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【アーティスト向け情報】NFT販売で稼ぐまでの5つのステップを完全公開

スマホを見る女性
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自身の3Dアート作品をNFTとして販売したVRアーティストのせきぐちあいみ氏はじめ、NFTを販売するアーティストは世の中に数多く存在する。実際に、NFTは誰でも簡単に作れて販売もできる。

この記事では、自身の作品をNFTとして出品したいと考えている方向けにNFT販売で稼ぐ方法を解説している。

なお、NFT転売で稼ぐ方法を知りたい方は、別記事で解説しているので、そちらを参考にして頂きたい。

NFT初心者の方でもこの記事を読めばNFTを販売して稼ぐ手順を一通り理解できる。稼ぐことに焦点を置いてNFT販売までのステップを解説しているので、NFTを出品する前にぜひ最後まで読み進めてほしい。

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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。

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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。

目次

ステップ1:まずは何をNFTにして販売するのかを決める

まず、何をNFTとして販売するのかを決める必要がある。

選定ポイントとしては、以下のものがある。

  • 自分はどのような作品を作れるのか?何を出品したいのか考えてみる
  • 現在世に出回っているNFTを参考にして、制作するNFTを決める
  • 大まかにジャンルを絞って、そのジャンルで自分が作れる作品を考えてみる
  • 今のトレンドから制作するNFTを決める

「NFTを販売する」と決めても販売する素材がなければNFT化できない。そのため、自分が何を制作できるのか考えることは大切である。自分が作れるものから考えても良いし、今世に出ているものを参考にしても良い。

たとえば、絵に自信があるのであればイラストをNFTにして販売するとよいだろう。また、音楽ファイルのNFTもよく取引されるので、音楽制作ができるのであればNFT作品にして出品するのもよいであろう。

他にも、3D作品の制作ができるのであればメタバース(仮想空間)に建築物を制作することもできる。

これ以外にもNFTにできる作品は数多くの存在するので、色々と調べてみると良いだろう。

ステップ2:現時点でのNFT市場の状況を調査する

出品したいNFTが決まったら、次に現時点でのNFT市場の調査を行う。NFT市場の状況を調査することはとても重要だ。NFT業界は銘柄の浮き沈みが激しい上に、次から次へと新しいニュースが舞い込んでくる。常に最新情報を得ることを怠ってはいけない。

市場の調査方法として、以下の方法がある。

① ネットのニュース記事などでトレンドを掴む

ニュース記事でNFT関連のものを追っていくと、「○○が○億円で売却された」「有名なアーティストがNFTの販売を開始した」などの情報が数多く出てくる。このような記事を見て、「どのようなものがNFTとして販売されているのか」「どのようなNFTが高値で取引されているか」といったことを簡単に分析すると良いだろう。

② SNSでトレンドを掴む

TwitterやInstagramなどのSNSでは、NFTに関する情報を精力的に発信している人が大勢いる。SNSは個人が自由に発言する場なので、NFTに対する人々の本音を知れる。そのため、NFTに関する人々の関心度合を調べるツールとしてとても有効である。NFT販売で稼ぐ際は、毎日SNSをチェックしておくと良いだろう。

③ 海外の情報を収集する

NFT関連は海外の方が情報も早く、日本はまだまだ情報が少なく遅れているのが現状だ。NFTに関する記事自体が少なく、記事があったとしてもざっくりとしたことしか書かれていないことも多い。そのため日本のサイトだけでは調べても解決できないことも多々ある。

そんな時は英語で検索をかけてみるのも一つの手だ。海外のサイトまで手を広げてみると、より新しい情報が手に入ったり、日本ではまだ記事化されていない情報が見つかることもある。たとえば、米ビジネスニュースサイト「CNBC」や、米経済ニュースサイト「Forbes」などはNFTに関する情報もよく取り上げており、日本にない情報もよく見かける。

本メディア「NFT投資ナビ」でも、ニュース記事を取り上げている。日本だけでなく海外の情報も取り扱っているので、最新情報が満載だ。ぜひチェックしてみてほしい。

ステップ3:マーケットプレイスを選定する

NFTの販売はマーケットプレイスで行う。マーケットプレイスにもたくさんの種類があるため、どのマーケットプレイスを利用するのかきちんと調べた上で選定しよう。

ここでは、マーケットプレイス選定のポイントを解説する。

まず一つ目のポイントは手数料だ。マーケットプレイスの利用には各種手数料がかかる。当然、NFTマーケットプレイスの選定においても手数料は安いに越したことはない。

OpenSeaで取引する場合、初回販売時にガス代がかかる。初回販売時にかかるガス代は、大体10ドル~20ドル(1100~2200円)。また、商品が2次流通した際にも2.5%の手数料が差し引かれる。

【画像つき解説】OpenSeaでNFTを作成・出品する手順

一方、Nifty Gatewayでは、商品が売れた時に価格の5%+30セントが手数料として差し引かれる。OpenSeaとは異なり、Nifty Gatewayでは商品が売れた時にその都度ガス代が発生する。

このように、プラットフォームごとに手数料が異なる。なお、OpenSeaやNifty Gatewayなどのプラットフォームについては別の記事で詳しく紹介している。ぜひそちらも参考にしてほしい。

【徹底比較】国内NFTマーケットプレイス一覧と選び方から注意点までご紹介

UIやUXもマーケットプレイス選びで重要となる。UIとはUser Interfaceの略称で、簡単に言えばユーザーがサイトを使う上での使いやすさ・サイトの表示方法などのことを指す。UXとはUser Experienceの略称で、ユーザーがサービスや商品によって得られる体験のことを指す。

つまり、「購入者が使いやすいプラットフォームであるか」ということも視野に入れてプラットフォームを選ぶことが大切だ。実際に、様々なプラットフォームにアクセスしてみて使いやすそうかどうか確認すると良いだろう。

ステップ4:2次流通時のマージンを考える

NFTの販売では、2次流通時のマージンが設定できる。2次流通のマージンとは、自身の作品が最初に落札された後、その落札者が転売して利益を得た際にクリエイター側が受け取る取り分のことを指す。

たとえば、先ほど紹介したOpenSeaでは2次販売のマージンは「Royalty(ロイヤリティ)」と呼ばれる項目で設定できる。ロイヤリティは最大で売上の10%まで設定可能だ。マージンの設定には収益を受け取るアドレスの登録が必要になる。作品が2次販売されていくと、発生した利益はこの登録したアドレス宛に入金されていく。

マージンを高く設定すれば、2次流通時のクリエイター側の利益が多くなる。しかし、転売する側の利益がその分少なくなるので、市場での流動性が下がることも考えられる。マージンは闇雲に高くするのではなく、「戦略的」に設定することをおすすめする。

ステップ5:自身が出品したNFTを宣伝をする

NFTを出品したら、宣伝することも忘れてはならない。なぜなら、プラットフォームに出品しただけでは、消費者があなたの作品の存在に気付けないからだ。プラットフォームに訪れるユーザーであれば、たまたまあなたの作品を見つけることもあるかもしれない。しかし、多くの場合、他の作品に埋もれる結果となる。

NFTの宣伝方法には「自身のブログやSNSで紹介する」「各種メディアで宣伝する」といった方法がある。

たとえば、VRアーティストのせきぐちあいみ氏は自身の3DアートをNFTとして販売した際、Twitterで告知をしていた。InstagramやFacebookなどのSNSの中でも、Twitterは最もユーザー数が多い。Facebookが2600万人、Instagramが3300万人であるのに対してTwitterは4500万人である。そのため、他のSNSに比べ宣伝効果が高いと言える。

さらに詳しく分析すると、Facebookは40代のユーザーが多い。男女比で言えば若干男性の方が多いといったところだ。TwitterとInstagramは圧倒的に20代のユーザーが多い。Instagramに関しては女性ユーザーが6割を占めている。

つまり、若年層を狙うのであればTwitterとInstagramで宣伝するのが効果的であると考えられる。中年層も取りこぼしたくなければFacebookを活用するのも有効だ。

他にも、人気音楽ユニットのPerfumeが振り付けを3Dデータ化したNFTを販売した際には、公式ホームページで告知をしていた。

熱狂的なファンであれば、各種公式媒体をこまめにチェックしてくれるので、公式ホームページで告知をすれば自身のファンの目に止まる可能性が高い。

一方で、ホームページを運営していても競合サイトが多いため、明確な意図のもと検索を行うファン層以外には訴求が難しい。また、ホームページの運営には手間もかかるので、そのあたりもデメリットになる。

ちなみに、Perfumeは実際に公式サイトで自身のNFTを紹介している。彼女らほどの知名度があれば大きな宣伝効果があったと推察される。

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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。

まとめ

今回は、NFTを販売して稼ぐまでのロードマップを詳しく紹介してきた。映像コンテンツやイラストを作成できるなど、需要のあるオリジナル作品を作ることができるのなら、NFTとの相性は抜群である。本記事を参考にして、ぜひNFTの販売を行ってほしい。

NFTの作り方については、別の記事で詳しく紹介している。出品する作品が決まった方は、そちらの記事も参考にして、NFTの出品にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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