高値で取引されていることで最近話題のNFTは、「HEXA(ヘキサ)」と呼ばれるマーケットプレイスで売買ができる。HEXAはインフルエンサー向けのプラットフォームで、ツイートをNFT化して販売できるのが特徴だ。日本発のサービスであるため、HEXAであれば英語ができない方でもNFT取引が楽しめる。
今までは海外のNFTマーケットプレイスを利用するのが主流であった。それゆえ、英語がNFT取引の参入障壁となっていた。HEXAのサイトは日本語表記であるため、NFT初心者の方にもおすすめできるサービスといえる。とはいえ、OpenSeaに比べると情報が少なく、難しそうだと感じる人も多いのではないだろうか。
この記事では、HEXAの概要に加えて決済方法や手数料、購入手順まで紹介している。読後はHEXAについて理解が深まるばかりでなく、実際にNFTの取引が可能になる。
HEXAは扱いが難しそうと感じる方もいるかもしれないが、実際はOpenSeaなどのプラットフォームよりもシンプルで簡単だ。NFT取引に興味のある方はぜひこの記事を最後まで読んで、自身の取引に役立ててほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
HEXAの特徴
HEXAとはインフルエンサー向けのNFTマーケットプレイスであり、SNSでの投稿をNFT化して販売することができる。主にTwitterでの投稿がNFTとして販売されていることが多い。
HEXAは2021年5月に誕生したばかりの新しいプラットフォームであるものの、販売実績はすでに1,000万円以上である。
2021年6月には、実業家であり投資家でもある与沢翼氏の第二子誕生のツイートがNFT化され、同プラットフォームにて約1,041万円で落札された。後述するが、HEXAでは仮想通貨を所有していなくとも日本円やクレジットカードで決済できる。そのため、NFT購入までのハードルが低く、初心者にやさしいプラットフォームである。
HEXAでの販売形式は、以下の2パターンある。
- 固定価格
- 固定価格の場合は、日本円のクレジットカードで決済が可能だ。通常のネットショッピングのように、カード情報を入力すればNFTの購入ができる。
- オークション形式
- オークション形式では、仮想通貨のイーサリアム(ETH)を使用して購入する。オークションの方式に関しては、最も高い価格で入札した人が落札できる、いわゆるイングリッシュ・オークションを採用している。
HEXAで購入したNFTはOpenSeaで転売することも可能である。HEXAのページから直接OpenSeaなどのマーケットプレイスにアクセスし、すぐに出品できる仕様になっている。
HEXAのNFTはすでにOpenSeaで登録・承認されている。それゆえMetaMaskなどのウォレットを連携してNFTの保有者であることが確認できればすぐに販売できるというわけだ。
決済方法や手数料に関する注意点
オークション形式で購入する場合、仮想通貨のイーサリアムでの決済となる。そのため、まずはイーサリアムを仮想通貨取引所(CoincheckやGMOコインなど)で購入し、専用のウォレットに入金する必要がある。使用するウォレットは、PCでもスマホでも利用可能なMetaMaskが無難であろう。
なお、MetaMaskの利用方法については以下の記事で詳しく紹介している。
【初心者向け】NFT取引に必要なMetaMaskの登録方法|入金・出金手続きを画像付きで解説
オークション形式で最も注意が必要なのは入札の取り消しができない点だ。一度入札したらキャンセルは不可能であるため、よく確認したうえで入札することをおすすめする。
HEXAの特徴まとめ
HEXAの特徴をまとめると、以下の通りだ。
取扱商品 | SNS(Twitter)投稿のNFT |
入金方法 | クレジットカード・MetaMaskなどのウォレットと連携 |
対応端末 | PC・スマートフォン |
決済方法 | 日本円(クレジットカード)・イーサリアム(ETH) |
手数料 | 販売総額の20%は手数料 |
HEXAを利用する際に準備しておくべきもの
HEXAで購入する前に、いくつか準備しておくべきものがある。
オークション形式で購入する場合、決済用のイーサリアムと専用のウォレットを用意する
有名なインフルエンサーがNFTを販売する場合には、オークション形式で出品されることが多い。その場合には仮想通貨のイーサリアムが必要になる。オークション形式で購入する際の事前準備の流れは、大まかに以下の通りだ。
- 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入する
- MetaMaskなどの仮想通貨専用のウォレットを用意する
- 仮想通貨専用のウォレットにイーサリアムを送金する
- 仮想通貨専用のウォレットとHEXAを連携させる
NFT取引には仮想通貨が必要となることが多いため、あらかじめ仮想通貨の口座を開設しておくと便利だ。CoincheckではCoincheck NFTというサービスを展開するなど、NFT取引に力を入れている。はじめてNFT取引にチャレンジする方は開設しておいて損はないだろう。
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固定価格で購入する場合、決済用のクレジットカードを用意する
対応しているクレジットカードは「VISA」「Master Card」である。
HEXAでのNFT購入手順
ここでは、実際にHEXAでNFTを購入する手順を紹介する。なお、HEXAの利用にあたってアカウントを作成するなどの特別な登録は必要ない。目当てのアイテムが見つかったら、アイテムページから必要な情報を入力してくことで購入することが可能だ。
公式サイトへは以下のリンクからアクセスできる。
HEXAの公式サイトへ
NFTの購入手順は、「固定価格形式」「オークション形式」の2パターンあるので、それぞれについて解説する。
固定価格形式(クレジットカード)で購入する場合
固定価格形式で購入する際のステップは以下の通りだ。
- 購入したいNFTの販売ページにアクセスし、「購入する」をクリック
- Twitterアカウントの認証を行う
- 保有者欄に表示する名前の設定、Twitterアカウントのリンクを貼るか選択する
- カード情報を入力する
- 「購入する」をクリック
- クレジットカード会社の3Dセキュアパスワードを入力する画面になるので、パスワードを入力
- 購入完了
なお、記事執筆時点(2021年8月4日)では販売されているNFTがないため、購入ページにアクセスできないようになっている。今回は大まかな解説であるが、HEXAの公式サイトでは画像付きで詳しく購入手順が紹介されているため、そちらもチェックしてみてほしい。
オークション形式(イーサリアム)で購入する場合
オークション形式で購入する際のステップは以下の通りである。
- オークションページから入札したい金額を入力(最低入札金額~現在価格の10倍までの入札が可能)
- 「入札する」をクリック
- ニックネームとメールアドレスを入力
- Twitterアカウントのリンクを貼るか選択
- 入力したメールアドレスに「入札リクエストの受付メール」が届くので、記載されたURLをクリック
- 「ウォレット認証する」をクリック
- MetaMaskなどのウォレットが自動的に起動するので、署名すると認証が完了
- 「入札を完了する」をクリック
- 入札後のキャンセルはできないという旨の注意が表示されるので、確認して「入札する」をクリック
- 入札が完了
なお、こちらも執筆時点(2021年8月4日)では販売されているNFTがないため、購入ページにアクセスできないようになっている。詳しい購入手順は公式サイトで解説されているため、合わせて確認してみてほしい。
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NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
HEXAを利用してみよう
ここまで紹介してきたように、HEXAはSNSの投稿に特化したNFTマーケットプレイスである。今後、自身の興味のあるインフルエンサーの投稿がNFTとして販売されることもあるかもしれない。どのようなものが販売されるか度々観察してみてはいかがだろうか。