7月7日、江戸時代をモチーフにしたメタバース「Edoverse(江戸バース)」が、日本時間の午後4時7分から、仮想通貨での第一回土地NFT販売を実施する。
トークンにはUSD Coin(USDC)が採用され、「大名小路エリア」の土地が販売される予定だ。
今回、仮想通貨で販売されるユニット数は9,690で、価格は500USDC(約67,861円)となっている(2022年7月6日時点の換算)。
仮想通貨によるセール情報を以下で確認しておこう。
セールステータス | Edoverse♯1LandNFTSale(Season1-Phase1) |
セール日時 | 7月7日午後4時7分(日本時間) |
価格 | 500USDC |
販売ユニット数 | 9,690ユニット |
最大購入数量 | 20ユニット |
NFT規格 | ERC721 |
エリア | 大名小路 |
セール日時などの情報は変更になる可能性があるので、公式ページやTwitter(ツイッター)で最新情報を入手するようにしてほしい。
実際に、7月1日に開催された日本円による土地NFT販売の受付は、当初12時開始を予定していたが、一時的に開設された申込フォームへのアクセス過多によってサイトがダウンしたことで、開始時間が2時間ほど遅れたという。
申込を完了させるには、氏名やMetaMask(メタマスク)のアドレス、メールアドレス、銀行口座、希望の土地NFTの数などの情報を入力する必要があった。
受付終了の15時12分までに申込を完了させた人のウォレットには、7月7日に土地NFTが送られる予定だ。ただ、土地NFTを受け取るには7月5日までに銀行口座に購入金額を振り込む必要があったという。
土地NFTは一つあたり82,500円で販売された。また、日本円によるセールは、ゲーム構築などを手掛けるEdoverse Foudation(江戸バース財団)の公式プロパティエージェントである「江戸城不動産」が代行した。
ちなみに、Edoverse Foudationのコンサルティングを担当するEdoverse株式会社は、グループ全体の経営管理を事業とするShinwa Wise Holdings(シンワ・ワイズ・ホールディングス)株式会社の小会社だ。
今回、日本円による土地NFT販売の申込が想定以上にアクセスを集めたことなどから、Edoverseに対する注目度の高さが伺える。それでは、Edoverseとはどのようなサービスなのだろうか。
Edoverseは、現代を生きる人々に江戸人としてのライフスタイルを体験してもらうために構築された。
本プロジェクトは、資本主義による経済格差や、大量破壊の技術普及による戦争などの問題を解決する鍵が「江戸時代の社会システム」にあるのではないかというアイデアに基づいて立ち上げられたという。
Edoverseで遊ぶユーザーは、江戸時代には存在していた「豊かさ」や「平和」を体験できるので、現在の諸問題を解決するための視点や感性を養うことができる。
メタバースの開発に際して、政治経済評論家や作家として活躍している德川家広氏を最高顧問として招聘。持続可能なエコシステムを目指し、将来的にはDAO(分散型自律組織)に移行していくことを目指している。
Edoverseでは、Ethereum(ETH:イーサリアム)を基盤にしたEdo Coban(エド・チェーン)トークンとEdo Zeni(エド・ゼニ)トークンが利用されている。
詳細情報は公式ページやTwitterなどから確認できるので、興味がある方はチェックしてみてはいかがだろうか。
参考URL:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000082831.html