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米ロビンフッド、独自の暗号資産ウォレット開発へ着手

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2022年5月17日、米国個人投資家に人気のアプリ「ロビンフッド」を提供するロビンフッド・マーケッツは、独自の暗号資産ウォレットの開発に着手したことを発表した。Web3に対応したウォレットで、ユーザー自身が秘密鍵を管理する「ノンカストディアル・ウォレット」であることが特徴となっている。

ロビンフッドは、2022年4月8日に暗号資産ウォレットのリリースを行っている。それまでは、一部のユーザーを対象にベータ版のアプリがリリースされていたが、正式版のアプリがリリースされたことで、ロビンフッドの全ユーザーがウォレットを利用できるようになった形だ。アプリリリース時には、今後ライトニングネットワークへの対応予定があることも発表されている。

ただし、4月より導入されている既存のウォレットは、Web3への接続やエアドロップ、ステーキング、NFTなどの機能には対応していない。あくまでロビンフッド内での入出金に利用するにとどまっており、1日の出金も5,000ドルまでに制限がかけられているなど、使い勝手が良いとはいえないものだ。

今回開発が発表された独自の暗号資産ウォレットでは、Web3への対応やNFTマーケットプレイスへの接続、NFTの保管、ステーキングなどの機能拡充が予定されており、競合業者であるメタマスク(Metamask)への対抗を図った形となっている。

【初心者向け】NFT取引に必要なMetaMask(メタマスク)の登録方法|入金・出金手続きを画像付きで解説

ロビンフッドの暗号資産ウォレットのウェイティングリストに登録したユーザーは、今年の夏ごろよりベータ版が利用できる予定とのこと。その後、2022年中にはすべてのユーザーを対象にした正式版のアプリがリリースされる見通しとなっている。

ロビンフッドは5月13日、暗号資産取引所FTXの共同創業者であるサム・バンクマン・フリード氏が株式の7.6%を取得したことでも話題になった。ロビンフッドは、年初来からのハイテク関連株下落の影響を受けて安値更新が続いていたが、このニュースを受けて株価は大きく高騰をみせた。

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ただし、ロビンフッド側は、「今回の株式取得は投資目的であって、ロビンフッドの経営に影響を与えるものではない」といった旨の発表を行っており、その後株価は再び落ち着きをみせている。

参考URL:

https://news.yahoo.co.jp/articles/f22c08233f4335780a524ae502aebb32c3e3fa5f

https://coinpost.jp/?p=351164

https://jp.cointelegraph.com/news/robinhood-rolls-out-wallets-to-2m-waitlisted-users-plans-to-integrate-lightning

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-12/RBSGA5DWRGG201

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