アメリカのポップアーティスト、及び企業家のTodd Goldman(以下、トッド・ゴールドマン)が、Earth Day(以下、アース・デイ)のチャリティー活動として、NFT作品をリリースしたことが明らかになった。
当プロジェクトで扱われたNFT作品は、環境をテーマにしており、トッド・ゴールドマン独自のプレイフルなスタイルを取り入れている。
非営利団代のEarthEcho International(アースエコ・インターナショナル)と連携して、親しみやすいポップなテイストの5作品を販売した。利益の一部は非営利団体の活動資金にあてられる。
制作はトッド・ゴールドマンの妻であるAshlan Cousteau(以下、アッシュラン・クストー)と共同で行われた。彼女はアメリカのジャーナリストとして知られている人物で、海の環境を守る活動家でもある。
トッド・ゴールドマンは今回の企画に対して、「妻と一緒に作業を行えて楽しかった。アース・デイへの取り組みとして、いくつかの作品はアースエコ・インターナショナルのブランドイメージを意識して制作した。」と述べている。
さらに、今回のプロジェクトをきっかけに、本や、子ども向けテレビ番組でも将来的にコラボレーションしたいという意思を示した。
トッド・ゴールドマンは芸術家として20年間活動を続けている。Rihanna(リアーナ)やParis Hilton(パリス・ヒルトン)など、様々なセレブを顧客に持つことでも知られる。
今回のNFT業界への進出に関して、「他のアーティストもそう感じているだろうけど、NFTは無名でまだ世間に見つかっていないアーティストが活躍できるプラットフォームだ。」とコメントしている。
さらに、世界中の観客を対象にして国際的に活動の場を広げられると、NFTを高く評価している。ギャラリーを開催する際は、物理的な会場で行うのではなく、オンライン上で作品を展示することができるからだ。
アース・デイは地球環境を考える日として、4月22日に設定されている。近年ではSDGsに対する意識の高まりがみられるが、環境に対する取り組みや社会問題の解決は、国内外を問わずに、地球規模で行っていく必要がある。
トッド・ゴールドマンのチャリティー活動のように、NFTは場所に囚われずに活用できるため、将来的に期待できる技術といえるだろう。
果たしてNFTに関する取り組みが、国際的な問題解決につながるのであろうか。今後の動きに注目だ。
参考URL:
https://www.entrepreneur.com/article/370083
https://www.instagram.com/toddgoldmanart/
https://www.instagram.com/ashlancousteau/
https://en.wikipedia.org/wiki/Ashlan_Gorse_Cousteau