現在は、Crypto Stakes (クリプト・ステークス)やPegaxy（ペガクシー）など、「Play to earn（遊びながら稼ぐ）」のシステムを導入した、さまざまな競馬ゲームが展開されている。
本記事で紹介するSPEEDトークンは、そんな競馬ゲームのひとつ、「Speed Star（スピードスター）」で基本通貨として使われているトークンだ。
SPEEDトークンはメイントークンであるため、ゲームのあらゆるシーンで使用できる。また、ガバナンストークンとしての役割も担う。
今回の記事では、SPEEDトークンの活用例や価格推移、入手方法について紹介する。この記事を読むことで、ゲーム上でSPEEDトークンがどのような役割があるか理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてほしい。
＜【PR】口座をまだお持ちでない方へ＞
NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
国内であればCoincheckがおすすめだ。Coincheckは国内の取引所の中では取り扱い通貨数が多く、取引手数料もお得で良心的だ。
なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
SPEEDトークンとは
SPEEDトークンとは、NFTゲーム「Speed Star（スピードスター）」でメイン通貨として利用されているトークンだ。
Speed Starとは競馬シュミレーションゲームをテーマに設定しており、レースや馬の飼育だけでなく、ゲーム上の仕事を通じて報酬を得られる「Work to Earn（働いて稼ぐ）」のコンセプトを導入している。
SPEEDトークンは、農場の開発やアップグレード、馬の飼育、レースの参加費など、ゲームを進める上で重要な役割を担うだけでなく、ガバナンストークンとしての役割ももつ。
2022年5月15日時点でSPEEDトークンの価格は0.1263円となっている。なお、同ゲームにはSPEEDトークンのほかにJOCトークンとSTAR（スター）トークンが使用されている。
運営組織に関する情報
SPEEDトークンが使われているSpeed Starを運営しているのは、Hell Factory（ヘル・ファクトリー）社だ。同社はタイに本拠地を構え、2021年に設立された新しい企業である。
ソフトウェアソリューションやワークフローシステム、データベースアプリケーション、ブロックチェーンテクノロジーなど、さまざまなサービスを提供している。チームは、ディベロッパーやアーティスト、デザイナー、マーケターなど、多種多様なスキルをもつメンバーで構成されている。
そんなチームのトップを務めるのはChakrawan Kasiphan（チャクラワン・カシファン）氏で、CEOとバックエンドディベロッパーのチームリーダーを務める。
Speed Starとはどんなゲームなのか
Speed Starは従来の競馬ゲームとは異なり、ゲーム上で仕事に従事して報酬を貰える仕組みを導入している。
プレイヤーはゲーム上でトレーナーやセラピスト、ジョッキー、ブリーダーの役割につくことが可能だ。それぞれの役割は以下の表でまとめている。
| 職業 | 役割 |
|---|---|
| トレーナー | 馬を訓練する |
| セラピスト | 馬の怪我や疲労をケアする |
| ジョッキー | レースで馬に乗る |
| ブリーダー | 馬を繁殖させる |
もちろん、一般的な競馬ゲームのように馬を購入したり、レースに参加したりしてプレイを楽しむことも可能だ。
Speed Starの詳細について知りたい方は、以下の記事で基本概要を紹介しているのでチェックしてみてほしい。
【Work-to-Earn】Speed Starとは？ゲーム内容やトークンについて詳しく解説
Speed Starのトークンエコノミーと活用例
Speed Starでは、SPEEDトークンのほかに、JOCトークンとSTARトークンが使用されている。それぞれの用途を以下の表にまとめた。
| トークン名 | 用途 |
|---|---|
| JOCトークン | ・職業スキルのアップグレード ・キャラクターのアップグレード ・アイテム購入 ・疲労回復 |
| SPEEDトークン | ・農場開発、拡張、アップグレード ・馬の飼育 ・レースの参加費 ・他のプレイヤーに払う人件費 ・競馬の賭け金 |
| STARトークン（ガバナンストークン） | ・マーケットプレイスでの取引 ・NFTの作成 |
公式資料によると、SPEEDトークンは供給限度は無制限となっており、配分量はゲーム開始後と前で以下のように異なる。
- ゲーム開始前：Initial Poolに10%、Farmingに90%
- ゲーム開始後：Game rewardに90%、Farmingに10%
SPEEDトークンの1日の排出量は43,200となっており、ボーナス時は3,456,000にまで拡大する。
SPEEDトークンの価格推移
仮想通貨相場サイトのCoinmarketcap（コインマーケットキャップ）を参考にして、SPEEDトークンの価格推移を確認しよう。
SPEEDトークンがリリースしてからしばらくは価格は2円付近を変動していた。4月中旬から終わりにかけては2.5円以上を記録することもあった。しかし、5月に近づくにつれて価格が低迷。2022年5月15日時点で0.127円となっている。
なお、ゲームの立ち上がり時期にトークンが一気に買われ価格が上昇し、しばらくすると価格が下がることはNFTゲームではよく見られる現象だ。
SPEEDトークンは今後どうなるのか
公式ページでは、Speed Starのロードマップが紹介されている。
2022年第一四半期には、最初の馬が1万販売されるジェネシスセールが開催されたり、牧場・ファーミング、馬やSTARトークンのステーキング、馬の繁殖機能がスタートしたり、さまざまなプロジェクトが企画されている。
第二四半期においては、マーケットプレイスやDEX（分散型取引所）、トレーニングモードなどがリリースされる予定だ。
第三四半期では、トーナメントやモバイルアプリ、競走馬のLand（土地）が実装される。
Speed Starのアップデート情報やイベント情報を収集したい方は、Facebook（フェイスブック）やTwitter（ツイッター）、Discord（ディスコード）などの公式SNS等をフォローするとよいだろう。Telegram（テレグラム）は日本向けのコミュニティも用意されている。
SPEEDトークンの入手方法
SPEEDトークンは、ゲーム内の仕事をこなすことで報酬として受け取ることができる。他にもステーキングや繁殖の報酬としてもSPEEDトークンが配布される。
もしくは、SushiSwap（スシスワップ）などのDEX（分散型取引所）で入手することも可能だ。SushiSwapを利用する場合、まず取引ページを開き、以下のトークンコントラクトアドレスを入力する。
コントラクトアドレス：0x2daE9aC8E3195715F308B59e7E9326F115Ab4D98
取引する額を入力して「Swap」を入力し、指示に従って手続きを進めよう。なお、事前にネットワークをHarmony（ハーモニー）に切り替えておく必要があるので注意してほしい。
加えて、DEXで取引するためにはウォレットに仮想通貨を用意しておく必要がある。仮想通貨取引所では銀行口座などから入金して仮想通貨を購入できる。
初心者の方はCoincheck（コインチェック）を利用するとよいだろう。国内発のサービスなので日本語に対応しているだけでなく、操作がシンプルなので使いやすいのが特徴だ。
【PR】これからNFT投資を始める方へ
NFT取引を楽しむ上で仮想通貨は必須となる。まだ仮想通貨の口座をお持ちでない方はこの機会に開設しておくとよい。仮想通貨取引所は国内外さまざまなサービスがあるが、日本円から仮想通貨への換金の必要性を考えると、国内取引所の口座は必ずひとつは持っておきたい。
有名な取引所はどこもサポート体制が手厚く、優劣はつけ難いが、NFT投資に取り組むのであればCoincheckがおすすめだ。Coincheckでは「Coincheck NFT」というサービスを展開しており、早くからNFT分野に力を入れている。加えて、ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数国内最大級を誇り、多くの方から選ばれている。
- ダウンロード数国内No.1
- 取り扱い通貨国内最大級
- スマホで即日開設可
- 取引手数料無料
Coincheckの口座は無料で開設できる。今すぐ開設したい方は以下のバナーから手続きを進めるとよい。
また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
SPEEDトークンを入手してゲームを効率的に進めよう
今回の記事では、NFTゲームSpeed Starに興味がある方やプレーを始めたばかりの方に向けて、SPEEDトークンの基本的な知識を解説した。
SPEEDトークンを入手することで、農場のアップグレードを行ったり、レースに参加したりできるようになる。他にも、人件費や馬の飼育代、競馬の賭け金としても使えるので、ゲームを効率的に進めるのに役立つ。
Speed Starは馬を所有していなくてもゲームを始められる。馬のオーナーから依頼された仕事を行うことで、報酬を受け取れるのだ。
そのため、初期費用がかからずNFTゲーム初心者の方も始めやすいゲームといえるだろう。興味がある方はぜひ始めてみてはいかがだろうか。
