラノバ・ベンチャーズ):賃貸不動産企業
- Vendetta Capital(ベンデッタ・キャピタル):ベンチャーキャピタル企業
- X21:小売企業
WonderHeroは、高いガス料金と遅いトランザクション速度を問題視していた。そこで、トランザクション速度に優れたPolygonネットワークを利用することで、スピーディーで無料のトランザクションを実現させている。
WonderHero(ワンダーヒーロー)の内容を紹介
WonderHeroではプレイヤーがファンタジーワールドでヒーローや武器、装備を収集し、バトルに挑戦できる。ヒーローは100以上のバリエーションを誇り、プレイスタイルに合わせてアップグレードすることが可能だ。
400以上存在する装備を使用したり、ヒーローのスキルを考慮したりして、戦略的に敵を倒していく。
Boss Monsters(ボス・モンスター)バトルでは、特定の部位を破壊することで、レアな報酬を入手できる。
WNDトークン・HONトークンとは
WonderHeroでは、WNDトークンとHONトークンが使われており、ヒーロー、武器、装備などを購入、アップグレードする際に使われる。
ヒーローの購入にはWNDトークン、武器のアップグレードにはWNDトークンとHONトークンの両方、装備品の購入にはHONトークンが必要になる。
なお、WNDトークンはガバナンストークンとしての機能ももつ。
WonderHero(ワンダーヒーロー)での稼ぎ方
公式資料で紹介されている稼ぎ方は以下の通りだ。
- バトルモード、PVPバトルで勝利する
- 武器や装備をNFTマーケットプレイスで販売する
- 収集した貴重な武器で投機的な売買を行う
- WNDトークンかHONトークンをファーミングする
- NFTをステーキングする
- WNDトークンをステーキングする
- WonderHeroのYield Systemに参加する
稼ぎ方によってWNDトークンを入手できるか、HONトークンを入手できるかが異なる。一部抜粋して、詳細を確認していこう。
バトルモード、PVPバトルで勝利する
バトルモード、PVPバトルに挑戦することで、ユーザーは報酬を得ることができる。
バトルモードでは、ストーリーモードとステージを選択して、バトルに関する情報を確認した後にバトルが開始される。1つのバトルごとに1エネルギーが消費されることは覚えておこう。
PVPバトルでは、他のプレイヤーと競うことで自分のランクが決まる。ランクが上がると報酬も高くなるので、効率的に稼げるようになる。
NFTをステーキングする
WonderHeroでは、NFTをステーキングすることでもお金を稼げる。ステーキングプラットフォームは2021年10月29日にリリースされた。
ステーキングに参加しているユーザーは「Liquidity Providers(リクィディティー・プロバイダー)」と呼ばれる。
流動性プールにトークンを預け入れると、報酬としてWNDトークンを入手できる。
WonderHeroのYield Systemに参加する
WonderHeronは、スカラーシップ(奨学金)システムの「Yield System(イールド・システム)」を提供している。
ユーザーはスポンサーとして他のユーザーにNFTを貸し出すことで、手数料を受け取ることができる。
なお、このスカラーシップ機能はWonderHeronが運営している公式のシステムだ。そのため、ユーザーは難しいことを考えることなく、手軽、かつ安全に自身のNFTを提供できる。
WonderHero(ワンダーヒーロー)の落札実績や価格推移
ここでは、仮想通貨相場サイトのCoinmarketcap(コインマーケットキャップ)を参考にして、ガバナンストークン、およびユーティリティートークンであるWNDトークンの価格推移を確認しよう。
2021年10月から11月にかけて価格が高騰し、10月31日には約1,185円を記録した。しかし、価格は次第に低下していき、2022年4月25日時点で0.6514円となっている。
ゲームがリリースされてからまだ3ヶ月程度しか経っていないことを考慮すると、まだまだプレイヤー数が増加する余地はある。そのため、ゲームプレイヤーが増加するのに伴って今後、価格が上昇していくことも考えられるだろう。
WonderHeroのNFTマーケットプレイスを確認すると、最も価格が低いアイテムは5USDT(約644円)である。
一方、最も価格が高いアイテムは50000USDT(約644万円)である。ちなみにNFTマーケットプレイスでは、NFTタイプやヒーローの種類などからアイテムを絞ることが可能だ。
WonderHero(ワンダーヒーロー)を始める前に用意すべきもの
WonderHeroを始めるには、最低でも6つのNFTが必要になる。内訳としては、ヒーロースキン3つ、セットの武器を3つだ。
選ぶヒーローのタイプによって初期費用は変わってくるが、2022年5月4日時点で1番価格が低いヒーロースキンと武器はそれぞれ5USDT(約649円)となっているので、初期費用を計算する際の参考にしてほしい。
これらのNFTを購入するにあたって、MetaMask(メタマスク)ウォレットやヒーローの購入に必要なWNDトークン、もしくはUSDTトークンを用意する必要がある。
トークンを入手するには、まずCoincheck(コインチェック)などの国内取引所の口座を開設して、海外取引所に送金する仮想通貨を購入する。その後はWNDトークンかUSDTトークンを扱っている海外取引所へ送金、換金をして、Metamaskに送金するのが大まかな流れだ。
MetaMaskの開設方法に関しては、以下の記事を参考にしてみてほしい。
【初心者向け】NFT取引に必要なMetaMaskの登録方法|入金・出金手続きを画像付きで解説
なお、初期費用を抑えたいという方は、WonderHeroのスカラーシップ制度を利用できるのでそちらも確認しておこう。
WonderHero(ワンダーヒーロー)の始め方
ここでは、WonderHeroの始め方を紹介する。
もしMetaMaskのアカウントをもっていない場合は、ダウンロード画面にアクセスできるようになっているので、アカウントを作成しよう。
NFTをマーケットプレイスで購入するか、奨学金に応募することができる。
ここでは、以下の情報を入力する。
- Nick name(ニックネーム)
- Email(メールアドレス)
- Password(パスワード)
- Confirm Password(パスワード確認)
- Verification code(承認コード)
承認コードは「Send code(コードを送付する)」をクリックすると、メールアドレスが送信される。
App Store(アップ・ストア)、TestFlight(テストフライト)、Google Play(グーグル・プレイ)、Android APK(アンドロイド・APK)からゲームをダウンロードできる。
ログインが完了したら、ログインをしてプレイを始めてみよう。
WonderHero(ワンダーヒーロー)に関するQ&A
ここでは、WonderHeroに関するよくある質問をまとめて紹介する。
- 手数料はかかるの?
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NFTマーケットプレイスで取引をする際に、ガス代(手数料)がかかる。ガス代はトランザクションの処理と検証を実行するコンピューターエネルギーをサポートするために必要になる。
なお、ゲームのプレイに関しては、武器や装備等をアップグレードする際などに手数料がかかることを覚えておこう。
ガス代の詳細については、以下のページを確認してほしい。
- 最新情報はどこで入手すべき?
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WonderHeroの最新情報を入手するには、以下のSNSをフォローすることをおすすめする。
Mediumは、リリース情報をはじめとした重要な情報や、ゲームの操作方法を紹介している。Twitterでは、機能のアップデートやセールなど、最新情報を確認できる。
- どのようなメディアで取り上げられている?
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WonderHeroは以下のようなメディアで紹介されている。
- Coingape(コインゲープ)
- Crypto Daily(クリプト・デイリー)
- Mashable Benelux(マッシャブル・ベネルクス)
- Utoday(ユートゥデー)
- CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)
- Investing.com(インベスティング・ドット・コム)
- CoinGecko(コインゲッコー)
- CryptoSlate(クリプトスレート)
- Blockonomi(ブロッコノミ)
一部を抜粋して紹介すると、CryptoSlateは仮想通貨やブロックチェーン企業、製品、イベントなどに関するニュースを発信しているメディアで、Blockonomiはブロックチェーンエコノミーに関するコンテンツを公開している。
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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
WonderHero(ワンダーヒーロー)を始めてみよう
今回の記事では、WonderHeroの基本的な概要や始め方を解説した。
WonderHeroは、アニメカルチャーにインスピレーションを受けたブロックチェーンゲームだ。バトルを通したり、武器や装備をNFTマーケットプレイスで売却したりすることで、お金を稼ぐことができる。
ゲームを始めるにはNFTを6つ購入しなくてはいけないが、スカラーシップ制度も利用できるのが嬉しいポイントだ。
WonderHeroは日本語に対応していないものの、操作や始め方は決して難しくない。ぜひこれを機にWonderHeroを始めてみてはいかがだろうか。