2021年11月、世界初の3社同時イニシャル・ゲーム・オファリング(IGO)を実施したことで話題になったCyball(サイボール)。Cyballとは、サッカーをテーマにしたカード対戦ゲームで、ユーザーはプレイを通してお金を稼ぐことができる。
しかし、Cyballに興味があるものの、具体的にどのようなゲームなのか、どのようにお金を稼げばいいのかわからない方も少なくない。
そこで今回の記事では、Cyballの基本的な概要やお金の稼ぎ方を説明する。ゲームの始め方を画像付きで説明するので、ブロックチェーンゲームに初めて挑戦する人は参考にしてみてほしい。
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Cyball(サイボール)とは?
Cyball(サイボール)とは、サッカーをテーマにしたNFTゲームだ。ユーザーはチームを編成して、他のチームと対戦することができる。また、アイテムをCyballのエコシステム内で取引することも可能だ。
現在はBinance Smart Chain(BSC:バイナンス・スマートチェーン)を採用しているが、将来的にSolana(ソラナ)にも対応していくという。
トーナメントなどで勝ち進むと、ゲーム内通貨であるCyBloc Battery Token(CBT:サイブロック・バッテリー・トークン)を報酬として受け取れる。また、ステーキングの報酬としては、ガバナンストークンの機能を持つCyBall Token(CYB:サイボール・トークン)を入手できる。
公式Twitter(ツイッター)のフォロワー数は6万人、Discord(ディスコード)のコミュニティメンバーは7万人を超えており、多方面から注目を集めていることがわかる。
Cyball(サイボール)の運営者情報
Cyballの中心メンバーは、Aaron Yee(エーロン・イー)氏、Long Vuong(ロング・ヴォン)氏、Tin Tran(ティン・チャン)氏、Kevin Bui(ケビン・ブイ)氏の4人だ。
Yee氏はブロックチェーンゲーム企業のAnimoca Brands(アニモカ・ブランド)において、プロダクトマネージャーを務めた経験がある。 ブロックチェーン関連企業のTomoChain(トモチェーン)社のCEO、および創業者であるVuong氏は、Cyballにおいてブロックチェーン技術の知識やノウハウを提供している。
エンジニアとしてのバックグラウンドを持つTran氏は、技術戦略と運用全般のサポートを実施。Bui氏はマーケティングやブランディング領域の知見に富んでおり、オーストラリアでスポーツウェアのビジネスを成功させている。
Cyball(サイボール)のパートナー企業
Cyballは複数の企業とパートナーシップを結んでいる。例えば、クリプト領域へのインベストメントプラットフォームを展開するImpossible Finance(インポッシブル・ファイナンス)や、デジタル市場において投資活動を行っているAscensive Assets(アセンシヴ・アセット)などの企業が挙げられる。
他にも、The Sandbox(ザ・サンドボックス)やBenji Bananas(ベンジー・バナナズ)などの人気ゲームを展開するAnimoca Brands(アニモカ・ブランド)や、暗号資産取引所のMEXC Global(MEXC・グローバル)など、多種多様な企業と連携している。
Cyball(サイボール)の内容を紹介
CyballはサッカーをモチーフにしたNFTカードゲームだ。プレイを通じてお金を稼ぐことができる「Play to earn(遊びながら稼ぐ)」ゲームでもある。
ユーザーはゲームキャラクターであるCyBlocs(サイブロックス)を集めて、チームを編成し、バトルに挑戦する。ゲームモードやレベルも幅広く、バトルごとに戦略を立てて、勝利を目指す。バトルに勝ち進むとユーザーは報酬としてトークンを受け取ることが可能だ。
新しいCyBlocsを作り出すメンター機能も利用できる。CyBlocsをマーケットプレイスで取引することもできる。
Cyball(サイボール)で利用されているトークンとは
Cyballで利用されているトークンには、「CyBloc Battery Token(CBT:サイブロック・バッテリー・トークン)」と「CyBall Token(CYB:サイボール・トークン)」の2種類がある。
両トークンはEthereum(ETH:イーサリアム)の標準規格である「ERC-20」と、Binance Smart Chain(BSC:バイナンス・スマートチェーン)の標準規格である「BEP-20」を基盤にしている。
CyBloc Battery Tokenは、PvPモードで勝利したときの報酬や、CyBlocsのローン制度であるCyLoans(サイローンズ)の手数料として入手できる。対してCyBloc Battery Tokenは、コーチを雇ったり、メンター機能を利用したりする際に使用することが可能だ。
一方、CyBall TokenはPvPモードにおける特別な報酬や、ステーキングの報酬などとして配布される。メンター制度などに利用できるほか、ガバナンストークンとしての側面も持つ。
Cyball(サイボール)での稼ぎ方
Cyballではどのようにお金を稼げばいいのだろうか。主な稼ぎ方は以下の通りだ。
- バトルに勝利する
- メンター機能で作ったキャラクターを売却する
- CyLoansでキャラクターを貸す
- ステーキングする
Cyballではさまざまなタイプのバトルモードが用意されている。Exhibition(エキジビション)モードでは、3対3、もしくは5対5の対戦ゲームをプレイすることが可能だ。このモードは初心者でも気軽に参加できるので、多くのユーザーが練習するためにExhibitionモードを選択する。
また、メンター機能で新しく作り出したゲームキャラクターをNFTマーケットプレイス
で売却することもできる。
他にも、CyLoansを利用したり、ステーキングを行うなど、さまざまな方法でトークンを獲得できる。
Cyball(サイボール)の落札実績や価格推移
ここでは、仮想通貨相場サイトのCoinmarketcap(コインマーケットキャップ)を参考にしてCyBloc Battery Tokenの価格推移を確認しよう。
3月の半ばに価格が上昇し、11日に過去最高値の47.21円を記録。その後、一時価格が低下した後、3月の終盤にかけて再び価格が上昇した。
しかし、4月に近づくにつれて価格は低迷し、4月8日時点で13.40円となっている。ゲームがリリースされてからトークンが一気に売却され、価格が下がることはよく見られる現象だ。
2月22日にゲームがリリースされたことを考えると、Cyballにも同様の現象が起きていることが予想される。
Cyball(サイボール)を始める前に用意すべきもの
Cyballを始めるためには、まずゲームキャラクターであるCyBlocsを3体用意する必要がある。
CyBallのマーケットプレイスでは、さまざまなタイプのCyBlocsが販売されているので、確認してみてほしい。価格は最も低いもので200BUSD(約25040円)から、最も高いもので13,500BNB(約7.1億円)となっている(2022年4月8日時点)。
なお、CyBallを購入するにはトークンとウォレットを用意する必要がある。MetaMask(メタマスク)の開設方法に関しては、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
【初心者向け】NFT取引に必要なMetaMaskの登録方法|入金・出金手続きを画像付きで解説
Cyball(サイボール)の始め方
ここでは、Cyballの始め方を紹介する。なお、MetaMaskのアカウントを利用してアカウントを登録していく。
1. Cyballを開く
右上の「Sign Up(サイン・アップ)」をクリックしよう。
2. ウォレットと接続する
ウォレットはMetaMaskやWalletConnect(ウォレットコネクト)、Binance Wallet(バイナンス・ウォレット)、Coin98 Wallet(コイン98・ウォレット)から選択できる。
3. パスワードを入力する
4. アカウントを選択する
「次へ」をクリックしよう。
5. アカウント情報を入力する
メールアドレス、パスワード(確認も含む)を入力して、「Sign up(サイン・アップ)」をクリックしてみよう。
6. 署名する
7. 画面を確認する
「Sign Up Successfully(サインアップに成功)」と表示されていたら、ゲームを始める準備が整ったということだ。なお、メールアドレスに届いたURLをクリックすると、アカウントを有効化できる。
Cyball(サイボール)に関するQ&A
ここでは、Cyballに関するよくある質問をまとめよう。
Q1. ゲームキャラクターにはどのような階級があるの?
階級はゲームキャラクターのレア度によって異なる。
- Bronze(ブロンズ)
- Silver(シルバー)
- Gold(ゴールド)
- Platinum(プラチナム)
- Legendary(レジェンダリー)
それぞれのレベルやレア度は上記の図を参考にしてほしい。階級によって、スキルの範囲や、レア度が異なるのがわかる。
例えば、0.05%〜0.1%しか存在しないLegendaryは、スキルを100まで最大化することができる、レア度の高いクラスだ。
Q2. Cyball(サイボール)の最新情報を集めるには?
Cyballの最新情報を集めるには、以下のSNSをフォローすることをおすすめする。
Q3. CyLoansとはどのような制度?
CyLoansとは、ユーザーがCyBlocsを他のユーザーに貸し出せるレンタル制度のことだ。貸し手は貸出期間や手数料などを自由に設定することができる。
上記の図は、CyLoansがどのように機能しているかを説明している。
NFTの所有者はマーケットプレイスに自身のNFTを出品して、NFTを貸し出し、Recallingする(呼び戻す)とウォレットにNFTが戻ってくる。
一方、NFTを借りるユーザーは、マーケットプレイスからNFTを選び、プレイを通じて稼いだ報酬を貸し手に渡す。このようにしてレンタル制度が機能している。
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Cyball(サイボール)に挑戦してみよう
今回の記事では、Cyballの基本概要や始め方について解説した。サッカーなどをテーマにしたスポーツゲームはこれまで多く展開されてきたが、Cyballのようなブロックチェーンゲームはお金を稼げる点が画期的であるといえるだろう。
Cyballはパートナーシップ企業の多さや、SNSのフォロワーの数から見ても、注目を集めていることがわかる。
また、Cyballは初期費用を用意できない場合でも、レンタル制度を利用できる点が嬉しいポイントだ。アカウントを作成するのにも複雑な操作を必要としないため、初心者の方でも始めやすいブロックチェーンゲームといえるのではないだろうか。
ぜひ興味がある方は、Cyballに挑戦してみてほしい。