現在は「Play to earn(遊びながら稼ぐ)」を取り入れた、さまざまなタイプのNFTゲームが展開されている。ゲームをただ楽しむだけでなくお金を稼げるので、注目している方も多いのではないだろうか。
とくに最近では、現実世界のアクティビティと連動した「Move to earn(動いて稼ぐ)」を導入したゲームが人気を集めている。
例えば、STEPN(ステップン)やStep(ステップ)、Fitmint(フィットミント)などのゲームでは、ウォーキングやジョギングなどの運動量に応じて、報酬を獲得できる。
今回紹介するGenopets(ジェノペッツ)も「Move to earn」を取り入れたゲームの一つだ。デジタルペットを育成したり、バトルを繰り広げたりと、ゲームとしての要素も強く、高い期待が寄せられている。
本記事では、そんなGenopetsの基本概要や始め方を解説するので、ぜひ参考にしてみてほしい。
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NFTや仮想通貨の取引、およびブロックチェーンゲームのプレイには仮想通貨が必要となる。仮想通貨は仮想通貨取引所から入手できるので、まだ口座を開設していない方は、事前に開設しておこう。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Genopets(ジェノペッツ)とは?
Genopets(ジェノペッツ)とは、「Move to earn(動いて稼ぐ)」の仕組みを取り入れたNFTゲームだ。
たまごっちとポケモン、どうぶつの森を組み合わせたようなゲームになっており、精霊動物をモチーフにしたデジタルペットを育成したり、バトルをしたりしてNFTのアップグレードや報酬の獲得を目指す。
日常生活のアクティビティを通してデジタルペットを育成することが可能で、運動をしながらゲームを楽しめるスタイルだ。
公式Twitter(ツイッター)のフォロワー数は17.2万ユーザーを超えており、Genopetsに対する注目度の高さが伺える。
なお、ブロックチェーンにはSolana(ソラナ)、通貨にはGENEトークンを採用している。
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Genopetsの運営者情報
公式ページで紹介されているチームメンバーは、Albert Chen(アルバート・チェン)氏、Benjamin Tse(ベンジャミン・チェ)氏、Jay Chang(ジェイ・チャン)氏の3名である。
Genopetsの共同創業者、およびCEO、CTOを務めるのはChen氏だ。ECビジネスのマーケティング領域やソフトウェア開発に10年以上携わっており、ブロックチェーンエンジニアとしても活躍した。
共同創業者の1人、およびCPOであるTse氏は、UI/UXやビジネス戦略などの領域でプロダクトデザイナーとしての受賞歴がある人物だ。ブロックチェーンやクリプトアセットプラットフォームでの経験は6年間にもおよぶ。
Genopetsのコミュニティビルダーを務めるChang氏は、プロダクトマネジメントやマーケティングリーダーとして10年以上の経験をもつ。
パートナー企業
2021年10月の公式ブログでは、さまざまな企業から830万ドル(約11.3億円)にも及ぶ資金を調達したことが明らかになった。
例えば、ベンチャーキャピタルのKonvoy Ventures(コンボイ・ベンチャーズ)社をはじめ、ブロックチェーン分野で投資事業を行うPantera(パンテラ)社やAlameda Research(アラメダ・リサーチ)社、Solana Capital(ソラナ・キャピタル)社などが挙げられる。
他にも、ゲームスタジオのAnimoca Brands(アニモカ・ブランド)や、DAO型ゲーミングギルドのYield Guild Games(イールド・ギルド・ゲーム)などが出資した。
さらに、日本代表プロサッカーである本田圭佑氏も出資しており、あらゆる分野の企業や投資家からの注目を集めていることがわかる。
【画像付き】YieldGuild Gamesとは?仕組みや始め方、稼ぎ方について徹底解説
Genopetsの内容を紹介
Genopetsでは、主に以下の方法で楽しむことができる。
- デジタルペットを育成する
- デジタルペットをカスタマイズする
- バトルする
- マーケットプレイスで取引する
- NFTを活用する
現実世界での動きがゲームと連動しており、運動量に応じてデジタルペットが成長していく。育成したペットをマーケットプレイスで売却したり、他のユーザーとバトルをしたりと、Genopetsの楽しみ方はさまざまだ。
デジタルペットを好みにあわせてカスタマイズすることもできる。また、Crystals(クリスタル)やHabitats(ハビタット)などのNFTを活用することで、デジタルペットをアップグレードしたり、属性を変えたりすることも可能だ。
GENEトークン・KIトークンについて
Genopetsは、GENEトークンとKIトークンの2つのトークンを採用している。
GENEトークンはGenopetsのガバナンストークン、およびステーキングトークンとして使われている。
ガバナンストークンとは、プロトコルなどの方向性を所有量に応じて決定できるトークンで、ステーキングトークンとは所有することで報酬が発生するトークンのことを指す。
Genopetsの場合、GENEトークンを所有することで、ゲームの方向性を決めたり、報酬を獲得したりできる。
一方、KIトークンはゲームプレイの報酬として受け取ることが可能で、デジタルペットを進化させる際などに使用できる。他にも、HabitatsなどのNFTを生成したり、バトルをしたりする際にも役立つ。
Genopetsでの稼ぎ方
Genopetsにおける主な稼ぎ方は以下の通りだ。
- 運動してXP(経験値)を獲得し、デジタルペットを育成してマーケットプレイスで売却する
- NFTのHabitatsを生成してマーケットプレイスで売却する
- NFTのCrystalsを生成してマーケットプレイスで売却する
- ステーキングして報酬を得る
- ゲームプレイを通じて報酬を得る
なお、Genopetsを始めるのに初期費用はかからないので、無料でお金を稼ぐ(Free to play)ことも可能だ。
【2022年最新版】初期費用ゼロで始められる!注目のFree to earnゲーム5選
GENEトークンの価格推移
ここでは、価格追跡ウェブサイトであるCoinmarketcap(コインマーケットキャップ)を参考にしながら、GENEトークンの価格推移を確認していこう。
GENEトークンの価格は、2021年11月〜12月にかけて著しく上昇した。11月30日には過去最高値の5,240.23円を記録している。
同時期にEthereum(イーサリアム)やBitcoin(ビットコイン)の価格も高騰していることから、仮想通貨市場全体が盛り上がりを見せたことが要因として考えられるだろう。
その後、GENEトークンの価格は徐々に下降し、2022年2月24日には過去最低値の735.94を記録した。
4月に一時高まりを見せたものの、現在は1,100円前後の価格で推移している。ちなみに、2022年7月15日時点の価格は1,121.23円となっている。
Genopetsを始める前に用意すべきもの
Genopetsを始める前にウォレットのアカウントを作成しておくとよいだろう。接続できるウォレットは以下の通りだ。
- Solflare(ソルフレア)
- Torus(トーラス)
- Ledger(レジャー)
- Sollet(ソレット
- Phantom Wallet(ファントム・ウォレット)
- Slope Wallet(スロープウォレット)
ブラウザ上で使えるものと、インストールする必要があるものがあるので、注意しよう。Phantom Walletの概要については、以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
【Solana版MetaMask】Phantom Walletとは?作成方法やステーキング方法も詳しく紹介
Genopetsの始め方
ここでは、Genopetsの始め方を紹介する。
ブラウザで使用できるものと、インストールする必要があるものがある。
ここでは、Solflareで「WEB WALLET(ウェブウォレット)」を選択する。
「CREATE NEW GAME ACCOUNT」をクリックする
Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)などのアカウントとリンクさせることも可能だ。
URLにアクセスしてアカウントを有効化しよう。
これでゲームを始める準備は整った。
Genopetsのロードマップ
ロードマップは公式ページで紹介されている。
第一段階では、デジタルペットをレベルアップできる機能や、ステップ数に応じてXPを獲得できる機能を実装する。
第二段階においてはCrystalsを作り出したり、GENEトークンをステーキングして報酬を受け取れたりするようになるという。
第三段階は、ユーザーがアイテムや装飾品を獲得し、オープンワールドを探検できるようになる予定だ。
第四段階ではバトルやクエスト関連の機能がアップデートされ、PvP形式やPvE形式でバトルできるようになる。
Genopetsに関するQ&A
ここでは、Genopetsに関するよくある質問をまとめて紹介する。
- リリース時期はいつ?
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Genopetsのリリース時期はまだ明らかになっていない。また、ロードマップにも期日などの記載がなく、進行状況は公式ページで公開されていない。
Genopetsの最新情報は、SNSや公式ブログなどで収集するとよいだろう。
また、公式ページからメールアドレスを登録できるので、そちらもあわせて確認してみてほしい。
- Move to earnゲームが注目されている理由とは?
-
最近は、GenopetsのようにMove to earnの仕組みを採用したゲームが多く見受けられるようになった。
Move to earnの最大のメリットは、運動しながらお金を稼げる点だ。ゲームを楽しみながらお金を稼げるPlay to earnゲームも人気を集めているが、Move to earnは「運動」にフォーカスしている。
現在は人々の健康意識が高まっている一方、なかなかモチベーションを保てずに運動が続かないという人も少なくない。
そこで運動するモチベーションを保つために、Move to earnの仕組みが開発された。実際に運動を習慣づけるためにMove to earnゲームを利用しようとしている方も多く、注目されている理由の一つに挙げられるだろう。
NFT業界を賑わす新たなトレンド「Move to Earn」とは?稼ぎ方やゲームの始め方を紹介 - HabitatsやCrystalsはどのようなNFT?
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Habitatsはデジタルペットのホームのような役割をもつNFTだ。Habitatsを所有することでバトルや育成などで使えるNFTを生成したり、KIトークンを獲得したりできる。
CrystalsはSFT(セミファンジブルトークン)の一種で、Habitatの所有者がKIトークンを使って作り出すことができる。Fire(火)やWater(水)、Earth(地球)、Wood(木)、Metal(メタル)の要素から構成されており、デジタルペットを進化させるのに役立つ。
- Free to playとは?
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Free to playとは、無料で始められるゲームのことだ。GenopetsもFree to playを採用している。
ブロックチェーンゲームの中には初期費用がかかり、なかなかゲームに挑戦できないという方も多く存在する。
しかし、GenopetsのようにFree to playであれば、初期費用を気にせずにゲームを楽しめるのだ。
【2022年最新版】初期費用ゼロで始められる!注目のFree to earnゲーム5選
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また、他の取引所も検討したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Genopetsに挑戦してみよう
今回の記事では、Genopetsに興味がある方に向けて、Genopetsの始め方や基本的な知識を解説した。
「Move to earn」の仕組みを取り入れたGenopetsは、日本でも馴染みのあるゲームにインスピレーションを受けており、ゲーム好きの人から高い期待が寄せられている。
さらに、運動量に応じて報酬を得られるゲームなので、運動が好きな方や、運動を習慣づけたい方からも注目を集めている。
Genopetsは無料で始められるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。なお、今後もさまざまな機能がアップデートされる予定なので、最新情報にも注目しよう。