2022年6月にリリースされたNFTゲームの新作「Walken」。初期費用をかけることなく始められるため、誰でも気軽にプレイしやすいのが特徴だ。
同ゲームでは、歩いて稼いだゲーム内トークンでキャラクターを強化し、他プレイヤーと対戦を重ねることで円に換金できる「WLKN 」という仮想通貨を入手できる。
この記事では、Walkenの始め方と、WLKNの稼ぎ方を解説していく。WLKNを円へ換金する手順についても紹介するので、ぜひ参考にしていただきたい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
NFTゲーム「Walken」とは?
Walkenはプレイヤーが歩いて獲得できるトークン「GEM」で「CAThlete(キャスリート)」を育成し、他のユーザーと対戦させるNFTゲームだ。ゲーム開始時に全プレイヤーに無償で配布される「CAThlete(CatとAthleteを合体させた造語)」は育成することでNFT化でき、売却が可能となる。
STEPNのように初期投資しなくてもゲームを始められるため、誰でも気軽にプレイしやすい。以下でWalkenの細かな特徴を一つずつ解説するので、仕組みを把握して楽しく効率的にプレイするための参考としてほしい。
ちなみにSTEPNも最近話題になっているNFTゲームだ。STEPNについてはこちらの記事を参考にしてほしい。
Move to earnゲームのSTEPN(ステップン)とは?始め方や基本情報を解説
- 「Play to Earn」と「Move to Earn」を融合させたNFTゲーム
- 初期投資額0円で気軽に始められる
- 歩いた分だけNFTが育つ楽しさ
- 法定通貨でのNFT購入やメタバース領域への展開も予定されている
「Play to Earn」と「Move to Earn」を融合させたNFTゲーム
Walkenは以下の2つのジャンルの特性を持つNFTゲームである。
- ゲームを遊んでトークンを稼ぐ「Play to Earn」
- プレイヤー自身が動いてトークンを稼ぐ「Move to Earn」
歩いてGEMを稼ぐ部分が「Move to Earn」で、稼いだGEMで強化したCAThleteを対戦させる部分が「Play to Earn」だ。
強化アイテムとなるGEMを稼ぐ方法は「歩くこと」。普段通りの生活を送るだけでもGEMは自然と貯まっていくため、アプリをダウンロードしたスマホさえ持って出かければ簡単にMove to Earnの側面を楽しめる。
アイテム集めは根気が必要な作業だが、Walkenでは歩くことと同時にGEMを集められるライトさが特徴的だ。貯めたGEMは使用しない限り消えないため、CAThleteを強化して他プレイヤーと対決し報酬をゲットする、Play to EarnとしてのWalkenもマイペースに楽しめる。
Play to EarnとMove to Earnについては、それぞれ以下の記事で詳細に解説しているので、合わせてチェックしてほしい。
NFTゲーム(GameFi)とは?基本的な情報から稼ぎ方について解説!
NFT業界を賑わす新たなトレンド「Move to Earn」とは?稼ぎ方やゲームの始め方を紹介
初期投資額0円で気軽に始められる
Walkenはプレイが簡単であるだけではなく、初期投資額0円でゲームを始められるのも特徴だ。
Walken内でプレイヤーのパートナーとなる「CAThlete」は、アプリダウンロード後にアカウントを作成すると無償で配布される。STEPNのようにゲーム開始前から仮想通貨でNFTスニーカーを購入するといった手順は必要ない。
また、プレイ前のチュートリアルやウォレット作成も約3分ほどで完了できるため、アプリダウンロードからプレイまでの過程が非常に少ないといえる。
NFTゲームはプレイを始めるまでに初期費用や時間を要することが多いが、Walkenはそのどちらも必要とせずにゲームを開始できる。ぜひ気軽にプレイを始めていただき、先行者利益を手に入れてほしい。
歩いた分だけNFTが育つ楽しさ
Move to Earnの側面を持つWalkenの楽しさは、何よりも歩数に連動して配布されるゲーム内トークンでCAThleteを強化できることだ。自分の頑張りがそのままゲームに反映される達成感や、苦労して得たトークンで強化したCAThleteに湧く愛着は、さらにゲームを進めていく大きなモチベーションとなる。
また、NFTゲームでは強化したNFTを売却して利益を得ることも一つの目的だ。Walkenでは、CAThleteを一定レベルまで強化するとNFT化され、マーケットプレイスで売却できるようになる。
「歩いて仮想通貨を稼ぐ」というNFTゲームの醍醐味をNFTキャラクターの強化や対戦を通して楽しめるのがWalkenに期待が寄せられている理由の一つと言える。
法定通貨でのNFT購入やメタバース領域への展開も予定されている
当記事の投稿段階(2022年7月)では、アプリのリリースから1ヶ月も経過していないためまだまだプレイできる要素が少ないと言える。
しかし、Walken公式ホームページのロードマップを確認すると、メタバース領域への展開といった規模の大きなアップデートを予定していることがわかる。
また、現時点でCAThleteはWLKNという仮想通貨でしか購入できないが、将来的に法定通貨で購入が可能になるとも言及されている。
法定通貨でのNFT購入機能が実装されればユーザーの流入がさらに増え、NFT価格やWLKNが高騰するケースも考えられるだろう。
Walkenの将来性に期待し、早いうちにCAThleteの強化を進めておけばより高い価格でCAThleteを売却できるかもしれない。
Walkenの始め方を一挙解説
Walkenは少ない手順で気軽に始められるNFTゲームだ。この項でゲームの始め方の手順について解説していくので、参考にしながらWalkenをプレイしてみてほしい。
- Walkenをスマホにダウンロード
- 任意のサービスと連携してアカウント作成
- シードフレーズをメモしてウォレットを作成
1.Walkenをスマホにダウンロード
まず初めに、Walkenのアプリをスマートフォンにダウンロードしよう。
iOS端末なら「App Store」、Android端末なら「GooglePlay」よりダウンロードできる。
Walken公式サイトからワンタップでダウンロードすることも可能だ。
2.任意のサービスと連携してアカウント作成
Walkenアプリダウンロード後は、アカウント作成を行おう。
Walkenのアカウントは「Apple」「Google」「Facebook」のいずれかのアカウントと連携して作成できる。
メールアドレスによる作成も可能だが、任意の既存アカウントと連携するほうが圧倒的にスピーディーな始め方と言える。
3.シードフレーズをメモしてウォレットを作成
アカウント作成の次はウォレットを作成する。
ウォレットとは仮想通貨を保管しておく場所で、Walkenで得たトークンもこれより作成するウォレットにて保管を行う。
アカウント作成を終えると、次の画面で12個の単語がランダムに表示される。
これらの単語はウォレットへアクセスするパスワードのようなもので、「シードフレーズ」と呼ばれる。今後Walken内のウォレットにアクセスする際はシードフレーズが必要になるので、必ず紙にメモして大切に保管しよう。
セキュリティの観点から見ても、スクリーンショットではなくオフラインでシードフレーズを保管する方法を選ぶとさらに良い。
シードフレーズが表示された後、本人確認として各番号にどの単語が記載されているか選択形式で確認を行う。
この行程をミスなく終えるとプレイヤーにCAThleteが配布され、Walkenのプレイ準備が完了する。
5分もあれば1〜3までの全行程を終えられるため、少しでも気になったら始め方手順を参考にアカウント作成を行ってみてほしい。
Walkenは日常に取り入れやすいゲーム性が特徴
WalkenはMove to EarnとPlay to Earnどちらの要素も含まれているNFTゲームだ。
歩くことがWalkenを進めるキーポイントであるため、日常生活を送るだけでもそれなりにゲームを攻略できるのが特徴である。本腰を入れてプレイしなくても一定の結果が得られるので、気軽に遊びやすいゲームと言えるだろう。
この項では、Walkenをプレイする一連の流れを解説していく。誰でもプレイしやすいシンプルなゲーム性なので、以下を参考にCAThlete育成や他プレイヤーとの対戦を楽しんでほしい。
- 歩いてGEM集めから始めよう 歩数がCATlhereのステータスにもなる
- GEMを積極的に使用して効率よくWLKNを稼ごう
- CAThleteの特性を見極めて勝負しよう
- CAThleteはレベル6になると売却できる
歩いてGEM集めから始めよう ~ 歩数がCATlheteのステータスにもなる
CAThleteを強化・レベルアップさせるためのGEMは歩くことでしか入手できないトークンだ。まずは歩数を稼いでGEMを入手し、CAThleteの強化を進める準備から始めよう。
Walkenでは1,000歩歩くと「1GEM」が貯まる(1,000歩以下でも歩数分のGEMは配布される)。
プレイヤーの過去24時間の歩数はCAThleteが対戦する際の評価項目の一つとなる。特にCAThleteのレベルが低いうちは歩数で勝負が分かれることが多いため、歩くだけでも対戦を有利に進められる。
歩数はスマホの内蔵アプリで自動測定される。その都度アプリを起動しなくてもGEMを集められるので、どんどん歩いていこう。
GEMを積極的に使用して効率よくWLKNを稼ごう
Walken内では、GEMに加えて「WLKN」というトークンも使用される。WLKNは海外の仮想通貨取引所「Bybit」に上場しているトークンで、日本円への換金も可能だ。
このトークンはWalken内において主に以下2つの使い道がある。
- CAThleteのレベルアップアイテム
- マーケットプレイスでNFT化したCAThleteを購入する通貨
WLKNは他プレイヤーとの対戦に勝利することでしか入手できない。そのため、歩いて稼いだGEMはCAThleteの強化に積極的に使用し、対戦で勝利する確率を高めることがWLKNを効率的に集める方法と言える。
ちなみに、稼いだWLKNは「Pending」という場所に保管され、WLKNを20以上集めなければウォレットに移動できない仕組みとなっている。
ウォレットに移動しなければBybitへ移動させられないため、より効率的なWLKNの稼ぎ方の会得がWalkenで稼ぐためには必須だ。
CAThleteの特性を見極めて勝負しよう
WLKNを効率的に稼ぐには、CAThleteの特性を見極めることも大切だ。
CAThleteには以下の3つのステータスが割り振られている。
- Strength(パワー)
- Stamina(体力)
- Speed(素早さ)
Walken内の対戦モードである「Competitions」は、上記それぞれのステータスが優遇される3つのレースに分かれており、所持しているCAThleteの特性を見極めて対戦することが勝利への近道となる。
例えば、Speedに特化しているのにStaminaが優遇されるレースではCAThleteの強みを生かした勝負は行えない。
また、1回の対戦で1エナジーを消費することからも、CAThleteの特性に目を向けた戦略を立てて効率的に勝利することが重要と言える。
ちなみにエナジーは2時間で1つ回復する。最初に配布される「Common」のCAThleteはエナジーを3つ所持しているため、こまめにエナジーを消費すると良いだろう。
CATlheteはレベル6になると売却できる
NFTゲームで大きく稼ぐ方法として一般的なのが、ゲーム内のNFTアイテムを売却してトークンを得る方法だ。
WalkenではCAThleteをマーケットプレイスで販売してWLKNを得られる(今後法定通貨での売買が可能になればその限りではない)。
しかし、最初からCAThleteをNFTとして売買することはできず、最低でもレベルを6まで上げる必要がある。CAThleteはレベル6まで強化するとNFT化され、他プレイヤーに向けて出品できる仕組みとなっている。
レベル6まで育成するには200近くのWLKNが必要で、ゲーム内でそれだけのトークンを稼ぐには相当な回数勝利しなければならない。
ちなみに、CAThleteのレベルが6にならないと参加できない「リーグ4」のCompetitionsでなければ1回の勝利で得られるWLKNは「1」に達しない。この事実からもNFTとして売却できるまで強化するには時間を要することが分かる。
獲得したWLKNは取引所を通して日本円に換金できる
CAThleteの売却や、対戦に勝利して稼いだWLKNは、仮想通貨取引所を通して日本円に換金できる。
以下で解説する一連の流れを参考に、稼いだWLKNを実際に法定通貨へ換金し、稼げるゲームとしてWalkenをさらに楽しんでほしい。
- 入手したWLKNをWalkenからBybitへ送る
- BybitでWLKNを「テザー(USDT)」へ交換
- テザーをビットコイン(BTC)などとトレード
- 交換した通貨を国内の仮想通貨取引所に送って円に換金する
入手したWLKNをWalkenからBybitへ送る
WLKNは海外の仮想通貨取引所である「Bybit」でしか取引できないため、まずはBybitへWLKNを送らなければならない。
ただし、先述したように20WLKNを貯めないとゲーム内ウォレットへ移動させることはできず、外部ウォレットへ送ることもできないため、この点は留意してほしい。
20WLKNが貯まり次第素早く移動させるためにも、前もってBybitの口座開設をおすすめする。
BybitでWLKNを「テザー(USDT)」へ交換
BybitでWLKNと通貨ペアになっているのは「テザー(USDT)」のみである。テザーは米ドルが裏付け資産となっており、よっぽどのことがなければ急な価格変動は発生しない。
社会情勢にもよるが、トレードを行うタイミングについては、そこまで深く考える必要はないだろう。BybitでWLKNをテザーとトレードしたら、次のステップへ進んでいく。
テザーをビットコイン(BTC)などと交換
続いては、WLKNと交換したテザーをビットコインなどとトレードする。
テザーは通貨ペアも多く、国内の仮想通貨取引所で取り扱っている複数の仮想通貨とトレードできるため、必ずしもビットコインである必要はない。
その時の価格なども考慮しながら、トレードを行おう。
通貨を国内の仮想通貨取引所に送って円に換金する
テザーと交換した通貨を国内の仮想通貨取引所に送り、日本円とトレードすることでWLKNを円へ換金する手順は終了となる。
少し面倒ではあるが、WLKNが上場している取引所が現時点ではBybitのみであるため、しばらくはこのような状態が続くだろう。
国内の仮想通貨取引所の多くは、ビットコインやイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)を取り扱っているので、これらの中からなるべく手数料の安い通貨、または扱い慣れている通貨、取引所で円に換金しよう。
なお、国内の仮想通貨取引所口座を開設していない場合は、以下の記事を参考に口座開設を行ってみてほしい。
おすすめの国内仮想通貨取引所
国内の仮想通貨取引所でおすすめなのが「Coincheck」だ。
ビットコインやイーサリアムといったメジャーな仮想通貨から、「ベーシックアテンショントーク(BAT)」や「アイオーエスティー(IOST)」など、将来性豊かな通貨など計17の通貨の取り扱いを行っている。
販売所や取引所で発生する手数料も無料なので、Walkenで稼いだWLKNを円へ換金する際に余計な出費を減らすこともできる。
普段から仮想通貨取引を行う場合にも使いやすい取引所なので、ぜひ口座開設を検討してみてはいかがだろうか。
新作NFTゲームWalkenで遊びながら稼いでみよう
2022年6月にリリースされた新作NFTゲーム「Walken」。現時点(2022年7月)ではサービスが開始したばかりということもあり、遊べる機能はまだまだ少ない。
しかし、メタバースへの展開や法定通貨でのCAThlete購入、ステーキング機能の実装など、ロードマップ通りにゲーム展開が進めば、シンプルな対戦ゲーム以上の遊び方や稼ぎ方でWalkenを楽しめるようになるだろう。
NFTゲームの先行者利益を得るには、少しでも早くプレイを始めることが大切だ。
ゲームの規模が大きくなるのと同時に利益を膨らませるためにも、当記事を参考にWalkenの始め方を学んでいただければ幸いである。