現在は、Coincheck(コインチェック)やHuobi Japan(フォビジャパン)、Binance(バイナンス)など、国内外問わず多くの仮想通貨取引所が登場している。
本記事で紹介するFTXは、バハマのナッソーに本拠地を構える企業が運営する仮想通貨取引所だ。様々な仮想通貨を扱っているだけでなく、NFTマーケットプレイスの機能も利用することができるのが特徴的だ。
しかし、FTXは複数の言語に対応しているものの、2022年2月時点では日本語に対応していない。アカウント登録の説明などを読む際は、英語で説明を確認する必要があるので、不安に感じる人もいるのではないだろうか。
そこで今回の記事では、FTXでのNFT購入方法とアカウント登録方法を画像付きで解説する。この記事を読むことで、FTXの基本的な概要や特徴、準備すべきものについても理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
FTXの特徴
FTXとは、Sam Bankman-Fried(サム・バンクマン・フリード)氏がCEOを務めるFTX社によって開発された仮想通貨取引所だ。
Bitcoin(BTC:ビットコイン)やEthereum (ETH:イーサリアム)、Solana(SOL:ソラナ)をはじめとした様々な仮想通貨が扱われている。
同プラットフォームはNFTマーケットプレイスとしての機能もある。マーケットプレイスでは様々なタイプのNFTアートやコレクションが販売されている。オークション形式、固定価格で購入できるほか、金額をオファーすることも可能だ。
FTXの取引所トークンはFTTと呼ばれ、同トークンを所有してプラットフォーム上で取引を行うと、最大60%ものディスカウントを受けられる可能性がある。
SOLとは?NFT分野での活用例や今後の展望についても解説
FTXの手数料に関する注意事項
FTXでNFTの取引をする際は、買い手と売り手は5%の手数料を支払う必要があることを覚えておこう。
また、ウォレットに関してはFTXでアカウントを作成すると利用できるようになる。ちなみにウォレットは自身が所有する仮想通貨を確認したり、預け入れ・引き出し、換金などを行う際に用いるものだ。
なお、アメリカに住んでいる方はFTXでアカウントを作成できない。FTX USと呼ばれるアメリカ版のプラットフォームでNFTを確認するようにしよう。
FTXの特徴まとめ
ここまで紹介したFTXの特徴をまとめたのが以下の表である。
取扱商品 | デジタルアート(画像 / 動画 / 写真) |
販売形式 | オークション、固定価格、オファーなど |
手数料 | 価格の5% |
次は実際にFTXを使用する際に知っておきたいポイントを確認していこう。
FTX利用前に準備しておくべきもの
ウォレットはアカウントを作成すれば、FTXのものを利用できるようになるので、特に事前に登録しておくべきものはない。
ただ、国内の仮想通貨取引所から仮想通貨を送金する場合などは、国内の仮想通貨取引所のアカウントを作成しておく必要がある。Coincheckの口座は無料で開設できるので、まだ国内の仮想通貨口座をお持ちでない方は事前に開設しておくとよい。
ちなみに、預け入れと引き出しの際に手数料はかからないが、ETHトークンやBTCトークンの取引をする際は手数料がかかることがあるので注意が必要だ。
FTX登録の流れ
ここでは、FTXに登録する手順をスクリーンショット付きで解説する。
1. FTXを開く
2. 「REGISTER(登録する)」をクリックする
3. アカウントを作成する
メールアドレスとパスワードを設定しよう。Googleアカウントで登録することも可能だ
4. 認証に必要な情報を入力する
Individual(個人用)かInstituition(団体用)か、アカウントタイプを選択しよう。
5. パーソナルデータを入力する
ここでは、以下のパーソナルデータを入力する。ちなみに、このデータを入力しなくてもプラットフォーム自体を利用できるが、取引をすることはできない。
- 名前
- 生年月日
- 国
- 携帯番号
- SMSコード
- 住所
なお、2022年3月30日に日本版のFTXサイトがリリースされる予定だ。情報がアップデートされ次第追記していくので、当サイトの公式Twitterをフォローして、最新情報を確認してみてほしい。
また、個人用アカウントの詳細に関しては、以下のページから確認できる。
FTX Guide 2: Individual Account KYC
FTXでのNFT購入手順
ここでは、FTXでNFTを購入する方法を紹介する。
1. NFTsをクリックする
FTXの公式サイトにアクセスして、メニューの「NFTs」を選択しよう。
2. 「Browse(探す)」をクリックする
3. 購入したいNFTを選択する
現時点でフィルター機能は利用できないが、コレクションか単体のNFTかを絞り込むことは可能だ。
4. 購入したいNFTを選択する
表示価格を確認して、今すぐ購入する場合は「Buy(購入する)」、新たな価格を提示する場合は「Place Bid(応札する)」を選択する。
このようにNFTを購入する手順は難しくない。NFTを購入する費用のほかに手数料分を多めに持っておくと安心だろう。
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
FTXを利用してみよう
今回の記事では、FTXでNFTを購入する方法やアカウントを作成する方法を解説した。
FTXとは、バハマに本拠地を構える企業が運営する仮想通貨取引所だ。幅広い仮想通貨を取り扱っているだけでなく、NFTマーケットプレイスの機能も持ちあわせており、プラットフォームではNFTアートを一覧できる。
2月2日、国内の暗号資産取引所「Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)」の親会社、リキッドグループがFTXによって買収されたことが明らかになった。これにより、FTXのサービスが日本でも提供されるようになる。
公式ページによると、3月30日からサービスを利用できるようになるという。現時点でもアカウント登録はできるので、準備を進めておくとよいだろう。
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