2022年2月4日、ファストフード大手のマクドナルドがメタバース関連の商標を出願したことが明らかになった。出願した商標はメタバース上でのレストランやカフェ、グッズ、サービスなどの合計10種類であるという。
今回の商標が認められれば、マクドナルドのフードやドリンクがメタバース上で楽しむことが可能になる。加えて、「バーチャルアイテムなどのグッズを販売するメタバース上のレストラン」「バーチャルなMcCafeで開催されるコンサート」などのエンターテインメント関連のサービスも可能になるという。
米国では、すでにマクドナルドの前に大手ベーカリーチェーンの「パネラブレッド」が、メタバース上でメニューを提供する「パネラバース」の商標を出願している。パネラブレッドも現物商品と仮想商品を取りそろえた仮想レストランの建設を目指して、10種類の商標出願を申請しているという。
他にもナイキやスケッチャーズなどの大手企業も、過去数ヶ月の間にNFT関連の商標登録の申請を行っている。
マクドナルドといえば2021年10月にも、中国進出31周年記念に188のNFTをリリースしていたことで話題に上がった。「ビッグマックルービックキューブ」と呼ばれるNFTは従業員や消費者へのプレゼントとして配布され、大きな盛り上がりを見せた(詳しくはこちら)。
さらに同年4月にも、「McDoNFT」というビッグマックやチキンナゲットなどの商品をモチーフにしたNFTもリリースしていた。
過去の事例を見ても分かる通り、マクドナルドはNFT分野に積極的な姿勢を見せている。Facebook社が社名を「メタ」に変更して以来、同社がメタバース関連の先駆けのような存在であったが、マクドナルドがNFT分野の代表的な企業になる可能性もかなり高い。
今後はこの流れを受けて、他の企業やブランドがメタバース関連の事業に参入する可能性も十分にある。メタバース分野はこの先どのような発展を遂げるのか、引き続き動向を見守っていきたい。
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参考URL:
https://news.yahoo.co.jp/articles/8be86891cbbe81bcb884c9008cfb0a43044c9a79