昨年末からブームとなっている運動して稼ぐアプリに興味がありつつも、まだ始めていない人にぴったりのゲームがRunBloxだ。
最近はさまざまな種類のMove to Earnゲームがあるが、RunBloxもSTEPNに似た身体を動かして稼ぐアプリの一種である。最初にNFTシューズを購入し、歩いたり走ったりすることで報酬を稼ぐことができる。
本記事では、RunBloxの運営会社や、特徴、始め方、稼ぎ方を中心に解説した。
RunBloxはまだリリースされたばかりのゲームで、現在は招待コード不要でアプリを導入できる。今後、再び招待コードが必要となる可能性があるため、もし気になるようであれば、本記事を読んで、まずはアプリのダウンロードだけでもトライするのをおすすめする。
<【PR】口座をまだお持ちでない方へ>
NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
RunBloxとは
RunBloxとは、屋外を走ったり歩いたりすることで仮想通貨「RUX」を稼げるMove to Earnのゲームアプリだ。
ゲームをプレイするには、NFTの靴を購入する必要があり、現在はアプリ内マーケットプレイスであれば43,000円くらいから購入できる。
現在、RunBloxはベータ版であるため、頻繁に更新を行っている。いずれウォレットをアプリ内にして、MetaMask不要で売買をできるようにする予定だ。
ロードマップも発表されている。2022年第3四半期には、appleウォッチやGalaxyウォッチのGPS機能でゲームをプレイできる予定だ。スマホを持たなくてもウェアラブルデバイスを装着してゲームをプレイできる日も近い。
さらにクエストシステムの計画もあり、今後の展開が楽しみなゲームだ。
ゲーム名 | RunBlox |
対応機種 | iOS/Android |
トークン名 | RUX/OBX |
ブロックチェーン | Avalanche |
公式サイト | https://runblox.io/ |
運営会社はOpenBlox
OpenBloxは、ゲームプラットフォームの運営会社だ。RunBloxの他に、RPGのRogueblox、シュミレーションゲームのLandblox、マルチプレイヤーオンラインゲームのActionbloxのゲームが開発されている。このどれもがPlay to Earnのゲームだ。
元ZOZOの前澤友作氏はWeb3やメタバース領域の企業やプロジェクトに投資を行うMZ Web3ファンドを立ち上げた。そのファンドの投資先第一号として、OpenBloxが選出されたこともあり、同企業への注目度が高まっている。
その他にもOpenBloxはCryptoSeers(ゲームギルド)やDigital Strategies(投資会社)など、数々の企業と提携している。
OpenBloxが企業との提携を生かして、RunBloxを含めたプラットフォーム上のゲームを今後どのように展開していくかが、見どころと言えるだろう。
報酬はRUX、ガバナンストークンはOBX
RunBloxでは、歩いたり走ったりすることで、報酬としてRUXを稼げる。
RUXを利用してできることは以下の4つだ。
- エネルギーチャージ
- NFTのレベルアップ
- MINT
- NFTの強化
その他、現状は利用用途が未実装だがOBX(OpenBloxのトークン)も存在する。OBXはOpenBloxプラットフォーム全体で使用されるガバナンストークンだ。
どちらも仮想通貨取引所にはまだ上場していない。Avalanche上のDEX(分散型取引所)の「TradeJoe」でスワップが可能だ。その際の注意点については「よくある質問」で後述したので、最後まで読み進めてほしい。
RunBloxの特徴
歩いたり走ったりすることでRUXトークンを稼げる
RunBloxはMove to Earnのゲームだ。最初に靴を購入し、その後、屋外で歩いたり走ったりすることでトークンが稼げる。
アプリ内のGPSで、移動距離が計測され、運動量に応じてRUXを稼げる仕組みだ。
靴はウォーキング用、ジョギング用、ランニング用の3つに分かれており、ランニング用シューズで走ると一番RUXを多く獲得できる。
Avalancheチェーン上のゲーム
OpenBloxのゲームプラットフォームは、Arbitrum Layer 2ネットワークを利用してEthereum上に構築されている。
RunBloxもAvalancheチェーン上に存在するゲームだ。ゲーム開始時に購入が必要となるNFTシューズは、公式サイトもしくはアプリ内のマーケットプレイスでAVAXを用いて購入する必要がある。
3種類のスニーカーNFTがある
RunBloxのNFTスニーカーの種類は主に3つに分かれる。ウォーキング用、ジョギング用、ランニング用の3種類だ。
さらに、それ以外に以下の目安がある。
- 種類
- ステータス
- レア度
- 種族
次に、上記4つの指標について詳しく解説していく。
スニーカーの種類
ウォーキング用、ジョギング用、ランニング用の3種類だ。それぞれ対応スピードが決まっている。
ウォーキング用のスニーカーを購入して走った場合は、対応スピードが異なるため、アプリが計測できない。よって報酬がもらえない状況に陥る。
自分の歩くもしくは走るスピードに応じたスニーカーを購入するようにしよう。
スニーカーの種類 | 対応スピード |
---|---|
Walk | 2~7km/h |
Jog | 5~11km/h |
Run | 7~20km/h |
スニーカーのステータス
さらに、スニーカーには4つのステータスがある。
- Attack…攻撃が高いほど、プレイヤーは消費した1エネルギーごとのRUXを多く獲得できる
- Luck…ミステリーボックスドロップの頻度と品質に影響
- Speed…スピードが高いほどプレイヤーは消費したエネルギーごとにOBXが多く獲得できる
- Hitpoint…靴の耐久性に影響する Hitpointが高いほど支払う修理額(RUX)が少なくて済む)
2022年7月現在、LuckとSpeedは現在未実装だ。これからどのように効果を発揮するのかの情報が待たれる。
レア度
レア度は以下の5種類だ。
- Common
- Rare
- Epic
- Hero
- Legendary
レア度が高ければ、スニーカーの価格は高くなると同時に、走ったときの報酬も多くなる仕組みだ。
*現状、マーケットプレイスにはEpic、Hero、Legendaryのシューズは販売されていない。
種族
RunBloxには種族という概念がある。ゲームをプレイする上で、特に種族を気にする必要はない。
ただ、いずれOpenBloxプラットフォーム上の別のゲームと関連してくる可能性があると言われている。今後、なんらかの展開があるかもしれないので、楽しみな部分だ。
Green | Flower | 2-7km/h |
Insect | ||
Water | Hardshell | 5-11km/h |
Shark | ||
Fire | Techno | 7-20km/h |
Dragon |
RunBloxの初期費用
ここまでの説明でRunBloxとはどのような特徴を持つゲームアプリかがイメージできただろう。ゲームを始めたくなった人もいるに違いない。そこで1番気になるであろう初期費用についてここでは説明する。
RunBloxでの靴の購入は、AVAXというAvalancheチェーンの基軸通貨を利用する。
RunBloxの靴を購入できる場所は2つある。一つはアプリ内のマーケットプレイス、二つ目は公式サイトのマーケットプレイスだ。それぞれの底値を調べてみた(7月15日現在)。
マーケットプレイス | 底値 | 日本円 |
---|---|---|
アプリ内マーケットプレイス | 16.5AVAX~ | 約43,000円~ |
公式サイトマーケットプレイス | 27.0AVAX | 約73,000円~ |
公式サイトよりもアプリ内マーケットプレイスのほうが10AVAXほど安いのがわかる。
RunBloxの初期費用は、アプリ内マーケットプレイスであれば、およそ4万3千円以上必要となる。ガス代も合わせて少し多めに用意するようにしよう。
RunBloxの始め方
RunBloxを始めるためには、いくつかの段階を踏む必要がある。
ポイントは以下の手順を順番通り行うことだ。
- AVAXの用意(Avalanche上でのガス代、また靴代の取得のため)
- アプリのダウンロード
- 靴の購入
RunBloxのスニーカー購入用の資金を用意する
RunBloxを始めるには、NFTシューズを用意する必要があるので、NFTシューズを購入するための資金を準備しよう。
NFTシューズは仮想通貨で購入するので、まずは、利用する国内仮想通貨取引所に必要な額を入金してほしい。
NFTシューズの費用は前章の「RunBloxの初期費用」を参考にするとよい。また、下記の公式サイトのマーケットプレイスも参考になるだろう。
国内仮想通貨取引所からBinanceへ仮想通貨を送る
NFTシューズの資金を取引所に入金し終えたら、送金スピードの速いXRP(リップル)を購入し、Binanceへ送金しよう。
Binanceで仮想通貨をAVAXに交換する
BinanceでXRP(リップル)の入金が確認できたら、一旦USDTに交換しよう。AVAXはXRPと直接交換ができないためだ。
イメージするのは以下の流れだ。
・XRP→USDT→AVAX
Binanceで、USDTの用意が出来たらAVAXに交換しよう。
「AVAX」をMetaMaskへ送金する
AVAXの用意が出来たら、一旦以下のリンクからRunBloxのマーケットプレイスにMetaMaskを接続して、Avalancheネットワークを追加すると便利だ。
コネクトすると、「Avalancheネットワークを追加しますか?」というメッセージが表示されるので、追加する。
その後、BinanceからMetaMaskへAVAXを送金しよう。送金の際の注意点は、ネットワークで必ずAVAX C-Chainを選ぶ点である。
これで、靴の購入に必要なAVAXの準備が整った状態になる。
アプリのダウンロード
RunBloxを始めるために、以前はアプリのダウンロード後に招待コードを入力する必要があったが、7月8日から誰でもアクセスが可能となった。つまり、現在は、招待コードが不要で、アプリを導入しゲームを開始できる状態だ。公式Mediumによると、もし招待コードを要求されたとしても、「0000000000」を入力するだけでよい。
RunBloxと「TestFlight(テストフライト)」というアプリもダウンロードするのがポイントだ。
まず、AppStoreもしくはGooglePlayから、「TestFlight」アプリをダウンロードする。
次に、https://download.runblox.io/からiOSもしくはAndroidのRunBloxをインストールする。
RunBloxのアプリを起動するタイミングで、ログインを要求されるタイミングがあるため、注意しよう。
ログイン方法はappleとGoogleの二択だ。どちらかを選ぶようにしよう。
靴を購入する
靴は公式サイトとアプリ内マーケットプレイス両方好きな方から購入できる。
公式サイトのマーケットプレイスのほうがアプリ内マーケットプレイスより値段は割高なので注意しよう。
アプリ内マーケットプレイスはアプリ画面下の「Market」をタップすると表示できる。
靴選びではAttackとHitpointを重視しよう。Attackが高ければRUXを効率よく獲得でき、Hitpointが高いほど靴の修理に支払うRUXが少なくて済むからだ。
RunBloxの稼ぎ方
ここからはRunBloxでの稼ぎ方を説明する。ポイントを掴んで、効率よく稼いでみてほしい。
1:歩いて(走って)稼ぐ
RunBloxの稼ぎ方は、歩いたり走ったりしてRUXを稼ぐ方法だ。
注意しなければいけないのは、最初に購入する靴のNFTのレベルで報酬限度額が異なる点である。報酬(RUX)を得るために、靴はエネルギーを消費する。エネルギーは靴のレアリティや保有数で決まる。消費できるエネルギーが大きいほど、多く稼げる仕組みだ。
1エネルギーの報酬は、基礎報酬と靴のAttackの%で決まる。基礎報酬は、靴の属性のAttacck%やどのようなスタイルでプレイするか(歩くのか走るのか)で総合的に決まる。
歩くよりも走る方、またAttack%の高い靴を選ぶほうが基礎報酬は高くなる仕組みだ。
エネルギーは、3時・9時・15時・21時で4分の1ずつ回復し、9時に報酬上限はリセットされる。
レース | 走行速度範囲(Km/h) | 報酬(Rux/Enegry) | |
---|---|---|---|
walking | Flower and Insect | 2-7 | 5 |
jogging | Shark and Hard Shell | 5-11 | 6 |
running | Techno and Dragon | 7-20 | 7 |
2:NFTを売って稼ぐ
RunBloxで2つ目の稼ぐ方法は、将来値上がりすると思われるNFTシューズを安く買い、価格が上がったタイミングで売ることだ。
NFTシューズの価値は、レアリティ(Common、Rare、Epic、Hero、Legendary)と走るスタイル(ウォーク、ジョギング、ランニング)とレベルや属性(Attack、Hitpoints)で決まる。
将来的に価値が高くなると思われるシューズを見極め、AVAXが安いタイミングで購入し、価値が上がったタイミングで売ることで利益を出すことができるだろう。
よくある質問
- RUXを購入できる取引所はありますか?
-
現在国内国外問わず仮想通貨取引所でRUXを扱っているところはない。しかしAvalanche上のDEX(分散型取引所)の「TradeJoe」でRUXへの交換が可能だ。
RUXに投資したいのでまとまった量を保有したい、もしくはスニーカーの修理などをしたいけれどRUXが足りないため買い足したい場合は、TradeJoeを使おう。
MetaMaskにUSDT、AVAX、BNBなどを用意してから、TraderJoeに接続して、Ruxへスワップするとスムーズだ。
万一、TraderJoeのスワップ先にRUXが表示されない場合は、下記コントラクトアドレスを検索して、追加してほしい。
RUXのコントラクトアドレス
0xA1AfCC973d44cE1C65a21D9e644CB82489d26503
- 稼いだRuxを換金するにはどうしたらよいですか?
-
RUXを日本円にするには、同じくTradeJoeを利用する。まず、RUXからUSDT、AVAX、BNBなどにスワップする。
次に、スワップした仮想通貨をBinanceへ送金し、XRP(リップル)へ交換しよう。
その後、XRPを国内の仮想通貨取引所へ送金して、円に替えるとよい。
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
Coincheckの口座は無料で開設できる。今すぐ開設したい方は以下のバナーから手続きを進めるとよい。
また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
RunBloxを活用して生活に運動を取り入れよう
Move to Earnのゲームでは、日常生活に歩いたり走ったりする運動を取り入れることができる。ゲームをプレイするユーザーは、NFTシューズを履いて、その運動量に応じた報酬を獲得できるので、モチベーションを維持しやすいというメリットがある。
RunBloxは特にプレイの仕方がシンプルなのが魅力だ。キャラクターを育てたり、アイテムを合成させたりというゲーム性がないゆえに、ゲームに慣れていない人でも、気軽に試すことができる。
また、RunBloxはβ版故に、まだまだ未知の部分も多く、今後少しずつアップデートが進んでいくことが考えられる。
それゆえ、今このタイミングでゲームをプレイすることが先行者利益につながる可能性が高いと言えるだろう。
運動をすることを習慣づけしたい人は、ぜひこの機会に活用してみてほしい。