現在、仮想通貨専用のウォレットにはMetaMaskやEnjinウォレットなど様々な種類がある。中でもイーサリアム系トークンに特化した「MyEtherWallet (マイイーサウォレット)」は注目度が高く、愛用者も多い。
同ウォレットはイーサリアム系トークンのほとんどを保管できるウォレットで、非常に便利だ。そのため「イーサリアム系トークンを多く保有している」という方にはかなりおすすめである。
この記事では、MyEtherWallet の基本的な使い方やウォレット作成手順を詳しく紹介する。同ウォレットは英語表記であるものの、アプリの仕様はシンプルで使いやすいため、初心者でも安心して利用できる。
ぜひ本記事最後まで読んで、MyEtherWallet を使いこなしてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアム系トークンを保管できるウォレット
MyEtherWallet は、ロサンゼルスに拠点を置く企業によって開発されたウォレットだ。同ウォレットでは、イーサリアム基盤のトークンのほとんどを保管できる。
MyEtherWallet は、インターネット接続があるホットウォレットの中でも「デスクトップウォレット」「モバイルウォレット」に該当する。PCとスマートフォンの両方に対応しているため、状況に応じて使い分けることが可能だ。
なお、同ウォレットは英語とロシア語のみの対応であり、日本語には対応していない。
MyEtherWallet は仮想通貨専用のウォレットであるため、仮想通貨の保有が必須だ。「まだ仮想通貨を保有していない」という方は、まずはCoincheckで口座開設して仮想通貨を購入しよう。Coincheckは国内取引所の中でも取扱通貨が豊富で、取引手数料も良心的である。
海外の取引所であれば、BYBITがおすすめだ。BYBITは100種類以上の取扱通貨に加え、NFT関連の銘柄も豊富に取り揃えている。日本語や日本円にも対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できる。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の対応端末とブラウザ
MyEtherWallet の対応端末とブラウザは以下の通りである。
対応端末 | PC・スマートフォン(iPhone・Android) |
ブラウザ | GoogleChrome・Braveが推奨されている |
MyEtherWallet は、ブラウザでのウォレット作成を推奨していない。というのも、スマートフォンアプリの方が二段階認証等のセキュリティ対策が強化されているためだ。はじめにウォレットを作成する際はスマートフォンから行うことをおすすめする。
なお、アカウント作成後にブラウザを使用して取引を行うことは問題ないとされている。
MyEtherWallet のインストールはこちらから
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)の作成手順
では早速、MyEtherWallet の作成方法を紹介する。今回は、iPhoneを使用してウォレットを作成する。なお、Androidでも大まかな手順は変わらないので、Androidユーザーもぜひ参考にしてほしい。
① MyEtherWallet のアプリをインストールする
「MyEtherWallet 」を検索すると一番上に表示される。
② 「Create a free wallet」をタップ
③ 注意事項を確認し、「Create a free wallet」をタップ
④ PINコードを決める
6桁の数字からなるPINコードを決め、入力する。
⑤ 再度PINコードを入力し、確認する
⑥ 自身の端末に応じて、Face IDを有効にする
⑦ 「Finish」をタップしてウォレット作成完了
【ウォレットのバックアップ手順】
ウォレットの作成が完了すると、バックアップを取るように勧められる。バックアップを取っていれば、端末を無くした際などにすぐにウォレットを復旧できるなどのメリットがある。ウォレット作成後は、忘れないうちにバックアップも取るようにしよう。
① 「Backup now」をタップ
② 「Backup now」をタップ
③ 「Start」をタップ
次の画面でリカバリーフレーズが表示されるため、「書き留める準備をするように」とアナウンスがある。リカバリーフレーズとは、使用する端末を変更した際などにウォレットを復元するのに必要なパスワードだ。
このリカバリーフレーズは絶対に他人に知られてはいけないため、スクリーンショットなどで保管せずにメモに書き留めて保管するのがよい。
④ リカバリーフレーズをメモする
全部で24個の英単語からなるリカバリーフレーズが表示される。全て順番通りに、スペルミスなどないようにメモしよう。
⑤ ダブルチェックを行う
しっかりとメモできているかどうか、簡単な確認がある。メモと照らし合わせて行おう。
⑥ 「Done」をタップ
下記のように、ウォレットのトップページが表示されればバックアップは完了だ。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)での入金方法
MyEtherWallet への入金は、以下の手順で行う。
① トップページの入金マークをタップ
② 自身のウォレットアドレスをコピー or 共有する
③ 送金元のウォレットにアドレスをペーストするか、QRコードを読み取ってMyEtherWallet に送金
これで入金作業は完了だ。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)での出金方法
MyEtherWallet から出金するには、まずトップページの送金マークをタップする。
その後、送金先のウォレットアドレスや出金額、ガス代などを入力すれば出金は完了だ。
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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)でイーサリアム系トークンを管理しよう
今回は、MyEtherWallet の使い方について紹介した。同ウォレットはイーサリアム系トークンのほとんどを管理できる、かなり便利なウォレットである。
入金や出金などもシンプルで、アプリも非常に使いやすい。初心者にもおすすめのウォレットである。ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
なお、当サイトでは他のウォレットの使い方についても多数取り上げている。公式Twitterでは最新記事の掲載情報をツイートしているので、ぜひフォローしておくことをおすすめする。