資産運用方法として、仮想通貨のステーキングが注目を浴びている。その理由は、仮想通貨を保持するだけで、利率分の収益が得られるためだ。
仮想通貨のステーキングの中でも高い利率を誇るのが、BAINANCE(バイナンス)である。BAINANCE(バイナンス)のステーキングの利率は10%〜20%と高い。そのため、新たな資産運用の方法として注目を浴びているのだ。
今回は、BINANCEでのステーキングのやり方を紹介するので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
BINANCE(バイナンス)のステーキングとは
BINANCE(バイナンス)のステーキングとは、仮想通貨を長期保有して利回りを得ることをいう。ステーキングを上手く活用すれば、銀行預金よりも高い利率で資産が増やせるとして注目を浴びている。
ブロックチェーンの適正な稼働のために保有している仮想通貨を提供し、その見返りとして一定の利率の収益が得られる仕組みだ。
仮想通貨の取引記録を書き込む規則としてPoS(仮想通貨の保有量や保存期間が長い方の中から取引承認者を選び、代わりに報酬を与えるという規則)が採用され始めたことによりステーキングが誕生した。
BINANCE(バイナンス)のステーキングのメリット
BINANCEのステーキングには、以下のようなメリットがある。
- 国内取引所と比較して比率が高い
- 仮想通貨銘柄の種類が多い
- 公式アプリが提供されている
ここでは、各メリットについて具体的に説明していく。
国内取引所と比較して比率が高い
BINANCEのステーキングは、国内取引所と比較すると利率が高い。
国内の仮想通貨取引所のステーキングの年利1~6%の銘柄が多いが、バイナンスのステーキングは年利20%以上の銘柄も珍しくない。
例えば、エイダ(ADA)を保有する場合、国内取引所のGMOコインだと年利3.3%~4.7%だが、BINANCEだと7.75%~11.23%となる。
このように国内取引所の2倍程度の利率になることがBINANCEステーキングのメリットだ。
仮想通貨の銘柄の種類が多い
BINANCEのステーキングは、仮想通貨の銘柄の種類が多い。定期ステーキングは109種類(2022年6月20日地点)の銘柄から仮想通貨が選べる。
国内取引所だと20種類の銘柄しか選べない。多くの銘柄からステーキングする仮想通貨を探したいと考えているのであれば、BINANCEのステーキングがおすすめだ。
公式アプリが提供されている
BINANCEには公式アプリが用意されている。公式アプリは直感的に操作ができて、スムーズに動くためストレスなく仮想通貨の取引が行える。
Apple Storeでは約29,000件の評価が付いており、点数は4.7、GooglePlayでは913,000件の評価が付いていて点数4.6と評判がよい。多くのユーザーが高評価しているアプリを提供していることも、BINANCEのメリットと言えるだろう。
なおBINANCEの公式アプリは、以下からダウンロードできる。
- 公式ホームページ
- Google Play
- App Store
BINANCE(バイナンス)のステーキングのデメリット
BINANCEのステーキングには、以下のようなデメリットがある。
- ハッキングの被害に遭う恐れがある
- ステーキング枠が売り切れている
ここでは、各デメリットについて具体的に説明していく。
ハッキングの被害に遭う恐れがある
BINANCEでステーキングを行う場合は、ハッキングの被害に遭う恐れがあることを理解しなければいけない。実際に、2019年5月にBINANCEから45億円のビットコインが流出したことがある。もちろん、BINANCEが特別リスクが高いというわけではなく、どの取引所においてもハッキングされる可能性はゼロではない。
ただ、BINANCEではハッキング被害に遭遇してユーザーが損失を被っても、その分を補填してくれることはないので注意が必要だ。
ステーキング枠が売り切れている
BINANCEのステーキングサービスでは、仮想通貨を保有しているだけで報酬が得られる。
仮想通貨の売買と異なり、手軽に安定した利益が見込めるため人気が高い。そのため、ステーキング枠が売り切れている場合がよくある。
「BAINANCEのステーキングサービスを利用したいと思っていたけれど、希望の銘柄のステーキング枠が売り切れていた」という声も多い。そのため、ステーキング枠に空き枠がないか定期的に確認する必要がある。
BINANCE(バイナンス)のステーキングの種類
BINANCEのステーキングの種類は3つある。
- 定期ステーキング
- DeFiステーキング
- ETH2.0ステーキング
ここでは、各ステーキングサービスの特徴を紹介する。
定期ステーキング
定期ステーキング(Locked Staking)とは、専用ウォレットに仮想通貨を預け入れて、預入期間に応じた報酬を受けとるものだ。
預入期間は「15日」「30日」「60日」「90日」から選択できて、長くなるほど利率が高くなる。しかし、預入期間の満了となるまで専用ウォレットから仮想通貨が取り出せないため注意が必要だ。
DeFiステーキング
DeFiステーキング(DeFi Staking)とは、BAINANCEを介してDeFiプロジェクト(銀行などの中央集権的な金融仲介者に頼らず、ブロックチェーン上のスマートコントラクトを利用する分散型金融を実現すること)に参加して報酬を得るものだ。
Defiステーキングには、以下2つのタイプが用意されている。
- ロックタイプ…預入期間は仮想通貨が引き出せなくなるが利率が高い
- フレキシブルタイプ…預入期間に関係なく仮想通貨を引き出せるが利率が低い
銘柄
2021年6月18日現在、BAINANCEのDeFiステーキングサービスで選べる仮想通貨の銘柄は13種類。ETHやBTC、SXP、LINK、DAIの5銘柄は完売している。
- BUSD
- ETH
- BTC
- DYDX
- AAVE
- BNB
- USDT
- USDC
- SXP
- LINK
- HARD
- XVS
- DAI
ETH2.0ステーキング
ETH2.0ステーキングは、イーサリアムに限定したステーキングだ。イーサリアムはコンセンサスアルゴリズムがPoMからPoSという形式に変更となる予定が発表されている。
ETH2.0ステーキングは、イーサリアムのバージョンアップを支える一方で、報酬を得られる仕組みとなっている。
最長2年ほどETHが引き出せなくなってしまうが、イーサリアムと同じ価値があるBETHを配布するなどのキャンペーンを実施するなどして参加者を募っている。なお、BETHは仮想通貨取引所で換金できる。
ステーキングを行う際の注意点
BINANCEのステーキングのやり方を学ぶ前に、大きな損をしてしまわないようにステーキングを行う際の注意点を紹介する。
ロックした仮想通貨を取り出せない
定期ステーキングやDeFiステーキング(ロックタイプ)、ETH2.0ステーキングは利率が高いことが大きな特徴だが、預入期間を満了しなければ仮想通貨が取り出せない。
ロックした仮想通貨を取り出せないリスクを抑えたい場合は、DeFiステーキング(フレキシブルタイプ)を利用しよう。
仮想通貨の価値が下落する恐れがある
仮想通貨の価格が急落して日本円に換金したいと思ったときでも、預入期間を満了しないと売却できない。運用を間違えてしまうと、ステーキングによる収益より、仮想通貨の価格の下落による損失が上回る可能性が出てくるため注意しなければいけない。
大きな収益は見込めない
仮想通貨の価格は急騰するため、売買により大きな収益が見込めることが魅力的だ。しかし、ステーキングは仮想通貨の銘柄により年利が決まっている。年利10%で運営すると、100万円分の仮想通貨を預けて、1年間で10万円の利益しか得られない。
また、預入期間に仮想通貨の価値が下落する恐れがある。そのため、売買取引のように大きな収益は見込めない。
BINANCE(バイナンス)のステーキングのやり方
BINANCEのステーキングのやり方は以下の通りだ。
- BINANCEの口座を開設する
- BAINANCEに仮想通貨を送る
- BAINANCEで仮想通貨を購入する
- BAINANCEステーキングを選択する
- BAINANCEステーキングを償還する
ここでは、それぞれの手順について詳しく解説する。
BINANCEの口座を開設する
- BINANCEの公式ホームページを開く
- 画面右上に表示されている「登録」のボタンを押す
- 「居住国」を入力する
- 「メールアドレス」「パスワード」を入力する
- メールアドレスに届いた認証コードを入力する
- 電話番号を入力する
- 電話番号の認証コードを入力する
- BINANCEのアカウント登録は完了
- 個人情報や本人確認証明証を提出すれば取引が開始できる
BAINANCE口座に仮想通貨を送る
- フィアットと現物のページに移動する
- 入金を押す
- BAINANCEの送金アドレスが表示されるのでコピーする
- 国内取引所の送金ページに移動してコピーしたBAINANCEのアドレスを貼り付けて送金する
BAINANCEで仮想通貨を購入する
- BINANCEの公式ホームページを開く
- 画面上部にある「マーケット」を押す
- 購入したい仮想通貨を探す
- 仮想通貨の右の欄にある「トレード開始」を押す
- 現物取引画面が表示される
- 画面右側の「購入」を押す
- 購入金額を入力する
- 「〇〇〇購入」を押す
BAINANCEステーキングを選択する
- BAINANCEの公式ホームページを開く
- ファイナンスの「バイナンスアーン」を選択する
- 「ステーキング」を選択する
定期ステーキングのやり方
- バイナンスアーンページから「定期ステーキング」を選択する
- 仮想通貨の銘柄が一覧表示される
- 利率と預入期間が確認できる(事前に利率を確認する)
- 今すぐステークを押す
- 預入期間や金額を入力する
- 承認ボタンを押して注文完了する
DeFiステーキングのやり方
- バイナンスアーンページから「DeFiステーキング」を選択する
- 仮想通貨の銘柄が一覧表示される
- 利率を確認する
- 今すぐステークを押す
- フレキシブルタイプとロックタイプを選択する
- 預け入れる仮想通貨の量を入力
- 利用規約に同意して「承認」を押す
ETH2.011ステーキングのやり方
- ETH2.0ステーキングを押す
- 今すぐステークを押す
- ETHの預入量を決めて、規約に同意して承認を押す
補足:スマホアプリのステーキングのやり方
- トップ画面で「もっと見る」を選択する
- ステーキングを選択する
- 定期ステーキングとDefiステーキングを選択する
- 仮想通貨銘柄を選択する
- 今すぐステーク
- 注文画面でロック期間、数量を入力する
- 受け取れる推定利息が表示される
- 規約に同意して「確認」を押す
BAINANCEステーキングを償還する
- BINANCEのトップページの人型のアイコンを押す
- 「ウォレット」「収益」の順番に押す
- 収益のページから行っているステーキングの種類を選択する
- 画面中央に以下の内容が反映される
- 内容を確認した上で「即時償還」を押す
BAINANCEステーキングの画面に反映される内容は以下の通り。
- 通貨:仮想通貨銘柄
- 合計量:仮想通貨の預入量
- Est APY:ステーキングの利率
- 定期登録日:ステーキング日
- ロック期間:預入期間
- 利息終了日:理想の受け取りが終わる日
- 発生日:仮想通貨を預入してからの日数
- 累積金利:ステーキングで発生した利息
- 推定分配金額:翌日に受け取れる利息
- 利息日:次に利息が受け取れる日数
- 利息期間:利息が受け取れるまでの日数
- 償還日:預けた仮想通貨が戻ってくる日
BINANCE(バイナンス)のステーキングに関する質問
最後にBINANCEのステーキングサービスに関する質問を紹介する。
- ステーキングの利率を一覧で確認する方法は?
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ステーキングの利回りを一覧で確認したい場合は、BINANCEの公式ホームページで確認できる。
- 定期ステーキングの利回りの一覧表
- DeFiステーキングの利回りの一覧表
- ステーキングで得た利息に税金がかかる?
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ステーキングで得た利息は「雑所得」に該当するため、所得税がかかる。給与所得者の場合は、雑所得の合計金額が20万円以上なら確定申告をしなければいけない。
雑所得に換算するのは、ステーキングしていた仮想通貨が返還されて利子を得たときとなる。したがって、仮想通貨を保有してステーキングし続けている場合は、雑所得が発生したとみなされない。
- ステーキングでおすすめの銘柄はある?
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ステーキングにおすすめの銘柄は「ETH」「XTZ」「XYM」だ。各銘柄の特徴を記載したので参考にしてみて欲しい。
- イーサリアム(ETH)
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時価総額2位をキープしている知名度の高さが魅力だ。今後、イーサリアムは更なる開発が進められる予定なので、需要拡大も期待できる。
- テゾス(XTZ)
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テゾスは知名度が高い仮想通貨で時価総額は2,000億円を超えている。PoSをベース分散性を確保できる「LPoS」を採用していることが大きな特徴だ。LPoSは、通貨の保有量が少ないユーザーもブロックチェーン上で取引を承認する作業に参加できるとして大きな注目を浴びている。
- シンボル(XYM)
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シンボルは企業向けに開発された仮想通貨だ。2021年に登場した仮想通貨だが、シンボルを使用したサービスが開発されており注目を浴びている。報酬年率も比較的高く設定されているのでチェックしておきたい銘柄だ。
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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
BINANCE(バイナンス)のステーキングを始めよう
BINANCEのステーキングを紹介した。BAINANCEのステーキングでは、仮想通貨を保有しているだけで高い利回りが得られる。また、100種類以上の銘柄から好きな仮想通貨を選べることも魅力だ。
BAINANCEには「定期ステーキング」「DeFiステーキング」「ETH2.00ステーキング」の3つの種類のサービスが用意されている。それぞれ特徴があるため、好みのものを選んで、これを機会に賢い投資をしてみて欲しい。