4月20日、NFTマーケットプレイス「coinbase NFT（コインベース・NFT）」のβ版がリリースされたことが明らかになった。β版ではウェイティングリストに登録している人の一部を招待し、テストを実施するという。
なお、ウェイティングリストに登録していない人もcoinbase NFTを閲覧することはできる。将来的により多くの人がプロフィール作成、購入・販売できるように準備を進めていく予定だ。
現在はテスト版であるため、期間限定で手数料はかからない。最終的には手数料が課せられるが、変更前に通知があるため、最新情報を確認することをおすすめする。
Coinbase NFTでは、目立たせたいNFTをカスタマイズして表示させることや、クリエイターとコレクターがコミュニケーションを取ることなどが可能だ。他にも、パーソナライズされたおすすめからNFTを選ぶことや、手続きを簡易化することで手軽に取引することもできる。
現在はEthereum（ETH：イーサリアム）をブロックチェーンに採用しているが、将来的に複数のブロックチェーンに対応していくという。
Coinbase NFTはアメリカ・カリフォルニアに本拠地を構えるCoinbase（コインベース）社が手掛けるNFTマーケットプレイスだ。Coinbaseは暗号資産取引所やウォレット、クラウドなど、幅広いサービスを展開している。
同社の共同創業者、およびCEOを務めるのはBrian Armstrong（ブライアン・アームストロング）氏だ。自身のTwitter（ツイッター）では、「分散型社会を実現するためには、web3を目指さなくてはいけない。」といった旨のコメントを残している。
彼は2021年にCoinbase NFTのプロジェクトが始動することを発表してから、コミュニティーやコレクター、クリエイターからのフィードバックを参考にしながらサービスの開発を進めてきた。このようにオープンな状態で開発を進めることで、web3に対応したソーシャルマーケットプレイスを目指している。
彼いわく、将来的にはより多くの機能を分散化する予定だという。具体的には、クレジットカードによる決済機能やドロップ機能、ミンティング機能を実装したり、トークンゲートコミュニティを構築するなど、さまざまな取り組みを行っていく。Twitterの公式アカウントや公式ブログで最新情報を確認できるので、チェックしてみてほしい。
参考URL：
https://blog.coinbase.com/gm-coinbase-nft-is-now-in-beta-25e6c052aa43
