11月4日、フットボールをテーマにしたNFTゲームの「CyBall(サイボール)」が暗号通貨取引所のBinance(バイナンス)上で「Genesis Packs(ジェネシス・パック)」のIGO(Initial Game Offering:イニシャル・ゲーム・オファリング)を行い、わずか1分程度で152万ドル(約1億7351万円)の売買高を達成した。
販売開始から24時間後の売買高は230万ドル(約2億6255万円)、7日間の売買高は1000万ドル(約11億4155万円)となり、多方面から注目を集めている。また、NFTマーケットプレイスの最大手であるOpenSea(オープンシー)のランキングにおいても、販売開始から1週間で9位に順位がアップしていることが確認できる。
本プロジェクトは、Binance NFT (バイナンス・NFT)社とGuildFi(ギルドファイ)社との協力体制のもとで企画された。3社のプラットフォームで同時にIGOが行われるのは世界初の試みだという。
販売された3種類のGenesis Packsは全て販売当初から比べて価格が338%上昇している。Binanceのプラットフォームにおける取引で今回のような偉業を達成したのは前代未聞である。ゲームのローンチを予定しているのは12月であるが、すでにCyBallコミュニティの間で異様な盛り上がりを見せている。
CyBallとはそもそもどのようなNFTゲームなのか説明しよう。同ゲームは「Play-to-Earn(遊びながら稼ぐこと)」をテーマにしており、ゲームキャラクターのCyBloc(サイブロック)のレベルを上げて、トーナメントやリーグ戦を通してトークンを獲得できる。
また、NFTマーケットプレイスで取引したり、自分の所有しているCyBlocを貸し付けしたりすることも可能だ。
現在はBinance Smart Chainのブロックチェーンを使用しているが、将来的にSolana(SOL:ソラナ)にも対応する予定だという。
11月23日、Genesis CyBlocの公開イベントが公式Twitter(ツイッター)とDiscord(ディスコード)上で開催される。イベントの参加者はギフトを獲得できるチャンスを得られるので、詳細情報に関しては、公式ホームページを参考にしてみてほしい。
なお、ゲームのリリース後にCyBallの始め方や概要について別記事で紹介する予定なので、気になる方は本サイトの公式Twitterをフォローしよう。
※日本円に換算した価格は11月17日時点のもの。
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