ゲームをプレイしながら稼げるPlay-to-Earnゲームは有名であるが、「Move to Earn」ゲームについてはご存知だろうか。
Move to Earnゲームとは、運動することで報酬が発生する形式のゲームである。最近では、ブロックチェーンゲームにMove to Earnの仕組みが導入されたものが続々と登場している。
そこで今回は、Move to Earnゲームの一つである「Aglet(アグレット)」について解説する。Agletは初期費用ゼロで始められるMove to Earnゲームで、adidasなどの人気スニーカーを多数取り揃えている。
ゲームは英語表記であるもののシンプルな仕様になっているため、初心者にもおすすめのゲームだ。本記事をしっかりチェックして、ゲームの理解を深めてほしい。
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なお、他の取引所と比較したい方は以下の記事を参考にするとよい。
Aglet(アグレット)とは?
Aglet とはMove to Earn形式のゲームで、ゲーム内通貨を集めてスニーカーを増やすゲームだ。実際にアプリを起動した状態で歩くことで、ゲーム内通貨の「Aglet」を獲得できる。
ゲームのプレイは無料で始められるため、初期費用がいらないのも嬉しいポイントだ。なお、ゲームに登場するスニーカーにはadidasやASICSなど、有名ブランドのものも多数存在する。そのため人気スニーカーで歩けるのが魅力の一つでもある。
Aglet(アグレット)の運営者情報
Agletはロンドンに拠点を置く、バーチャルスニーカーを手掛ける企業だ。
CEOのRyan David Mullins氏は、Aglet設立前にはadidasでフューチャートレンドのディレクターを務めていた人物である。なお、同氏はデジタルビジネス開発の分野で15年の経験を持つ起業家でもある。
Aglet(アグレット)のパートナー企業
Agletは大手VCのGalaxy Interactiveをはじめとする名だたる投資家などから出資を受けている。主な出資企業は以下の通りである。
- Galaxy Interactive
- Amazon Alexa Fund
- JDS Sports LLC
- Goal Ventures
- Nate Mitchell
NFT業界を賑わす新たなトレンド「Move to Earn」とは?稼ぎ方やゲームの始め方を紹介
Aglet(アグレット)のゲーム内容を紹介
ここでは、Agletのゲーム内容を紹介する。ゲームでできることは以下の通りだ。
- 歩いてゲーム内通貨のAgletを獲得
- 一定以上歩くとスニーカーがもらえる
- マップ上の決められた場所でスニーカーの修理ができる
かなりシンプルな仕様になっているため、誰でも簡単に始められるゲームだといえる。ではそれぞれの内容について、詳しく見ていこう。
歩いてゲーム内通貨のAgletを獲得
アプリを起動させた状態で実際に外を歩くと、Agletを獲得できる。獲得したAgletは、新しいスニーカーの購入やスニーカーの修理などに利用できる。
Agletは単なるゲーム内通貨であり、他の仮想通貨や日本円に換金することは現状できない。今後換金できるようになる予定とされているため、最新情報の発表をしばらく待とう。
一定以上歩くとスニーカーがもらえる
1,000歩・2,500歩・5,000歩など、一定以上歩くと、ボーナスとして新しいスニーカーがもらえる。
スニーカーは、その日の天候によって稼ぎやすさが変動する。そのため天候に合わせてスニーカーを履き替えるのがおすすめである。
マップ上の決められた場所でスニーカーの修理ができる
スニーカーを利用していると、耐久性が少しずつ下がる。そのような時はリペアステーションで修理を行う。
リペアステーションはマップ上の決められた場所に設置されているため、歩いて向かえば問題ない。なお、クールダウンタイム中はそのスニーカーを利用できなくなる。
Aglet(アグレット)での稼ぎ方
Agletでは、歩くことでゲーム内通貨やアイテムを獲得することが可能だ。
アイテムには「Treasure Stash(トレジャースタッシュ)」というボックスがあり、このボックスを開けることでゲーム内通貨やスニーカーが獲得できる。
またごくまれに、ボックスの中に現物のスニーカーと交換できるチケットが入っていることもあるとか。このように、Agletでは楽しみながらプレイできる工夫が施されている。
Aglet(アグレット)を始める前に用意すべきもの
Agletを始めるにあたって、絶対に用意すべきものは今のところない。スマートフォンさえあればすぐに始められる。
ゲーム内通貨のAgletは現時点(2022年5月)では仮想通貨や日本円に換金できないため、仮想通貨の準備も不要だ。
しかしAgletでは近い将来NFTスニーカーをリリースすると言われており、その際にはETHかUSDCと換金できるようになると言われている。
換金できるようになった際には、ゲームで稼いだ分を自身の口座に移動させる必要がある。そのため、事前に「口座開設しておく」「仮想通貨を購入しておく」ことはおすすめだ。
口座開設は、Coincheckを推奨する。Coincheckは国内取引所の中でも取扱通貨が豊富で、取引手数料も良心的である。
Aglet(アグレット)の始め方
では早速、Agletの始め方を解説する。
Agletはスマートフォンのアプリで利用する。アプリのインストールはこちらから行える。
「Aglet」と検索すればすぐに見つかる。
最初は無料でスニーカーが支給される。表示されている3つのスニーカーの中から、好みのものを1つ選ぼう。
画面の指示通りに、箱の上を2回タップする。
次に、箱を開けるために横へフリックする。するとスニーカーの開封作業が完了し、次の画面へ遷移する。
「LET’S GO!」をタップする。
アバター作成では顔や服装、肌の色など細かく設定することができる。
アバターの作成が終わったら、「GOT IT!」をタップ。
Referral codeは、いわゆる紹介コードである。特になければ空欄で構わない。
各設定の内容は上から順番に、下記の通りだ。一つ一つタップして設定していこう。
- Fitness Tracking
-
歩数情報をスマホと同期するかどうかを設定する。この項目の設定は必須である。
- Notifications
-
アプリからの通知設定。どちらでも問題ない。
- App Tracking
-
アプリのトラッキングを設定する。許可すると広告などがパーソナライズされる。どちらでも問題ない。
- Location Services
-
位置情報の設定。アプリの使用中のみ許可するのがおすすめである。
ここまで設定すれば、以下のような画面が表示される。必要な設定はこれで全て完了だ。
Aglet(アグレット)のロードマップ
以下の画像は、Agletのロードマップである。
ロードマップの内容を日本語で簡単にまとめたものが、下記の表である。
2022年第二四半期 | ・史上初のゲーム内NFTショップ ・現物のスニーカーリリース ・Aglet NFT保有者専用の限定スニーカー |
2022年第三四半期 | ・マーケットプレイスオープン ・USDCとETHで購入可能に |
2022年第四四半期 | ・ImmutableXでNFTの売買が可能に ・OpenSeaやLooksRareでNFTの売買が可能に ・NFT保有者限定でAgletライブコンテンツに参加 |
より詳しい内容は、こちらの公式ブログから確認できる。
2022年5月28日には、現物のスニーカーがリリースされた。日本でも何人かゲットした方がおり、世界中で盛り上がった。
2022年第四四半期にある「ImmutableX」とは、ガス代無料で利用できるレイヤー2ネットワークサービスだ。同プラットフォームでは従来のNFTマーケットプレイスのように、トークンの作成やNFT取引を行える。
Immutable X(イミュータブル・エックス)とは?仕組みや特徴などの基本的な知識を解説!
OpenSeaとLooksRareは、世界中でよく使用されているNFTマーケットプレイスだ。これらのマーケットプレイスでの取り扱いが始まれば、より一層注目を集めることが予想される。
OpenSeaでのNFT購入方法・販売方法については、下記の記事で詳しく紹介している。
OpenSeaでのNFT購入方法|決済方法や準備すべきものもまとめてご紹介
加えて、LooksRareでのNFT購入方法については、下記から確認できる。
LooksRareでのNFT購入方法|決済方法や準備すべきものもまとめてご紹介
Aglet(アグレット)に関するよくある質問
最後に、Agletに関するよくある質問を紹介する。
Q1.独自トークンはある?
今のところ、仮想通貨や日本円と交換できるトークンはない。Agletで使用されるトークンは現状、記事上部でも紹介した「Aglet」のみだ。
今後開発が進めば、仮想通貨や日本円に換金できる独自トークンがリリースされる可能性はある。常に最新情報を確認することを心掛けよう。
Q2. AgletとSTEPNの違いは?
Agletと似たサービスに、「STEPN(ステップン)」というものがある。STEPN もAgletと同様、歩くことで報酬が発生するというMove to Earn形式のゲームだ。
STEPNとAgletの違いを簡単に表にまとめると、以下のようになる。
Aglet | STEPN | |
---|---|---|
ブロックチェーン | イーサリアム | ソラナ |
初期費用 | 不要 | 必要 |
独自トークン | ない | GST/GMT |
似た内容のゲームであるものの、相違点もあることが分かる。
なお、STEPNについてはこちらの記事で詳しく紹介している。興味のある方はぜひチェックしてほしい。
Q3. ゲームで得たNFTを他のマーケットプレイスで販売できる?
現状ではできない。
ただ、ロードマップの項目でも解説したように、2022年後半からOpenSeaやLooksRareといったマーケットプレイスで取引が可能になる。その際にはゲームで獲得したNFTを他のマーケットプレイスで販売できるようになる。
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Agletをプレイして歩きながら稼ごう
今回は、Move to Earn形式のAgletというゲームについて詳しく紹介した。
Agletは無料で始められるため、参入障壁が低いゲームだ。特に、「まだブロックチェーンゲームをしたことがない」という方は軽い気持ちで始めてみてはいかがだろうか。
今後はETHやUSDCとも交換可能になるほか、独自のマーケットプレイスも登場するとされている。今話題のMove to Earnゲームのひとつとしてさらに注目を集めていくことが期待できるため、今のうちからゲームに慣れておいて損はないだろう。
なお、当サイトでは他のブロックチェーンゲームについても多数紹介している。公式Twitterでは最新記事の掲載情報をツイートしているので、合わせてチェックしておいてほしい。
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関連記事:【NFT取引入門】必要なウォレットの種類から正しい選び方までご紹介
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